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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログは引き継がれる小耳症手術(永田法)の情報を継続して更新します。永田法による小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

2023年2月4日(土)に、第8回永田法による小耳症手術説明会が行われ、
今回は、小耳症患者様とそのご家族2組の参加でした。

▼丸山成一医師より『永田法による小耳症治療』の詳細な説明が行われました。
第8回小耳症説明会_1

プロジェクターを使い、永田法による小耳症手術の流れや症例写真、
他の方法との違いなどを見ていただきました。


▼当院事務長から手術までの基本的な流れや入院に関する事項などをご説明しました。
第8回小耳症説明会_2



質問タイムもお取りしています。

今回は一組のご家族が説明会後に診察も受けられました。

このご家族のように、「説明会の同日に診察も一緒に予約したい」というお問合せも増えてきています。



次回、説明会は

3月4日(土)の開催予定です。
※コロナ感染状況により開催日程・参加人数を急遽調整させていただく場合があります。
ホームページの最新の開催予定日をご確認ください。

1st-stage operation for microtia 31/January/2023
小耳症(左耳)の肋軟骨移植術 2023年1月31日

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)   

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施設/成田富里徳洲会病院


1st-stage operation for lobule type microtia

耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術




20230131OP_術前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。


20230131_OP透明フィルム

Determine the proper anatomical location
  with transparent film template.

透明フイルムに印刷した本人サイズの設計図を用いて
耳介の正常な場所と大きさを決定する。


20230131_OPデザイン

The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。


20230131_OP皮弁作成

Skin flaps formed,
  anterior skin flap of the lobule,
  posterior skin flap of the lobule,
  mastoid skin flap,
  tragus skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  乳突洞部皮弁、
  耳珠用皮弁。
すべての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。



20230131_肋軟骨フレーム

Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
  [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。


20230131_術後

3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。




丸山 成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』




Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。



Secondary reconstruction for microtia 17/January/2023
小耳症(右耳)の耳立て修正手術

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施  設/成田富里徳洲会病院

2023年1月17日

小耳症(右耳)の耳立て修正手術



今回の症例は永田先生が耳介挙上術まで行いましたが、

高さを改善するために再挙上術を行いました。

20230117_OP術前

20230117_術前_斜め

20230117_術前_角度

20230117_OPデザイン

以前の手術で作成された挙上用のブロックを取り出し、倒れにくいように再形成し挿入しています。

20230117_OP肋軟骨

再挙上した耳はしっかり立っています。
20230117_術直後1



20230117_術直後2


20230117_OP術直後3


20230117_OP術直後4

術前と術後の比較です。 改善されていることがわかります。
20230117_術前術後角度比較





丸山成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


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2022年8月2日に成田冨里徳洲会病院にて

丸山医師と中島医師が小耳症手術(永田法)を行った患者様の

自由研究作品『みんなは知ってる?小耳症!』が、

地域の教育委員会主催の学習コンクールにおいて、優良賞を受賞されました。

小耳症手術について患者様の視点から調べたことが詳しくまとめてあり、

入院生活や手術前後の心境などもうかがい知ることが出来る素晴らしい作品です。

ぜひご覧ください。


作品全文はこちらからご覧ください。
↓↓↓↓
『みんなは知ってる?小耳症!』(PDFデータ)

賞状

20220802OP_コンクール表紙

20220802OP_コンクール本文






※患者様とご家族のご厚意により掲載許可を得ています。写真・本文等掲載データの無断転載・複製・引用を禁じます。





Postoperative report on the patient operated on August 2, 2022
2022年8月2日小耳症(左耳)の肋軟骨移植術の術後報告【5カ月半経過】

Type of Surgery: 1st-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術



★手術の様子はこちら→ 『小耳症(左耳)の肋軟骨移植術』

★術後 2週間と3週間の経過写真はこちら→ 『2022年8月2日肋軟骨移植術の術後報告①【3週間後】』

★術後 1カ月の経過写真はこちら→ 『2022年8月2日肋軟骨移植術の術後報告②【1カ月経過】』


左小耳症_20220802_1
Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。


左小耳症_20220802_6

3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。


20220802OP_5カ月半後

20220802OP_5カ月半後_斜め


20220802OP_5カ月半後_全体

Approximately 5 and a half months after surgery

術後 5カ月半



丸山成一




★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
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