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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

私はすでに日本教育システムが間違っている事をすでに何回もこのブログに書いてきた。


ようやく遅ればせながら、阿部内閣で現在教育時間の10パーセント増加を議論している。


しかし、愚かな政治家達が反対しているようである。


森前総理をはじめとした人達だ。


国民は馬鹿になりたくは無いのだ。


塾でしか受験に対処できる授業が出来ないならば、


国民の税金を使った学校の義務教育は何のためにあるのだろうか?


先人が築いてきた学問体系を基礎として新たな発展があるのだ。


すでに築かれた学問は、教えておかねばならない事だ。


それを塾でやれという教育システムは誰が考えても


間違っている。


「ゆとり教育」と言う甘い言葉にだまされたおかげで「日本の子供達の


世界に対する眼に余る学力低下を招いてしまった」と言う結果を真摯に受け止め、反省し


直ちに対策を取ることが、重要な事だと


すでに国民はわかりきっているのだ。


国民は馬鹿ではない。


あまりにも国民を甘く見ていたのではないか。


また、おじさんは怒っている。

私がこのブログで以前にも書いた多剤耐性結核菌に対する放送が


今頃になってNHKであった。


しかしその発生原因や深刻さに対する掘り下げたことは何も示されなかった。


それに対して、イギリス製作ナショナル・ジオグラフィック・チャンネルは


もっと抜本的な原因除去に対する事まで考えさせられる深く掘り下げた放送内容だった。


いつもそうだが、万人にわかりやすいようにという発想でばかり考える癖がついた日本では


知能程度の低い遅れた人を基準とした放送番組を作っている場合が多すぎる。


国民はそんなに馬鹿ではないのだ。


放送局は、もっとまともなブレーンを用意した番組つくりを心がけるべきだ。


特にNHKは、いつも、学問の検索能力に欠けている。


世界の文献検索もせずに簡単な番組作りを行っている。


だから、安易に最初から調べもしないで、レベルの低い有名大学教授に意見を聞いて


番組つくりをしてしまう。


結果として、底の浅い番組となっているのだ。


他局も同様で、インチキな「あるある大辞典」などは論外だ。


どうもどこの局も、大学出なら、身についているはずの


世界の文献検索が出来ていないようだ。


厚生労働省も同じレベルだからガッカリだ。

ご存知のとおり院長はずっとクリニックで生活している。昨年の5月からずっとだ。もはや自分の住民票がどこにあるのかも忘れていることだろう。私としてはそれも良いかな、と思っている。


さて、クリニックで暮らす、と言っても特別に寝泊りできる設備があるわけではない。最初は通いの予定だったので、普通の医局にあるソファーベッドで寝泊りしているだけだ。今や医局は院長の下宿部屋と化し、「たまには片付けてください」というと、ソファーベットを指差して「ここだけが俺の休める場所だー」と叫ぶ。だからこそ片付けなさいよと思うのだが、すぐにそのソファーで寝てしまう。寝ていないときはパソコンに向かってバチバチしてる。


当然炊事も小さな電気のこんろがひとつあるきりで、このこんろで時々何か作って食べている。それが、けっこういける。それをみんなに食べさせようとする。


得意料理は水炊き。なんでも水で煮て、ポン酢で食べる。でも、ニンニクを入れるんですよ。これを長男がお腹にいるとき作ってくれた。さすがにつわりで食べられない。うえっ。


次の日はそれにカレールーを入れる。それをライスカレーにして食べる。やっぱり食べられない。おえっ。


もちろんここでもそれを作って、○先生に勧めてる。「うまいうまい 」。それに目もくれない私を見て「あれ、奥さん、カレー嫌いなんですか?」


カレーが嫌いなんじゃない。カレーに何で白滝が入ってるのよ!それが嫌いなの。


 

