今日の手術は、
鼻の再々建手術だった。
以前に他の美容外科院で手術されていたが、
不幸な結果となったために、
当院へ、やり直し手術を希望されて全身麻酔下の手術となった。
わずか3センチくらいの傷で、肋軟骨を採取して、形を作成し
鼻の皮下に移植した。
シリコンなどの異物と違い、自分の肋軟骨の組織移植なので
化膿したりといった害がなく、
骨移植と違って、軟骨移植は
鼻のように、血行の良い組織下に移植すると後で融ける事がない。
すなわち、肋軟骨移植は、後で、害を及ぼさない安全で、理想的な鼻再建の手術である。
ところが胸の変形を起こさずに短い切開で肋軟骨を採取する事は
なかなか手の込んだ手術となる。が、
当院では耳を作る手術を毎週3例ずつ行っており、
国内で、最も肋軟骨移植症例が多い施設なので
肋軟骨の採取に慣れている。
永田小耳症形成外科クリニックならではの手術でもある。
鼻の曲がったような形を強制し、鼻筋を通し、
鼻の穴の形の左右差を修正したことで
美しいすっきりとした鼻になった。
耳と違って、鼻は、患者さんのプライバシーの問題があるので、
写真をお見せできないのが残念です。
歳をとると、色々なところが重力に負けてたるんでくる。
瞼[マブタ]に注目してみると、
瞼の皮膚がたるんで落ちてくるために、
若いときは綺麗な二重をしていたのに、垂れた皮膚が、かぶさってしまい
奥二重となってくる。
さらに進行すると視線を覆うようになる。
このようになれば、眼を大きく見開かないと見えにくくなり
最後には、アゴを突き出したように上を向かないと、正面を見れなくなる。
こうなると首や肩に負担もかかり、肩こりばかりか、
姿勢も悪くなり、体調全体も悪くなる。
そしてついには頸の骨まで変形の原因ともなる。
こんな事になる前に、マブタのたるみをとっておいたほうが良い。
美しく若返るだけではなく
姿勢も良く保てるので
肩こりも少なく
体調をも保てるのだ。
夏は海水浴などで日焼けしたくなる。
日焼けする事でバカンスを楽しみたいのは、若いとき
しかしこれ、歳をとってから後悔することになる。
いたるところ日焼けの後に、しみが出来てくるのだ。
相当美人であっても、しみが多くなると台無しだ。
高級化粧品を使ってもほとんど、しみは消す事が出来ない。
し・しかし・レーザーを使い、治療を行えば
たちまち、しみが取れるから、
お化粧の乗りも良くなるし何はともあれ若返って見える。
しみが取れた患者さんは、
「こんなに効果があるのならもっと早くからやっておけばよかった。」
と喜んでもらえるので、治療した園長先生もやりがいがあるというものだ。
歳をとると、頸に多数の小さな「いぼ」が出来る人がいる。
小さかったいぼが、少しずつ飛び出してくる。
数が多いので、なんとも気になってくる。
このいぼ、
1個1個を電気メスで焼く治療法がある。」
局所麻酔をかけて焼く、
すると、2週間ほどで点状の「かさぶた」が取れてきれいになる。
平らな、すっきりとした頸を取り戻した人は
爽快感そのものとなる。
入れ墨を入れたものの後でとりたくなる人がいる。
入れ墨は深いところまで入っている事が多く、
結局小さい場合は切除出来るが、場所によっては瘢痕がケロイドとなる事もある。
大きな入れ墨となると切除しても縫い寄せられないため
植皮手術が必要となる。
すると全身麻酔手術が必要だ。
最低でも2週間の入院が必要となる。
抜糸がすんでからの通院も必要だ。
もちろん入れ墨を取る手術は、健康保険が利かない手術だ。
入れ墨を入れた後は、
日本社会では、どのようになるのか、見なされるのか、をよく考えて判断しないと
、後で取るといっても簡単ではない、と言う事を
知っておいてからにしてほしいものだ。