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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

1st-stage operation for concha type microtia 19/December/2023
耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術 2023年12月19日

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Surgeon: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)   

執刀医/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施設/成田富里徳洲会病院


2023年12月19日

耳垂残存型小耳症の肋軟骨移植術




20231219OP_術前
Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。


20231219OP_デザイン

The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。

20231219OP_術中

Skin flaps formed,
  anterior skin flap of the lobule,
  posterior skin flap of the lobule,
  mastoid skin flap,
  tragus skin flap.
All remnant ear cartilage removed.
Skin pocket created.

皮弁形成を行った。
  耳垂前面皮弁、
  耳垂後面皮弁、
  乳突洞部皮弁、
  耳珠用皮弁。
すべての遺残耳介軟骨を摘出した。
皮下ポケットを作成した。

20231219OP_肋軟骨フレーム

Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame
  [3-D frame] and paper template.

作成した3次元肋軟骨フレームと紙型。
左の耳の幅がやや広めだったので、それに合わせて再建側の型紙も通常より幅を広くしてカットし、フレームを作成しました。
このようになるべく反対側に合わせてデザインするように心がけています。


20231219OP_術直後

3-D frame is grafted
  under the skin pocket
  and reconstructed auricle.

3次元肋軟骨フレームを
 皮下ポケットへ移植して再建した耳介。


次回は耳介挙上術(耳立て手術)を行います。


丸山成一

★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。

Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic and its affiliated companies hold the copyright for the text, photos/images and illustrations, etc. on this blog.
Any reproduction, quotation or use of the contents of this website without permission is prohibited.

※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。


Secondary reconstruction for microtia 1/December/2023
小耳症(右耳)の耳立て修正手術

Surgeon: Seiichi Maruyama (plastic surgeon, Hills Aesthetic and Cosmetic Clinic)
Surgeon: Yasuyo Nakashima (plastic surgeon, Narita Tomisato Tokushukai Hospital)

執刀医/丸山成一 (ヒルズ美容クリニック)  

執刀医/中島康代 (成田富里徳洲会病院)

施  設/成田富里徳洲会病院



2023年12月1日

小耳症(右耳)の耳立て修正手術



今回の症例は永田先生が耳介挙上術まで行いましたが、

高さを改善するために再挙上術を行いました。


20231201OP_術前

20231201OP_術前斜め

20231201OP_術前上から
形はとてもきれいですが、上からみるとくびれががなく、眼鏡・マスクもかけにくい状態です。

20231201OP_デザイン
術前のデザイン

20231201OP_肋軟骨ブロック
左がもともと入っていた挙上用の肋軟骨ブロック 右がくびれを出して再挙上するために修正して組みなおしたブロックです。
20231201OP_術後真横

20231201OP_術後上斜め

術直後でまだ腫れていますが、くびれができています。

20231201OP_術後斜め比較

術前と術後の比較です。 改善されていることがわかります。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』


Cases presented here are to help you understand microtia surgeries. The results vary by case.
※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。


Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①挙上した耳介が再度倒れる
②皮弁の生着不良・壊死
③感染、移植軟骨の露出
④糸やワイヤーの露出
⑤傷跡が目立つ
⑥薄毛・脱毛
⑦長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑧長時間同じ体位による褥瘡
⑨その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


※ブログの文章、写真画像、イラスト等の著作権はヒルズ美容クリニック及び関連会社が保有します。
許可なく無断複製・引用・使用を禁じます。


Postoperative report on the patient operated on May 30, 2023
2023年5月30日手術症例の術後報告①【2カ月半後】

手術内容: 両耳小耳症の左側耳立て修正手術



症例は両耳の小耳症で、永田先生が耳介挙上術まで行いましたが、

高さを改善するために再挙上術を行いました。

手術は片耳ずつ行うため、まずは左耳のみの修正を行い、

術後2カ月半が経過した左耳の状態を供覧します。


※手術の様子はこちら → 『2023年5月30日手術報告』



20230530OP_術前術前横向き

20230530OP_術前斜め後ろ

20230530OP_術前耳の高さ

Preoperative condition of the ear.

