前回きっかけをお話したので、続きを・・・。
看護師3年目にマッサージに興味を持ちましたが、どうしていいものか分からず、日々の忙しさに(遊びも入りますが・・・)追われて、何事も行動を起こさず勤務移動になりました。
看護師6年目に手術室(兼・透析室)に移動になりました。
透析室では、足がつる患者様が多く、『リフレクソロジー』を習うといいのかな?
と、思うようになりました。
しかし、資格を取るのは、時間とお金がかかり、働きながら通える学校を見つけることができませんでした。今思えば、その時は、仕事と、プライベートと、マッサージを比較した場合、マッサージへの情熱が弱かったのだと思います。
そうこうしているうちに時は流れ・・・。
手術室へ移動し5年くらい経ったでしょうか。
マッサージを受けるのがもともと好きで、疲れると自分メンテナンスにマッサージに通ってました。
指圧、整体、リフレクソロジー、台湾マッサージ、タイ式マッサージ・・・などなど。
そして、結局たどり着いたのが、アロマセラピーでした。
「こんなに気持ちがいいもの、他の人だって気持ちが良いに違いない!」そう思うようになり、
私の中でアロマセラピーの比重が高まっていきました。
同じ頃、私の親友のお母様の体調が悪くなり入院生活をすることになりました。
私の親友は、毎日、毎日、仕事の後に病院へ行き看病をしました。
彼女はがんばり屋さんなので、一日も休まず病院へ行きました。
仕事と看病を両立する彼女は、本当に疲れていました。
しかし、面会後に開いているマッサージのお店がほとんどなく、「病院にマッサージ屋があれば良いのに」と。
その言葉を聞いて、本当にそうだと思いました。
患者様だけでなく、ご家族の方も受けられるマッサージ。
そして、そこで働く医療従事者も受けられるマッサージ。
(医師も看護師も疲れていては、良い医療、良い看護が提供できませんから。)
そんなマッサージの施設がある病院はこれから必要だ。
漠然とした目標が、気持ちが少しずつ形を現しました。
そんな時、日本看護協会が主催している勉強会で、「アロマセラピー」という項目を見つけたのです!!。
看護師11年目、(手術室6年目)のときでした。
看護師になって、早10年+内緒年(ご想像にお任せします)がたちます。
アロマのことを皆さんに知っていただくために
なぜアロマセラピストになったのか、少しづつお話したいと思います。
まず今日は<きっかけ>です。
新人看護師で配属された職場は「混合外科病棟」でした。
そこでサルトル様と5年間お仕事をさせて頂いたのです。
<混合>というだけあって、消化器外科、脳外科、泌尿器科、口腔外科、皮膚科、そしてサルトル様の形成外科。なんでも病棟でしたので、色々な病気の患者様がいらっしゃいました。
外科系の病棟ですが、手術して元気になって退院する患者様ばかりではなく、癌の再発や末期で手術ができないほど進行している方も主治医が最後まで看取るので、様々な病状の患者様が入院していました。
足がむくみすぎてベッドから立ち上がれない患者様、肺の病気で24時間息苦しさから解放されない患者様、身体中の骨が痛くて自分では全く動けない患者様、・・・。まだまだ書き切れません。
看護師は医師の指示がないと、医療行為が行なえません。
どんなに患者様から要求されても、医師の指示がない限り、飲み薬を渡すことも、注射を打つこともできません。
そして薬の効く方もいれば、全く効果のない方もいました。
薬の効かない患者様に、「足をもんで」「足をさすって」「背中をさすって」「手を握ってて」といわれ、どうやったらいいのか分からないまま、痛くない程度に押したり揉んだり・・・。
試行錯誤のマッサージでも、喜んでもらえ、感謝の言葉をもらっていました。
「マッサージなら、自分の力で何かできるかも」と思うのと同時に、「せっかくなら、効果的なマッサージができたらいいのに」と思ったのが、そもそものきっかけです。
それが、看護師3年目の時でした。
今日は患者さんになり、首にある小さなイボ(たくさんあるんです)を取ってもらいました。
「局所麻酔をして電気メスで焼く⇒2週間ぐらいでかさぶたが取れる⇒イボなくなる」・・・ちょっと痛そうだけど・・・やってみよう
実際は局所麻酔が、痛い痛い痛い・・・。(キレイになるためにガマン。)
先生「はい、お麻酔ですよ~。痛いですよ~」
看護婦さん「あっ、痛そう・・・。がんばって~!!」
この繰り返しで、たくさんあるイボを丁寧に焼いてもらいました。
どうもありがとうございました
おうちに帰ると、麻酔が切れて、軽いやけど状態の首が少しヒリヒリ・・・。
こんなときこそ!!リンパドレナージュ!!
1、首のリンパドレナージュ(傷の治りを促進させます)して
2、ローズウォーター(ラベンダーが家になくて・・・)で冷湿布
3、ティートリーの精油(殺菌作用があります)をつけました。
かさぶたが取れるのが楽しみです
サルトル様からご紹介いただきました アロマ姫
です。
眠れる森の美女に名づけてもらいました
「姫」なんて恥ずかしくて・・・。と思っていましたが
聞きなれると、恥ずかしさも吹っ飛び、自らマークつけて自己紹介してしまいました
先月からアロマセラピーを始めることができました。
これもサルトル様はじめ院長婦人、愉快な仲間たちのお陰です。
嬉しくて 嬉しくて 嬉しくて
アロマもブログもがんばります