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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

2nd-stage operation for lobule type microtia 2/February/2024
耳垂残存型小耳症(右耳)の耳立て手術 2024年2月2日

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Assistant:Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

助手/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施  設/成田富里徳洲会病院



2024年2月2日

耳垂残存型小耳症(右耳)の耳立て手術


※1回目・肋軟骨移植術の様子はこちら→『耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術』
※1回目術後経過はこちら→『2023年5月9日手術症例の術後報告① 【8日後ガーゼ交換と2週間後経過】』
※1回目術後経過はこちら→『2023年5月9日手術症例の術後報告② 【7カ月後】』



20230509OP_術前

20240202OP_術前横

2023年5月に成田富里徳洲会病院で、1回目肋軟骨移植術を行った耳垂残存型小耳症(右耳)の症例です。

1回目手術から約8カ月半が経過し、このたび耳介挙上術(耳立て手術)を行いました。



※1回目・肋軟骨移植術の様子はこちら→『耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術』


20240202OP_デザイン

The outline for the 2nd-stage operation.

耳介挙上術(耳立て手術)のデザインです。

20240202OP_術前_健側との比較

20240202OP_背面比較

健側の左耳の形状を参考に、再建耳の対耳輪を通常の患者様に比べてまっすぐに作っています。

このように、なるべく健側の形に近づける工夫を行っています。

20240202OP_術中

The temporoparietal fascia flap
  [TPF] is elevated.

浅側頭筋膜(TPF)を挙上しています。


20240202OP_術直後


20240202OP_術直後角度


The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介はしっかり立っています。


手術直後は腫れや赤みがありますが、時間の経過とともに徐々に落ち着いていきます。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。


Postoperative report on the patient operated on October 17, 2023
2023年10月17日手術症例の術後報告②【2カ月半後】

Type of Surgery:2nd-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術


※手術の様子はこちら → 『2023年10月17日手術報告』

※術後の経過はこちら → 『2023年10月17日手術症例の術後報告①【3週間後】』


20231017OP_術前

小耳症(左耳)に対し、2021年10月に永田先生が肋軟骨移植術を行って再建した症例です。

耳介挙上術(耳立て手術)を引き継いで行いました。

20231017OP_術後

20231017OP_耳立て

Immediately after surgery

手術直後

20231017OP_3週間後_横

20231017OP_3週間後_斜め横

Three weeks after surgery

術後 3週間

20231017OP_2カ月半後_真横

20231017OP_2カ月半後_斜め

Two and a half months after surgery

術後 2カ月半


20231017OP_3週間後と2カ月半後_真横_

20231017OP_3週間後と2カ月半後_斜め-

Comparison of 3 weeks and 2.5 months postoperatively

術後3週間と術後2カ月半の経過比較


耳は後戻りすることなく、立っています。 徐々に輪郭もはっきりしてきました。

また髪の毛も、2カ月半で徐々に生えそろっているため、傷跡も目立ちません。

20231017OP_2カ月半後_マスク

マスクもしっかり掛けられています。




丸山成一

★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

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※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。


Postoperative report on the patient operated on November 7, 2023
2023年11月7日手術症例の術後報告① 【1カ月後】


Type of Surgery:1st-stage operation for small concha type microtia
手術内容: 小耳甲介型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術



※手術の様子はこちら →  2023年11月7日手術報告『小耳甲介型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術』


20231107OP_術前

Preoperative appearance
  of small concha type microtia.

小耳甲介型小耳症の術前。

20231107OP_デザイン

The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

20231107OP_術直後

Immediately after surgery

手術直後

20231107OP_術後1カ月正面

20231107OP_術後1カ月斜め

One month after surgery

術後 1カ月

術後19日後と1カ月後の比較_合成
Compare 19 days and 1 month after surgery

術後19日経過と1カ月後の比較


腫れや赤みが落ち着いて、徐々に耳の輪郭が出てきているのがわかります。


次回は、耳介挙上術(耳立て手術)を行います。



丸山 成一



★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

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Postoperative report on the patient operated on May 9, 2023
2023年5月9日手術症例の術後報告②【7カ月後】

Type of Surgery:1st-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術


※手術の様子はこちら → 『2023年5月9日手術報告』

※過去の経過報告はこちら → 『2023年5月9日手術症例の術後報告① 【8日後ガーゼ交換と18日後経過】』


20230509OP_術前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

20230509OP_デザイン
The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

20230509OP_術後

Immediately after surgery

手術直後

20230509OP_7カ月後横

20230509OP_7カ月後斜め

7 months after surgery

術後 約7カ月


20230509OP_術後比較

Comparison at 18 days, 2 months, and 7 months after surgery.

術後18日後、2カ月後、7カ月後の比較。

術後18日の経過ではまだ腫れが目立ちますが、
2カ月後の経過で、腫れが落ち着き、耳の溝ができています。
7カ月経過では、よりハッキリと形がでています。


20230509OP_健側と小耳症比較_合成

20230509OP_肋軟骨フレーム

この患者様は、再建耳の対耳輪を通常の患者様に比べてまっすぐに作っています。
これは反対側(健側)の耳の形に合わせて作成したためです。
このように、なるべく健側の形に近づける工夫を行っています。

次回は、耳介挙上術(耳立て手術)を行います。


丸山 成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

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許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。



Postoperative report on the patient operated on June 14, 2022
2022年6月14日手術症例の術後報告②【1年5カ月後】

Type of Surgery:2nd-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術


※手術の様子はこちら → 『2022/6/14手術報告』

※2カ月後の経過はこちら → 2022年6月14日手術症例の術後報告①【2カ月後】

20210812永田OP_1回目術前

左小耳症_01_20220614

10 months after the 1st-stage operation
 for lobule type microtia
 and reconstructed auricle.

耳垂残存型小耳症(左耳)に対し、永田先生が10カ月前に肋軟骨移植術を行って再建した耳介です。

I took over the second surgery.

耳介挙上術(耳立て手術)を引き継いで行いました。

左小耳症_03_20220614

Immediately after surgery

手術直後

20220614OP_1年5カ月後真横

1 year and 5 months after surgery

術後 1年5カ月

20220614OP_1年5カ月後斜め

20220614OP_1年5カ月後正面

20220614OP_1年5カ月後斜めマスク

20220614OP_術直後_2カ月_1年5カ月後の比較

手術直後、術後2カ月経過、術後1年5カ月経過の比較です。

再建した耳介は後戻りすることなくしっかり立っています。

20220614OP_2カ月後と1年5カ月後の比較

術後2カ月と術後1年5カ月の全体を比較しても

術後2カ月ではまだ赤みがありますが、

術後1年5カ月ではすっかり赤みも落ち着き、髪の毛も生えそろっているため

傷跡はほとんど目立たない状態です。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。