手術前の状態です。

今回の手術では、以前の手術で作成された挙上用のブロックを取り出し、倒れにくいように再形成し挿入しました。

20230530OP_術後横

Immediately after surgery

手術直後

再挙上した耳はしっかり立っています。

20230530OP_術後耳の高さ比較

術前と術後の比較。高さが改善されています。

20230530OP_術後2カ月半横

20230530OP_術後2カ月半眼鏡

Two and a half months after surgery.

術後2カ月半の経過です。

耳に高さがでて、眼鏡もかけられるようになりました。



丸山成一


★入院中の様子はこちら→ 『小耳症治療の様子』

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※ここに供覧した症例は、小耳症の手術をご理解いただくためのものです。症例により結果は異なります。
  
Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


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Postoperative report on the patient operated on May 7, 2023
2023年3月7日手術症例の術後報告① 【8カ月後】


Type of Surgery: 1st-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術


※手術の様子はこちら → 2023年3月6日手術報告 『耳垂残存型小耳症(右耳)の肋軟骨移植術』



20230307OP_術前

Preoperative appearance
  of lobule type microtia.

耳垂残存型小耳症の術前。

20230307OP_デザイン2

The outline for the 1st-stage operation.

肋軟骨移植術の手術デザイン。


20230307OP_術後

Immediately after surgery

手術直後

20230307OP_8カ月後

20230307OP_8カ月後斜め

8 months after surgery

術後 8カ月


20230307OP_20日後と2カ月半後と8カ月後

術後20日、2カ月半、8カ月経過の比較です。

徐々に耳介の輪郭がでてきているのが分かります。

後日、耳介挙上術を行います。

丸山 成一


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Complications after microtia surgery:

Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.


◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。


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Postoperative report on the patient operated on October 17, 2023
2023年10月17日手術症例の術後報告①【3週間後】

Type of Surgery:2nd-stage operation for lobule type microtia
手術内容: 耳垂残存型小耳症(左耳)の耳立て手術



※手術の様子はこちら → 『2023年10月17日手術報告』


20211019_永田先生OP術前

20231017OP_術前

小耳症(左耳)に対し、2021年10月に永田先生が肋軟骨移植術を行って再建した、

『前傾した耳垂残存型小耳症』の症例です。

耳介挙上術(耳立て手術)を引き継いで行いました。


20231017OP_術後

20231017OP_耳立て

Immediately after surgery

手術直後

20231017OP_3週間後_横

20231017OP_3週間後_斜め横

20231017OP_3週間後_斜め横アップ

20231017OP_3週間後_耳裏

Three weeks after surgery

術後 3週間


The reconstructed auricle is projected.

再建した耳介はしっかり立っています。

また耳の輪郭は時間の経過とともにハッキリしていきます。




丸山成一



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Pneumothorax (1 out of 2000 cases), alopecia, partial necrosis of skin flap, partial exposure of costal cartilage grafted, skin graft failure due to congenital poor blood circulation of superficial temporal artery and vein, etc.

In the event such complications arise, an additional surgery may be performed to address them.

◆今回の手術の術後合併症

■重篤な合併症
顔面神経や血管の走行に異常を認めることが多く、手術によって顔面神経麻痺や皮膚壊死を起こすことがあります。
また軟骨の採取部位では気胸・血胸・心タンポナーデの可能性があります。

■その他の合併症
①植皮の生着不良・壊死
②感染、移植軟骨の露出
③糸やワイヤーの露出
④傷跡が目立つ
⑤薄毛・脱毛
⑥長時間同じ体位による環軸椎亜脱臼{第一頸椎(環椎)と第二頸椎(軸椎)}
⑦長時間同じ体位による褥瘡
⑧その他、予測不可能な合併症
以上のような合併症が起こった場合は、再手術や処置を行う場合もありますが、不可逆的な状態もありえますのでご了承ください。

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