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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

5月2日の土曜日、第51回小耳症説明会を行いました。
3密を避けるため、毎回3家族での参加をお願いしていますが、
朝になって1組ご都合が悪くなり、参加を延期。
そのため2組だけでのゆったりとした説明会になりました。

小耳症の説明会は、家族が何人かそろって参加されることが多いため、
3組でも参加者は人数が多くなりがちです。
個別での診察も、お受けしているので、希望の方はお問い合わせください。

おいでになったら、まずは手指の消毒をお願いし、
次に健康状態の確認をさせていただきました。
さすがに最近は、マスクは必ず着用しておいでになっています。
先生方ももちろんマスクを着けています。

早くコロナが収束して、マスクなしで過ごしたいものです。


Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D.  1/May/2020
One stage auricular reconstruction for large concha type microtia

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2020年5月1日
通常より大きな耳甲介型小耳症の肋軟骨移植術・「耳介の一期的再建」


P1180255.jpg
Preoperative appearance of
   large concha type microtia.

通常より大きな耳甲介型小耳症の術前。

P1180256.jpg
Preoperative appearance of
   large concha type microtia.

通常より大きな耳甲介型小耳症の術前。

P1180257.jpg
Determine the proper anatomical location
  with transparent film template.

透明フイルムに印刷した本人サイズの設計図を用いて
 耳介の正常な場所と大きさを決定する。

P1180258.jpg
The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

P1180259.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
  [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1180263.jpg
Skin flaps formed,
  anterior skin flap of the lobule,
  posterior skin flap of the lobule,
  mastoid skin flap.
Almost remnant ear cartilage removed
  except tragus and anti-tragus.
Skin pocket created.

皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  乳突洞部皮弁、
耳珠、対珠を除くほとんどの遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

P1180266.jpg
3-D frame is grafted
   under the skin pocket
    and one-stage reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植して
 耳介の一期的再建を行った。

P1180268.jpg
At the end of the 1st-stage operation
   with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。


このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染 移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。




今年は冬休みが長めだったため、2月1日が、今年に入って初めての小耳症説明会。
今日はもはや節分だというのに、頭の中はまだ正月気分。
今一つエンジンがかからない。

しかし、先生方はすでにエンジン全開で、久しぶりの説明会会場に、大きな声が響き渡る。
参加したBabyたちの大きな声も響き渡る。

そういうことで今年もよろしくお願いいたします。
説明会は、毎月第一土曜部の午後、開催予定です。

Nagata Microtia and Reconstructive Plastic Surgery Clinic
Satoru Nagata, M.D., Ph.D. 12/September/2019
Secondary reconstruction for microtia after sylastic implant removed

永田小耳症形成外科クリニック・永田 悟・2019年9月12日
シリコン抜去した小耳症の再々建手術


P1170288.jpg
6 months after sylastic implant removed.
Pre-operative appearance of concha type microtia.

化膿して露出した「シリコン」抜去を半年前に行った症例。
本日、耳介再々建手術を行う

P1170291.jpg
The outline for the secondary reconstruction operation.

耳介再々建手術のデザイン。

P1170292.jpg
The temporoparietal fascia flap
  [TPF] is elevated.
Skin flaps formed,
  anterior auricular skin flap,
  posterior skin flap of the auricle.

TPFを挙上した。
皮弁形成を行った。
  耳介前面皮弁
  耳介後面皮弁

P1170294.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
  [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。

P1170296.jpg
3-D farme is grafted and covered with TPF and skin flaps.
Lateral and upper posterior portion is covered with TPF.

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットへ移植し、
耳介外側前面および後面の皮弁で被覆できない部分をTPFで被覆した。

P1170297.jpg
Ultra-delicate split thickness scalp skin
   [UDSTS] is harvested.

頭皮分層皮膚を採取した。

P1170298.jpg
UDSTS is grafted on TPF portion.

TPFの部分に頭皮分層皮膚移植を行った。

P1170299.jpg
P1170302.jpg
At the end of the 1st-stage operation
  with Bolster fixation sutures.

ボルスター縫合固定を行って手術終了。


このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染 移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎 縫合不全 ハゲ 床ずれ その他

上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



暑中お見舞い申し上げます。
厳しい暑さです。
埼玉ですから、ほんと、暑いです。

8月3日、その暑さの中、小耳症説明会にご参加いただき、
ありがとうございました。
また、手術を控えてもう一度説明を聞きたいと、
午前中からお待ちいただいた方も、お疲れ様でした。

夏休みでもあり、午前中は再診の方たちもたくさんおいでになり、
夕方からは戸田市の花火大会で、あちらこちらがざわめきざわめき、
何とも夏休みらしい一日でした。
もうしばらくは、外来も込み合って、
戸田市の花火大会と共に、私の夏の恒例行事となっています。

まだまだ暑さが続きます。
皆様どうぞご自愛いただき、つつがなく過ごされますように…・