老夫婦が二人とも寝たきりとなる。


枕元に緊急用の電話が置かれているが、それを使えない。


古びた一軒家のカーテンも引かれたまま。


介護職員が見回りに来る。


家の鍵は介護職員が持っている。


鍵を開けて家に入った介護職員が看護婦と共に事務的仕事に取り掛かる。


何十にもつけたオムツを取り外し


入浴介助をする。


その間に簡単な問診を看護職員が聞く。


「すまんなー、動けなくて。」と、おじいちゃん。


入浴がすみ体を拭いてかろうじて床ずれが出来ずにすんでいる事を確認し


又オムツを幾重にも重ねて、寝巻きを着せてねかせ、お布団を何枚も重ねる。


こうして夫婦2人又布団の中。


カーテンは閉められ、介護職員は外から鍵をかける。


せいぜい45分で終了。


1日に10件を回る介護職員はこのくらいの時間しかかけられない。


次の家へと車に乗り出発となる。


この老夫婦は、歩けもしないので、冬でも暖房を付けられない。


誰かが暖房をつけても、帰った後に暖房を消せないので、


ただ何十にも布団を重ねられる。


息苦しいだろう。


排尿や排便で布団が汚れないように何重にもオムツを当てられる。


床ずれにもなりやすいだろう。


カーテンも閉めっぱなしで、じめじめするだろう。


そして二人寝たきりで鍵をかけられている。


地震や火事がおきれば、一巻の終わりだ。


タンが詰まれば、窒息死。


いつも不安な老後だろう。


これが日本の関東の老人福祉の現状である。


かつて、戦争時代から長い間苦労して日本を支えてきた老人に


こんな貧弱な不安だらけの形式だけの老人ケアー。


これでいいはずがない。


少なくとも寝たきり老人は10組一箇所でケアーすれば


少なくとも、8時間誰かが面倒見れるだろう。


入浴介助施設があれば、介助もしやすいだろう。


暖房も入れてあげられるだろう。


看護職員も増やさずにすむだろう。


道路はもう作らなくて良いから


介護施設を作ればよい。あるいは、


生徒数の減少で廃校になった校舎を利用したり


国が無駄に多く作った赤字の保養施設を


この為に使ったりと、行政はもっと頭を使うべきだ。


現状はひどすぎる。


このままでは、あなたも、そんな老後となりますよ。


 


お金持ち用の何千万もかかる費用を払える人のための


介護施設の事は例外だ。そんな施設はほっておいて良い。


経営者が金儲けする施設だから。


 

アメリカの薬の使用許可量を日本の薬の使用許可量と比較すると


アメリカの許可量はどれもほぼ2倍となっている。


つまり、例えば、怪我をした時に


化膿止めとして患者さんに処方する抗生物質の量が


日本ではアメリカの半分しか許可されていないのだ。


アメリカに日本人も住んでいるのにだ。


科学的におかしい。


アメリカのFDAと日本厚生省の判断とどちらが正しいのだろうか?


日本医師会も、医学会も、大学も、薬理学会も、


こんなところから科学的に検討しなおすべきだ。


科学者の目から見たら、明らかにおかしいのだから。


医学は科学なのだから。

昨日、中国、上海の株価が9パーセント近く暴落した事を受けて


ヨーロッパ・アメリカの株価が4パーセント・5パーセントと下がった。


ブラジルは6パーセント以上暴落。


そして日本は5パーセントも下がった。


今まで活況を続けてきた中国市場がついに暴落した事で


世界の株価がこれだけ連動して下がったのは、初めての事だ。


もし本当に中国経済のバブル崩壊がさらに続くとすれば


世界経済に、さらに悪影響をもたらす事だろう。


1つの国の経済破綻でも起これば、


一夜にして世界経済は大きなダメージを受ける世の中となった。


これがまさにグローバル化の象徴だ。


自分の国だけがよければ、他国はどうでも良いと言う事では済まされなくなったのだ。


同様に医学の世界も同様のグローバル化が進んでいる。


真に発展した医療技術を、1カ国の学会ぐるみで隠そうとしても隠し通せなくなったのだ。

今年は新潟で例年平均積雪量2メートルのところが


たった2センチ。


山形でも例年の20パーセント雪しか降らなかったそうだ。


東京では暖冬で明日からは3月の春となる。


もう雪は降りそうに無い。


冬物市場は低迷し景気に水を差した。


地球温暖化の影響だとすれば予想外に早すぎる。


今年の夏、日本が亜熱帯になれば


今までは無かった亜熱帯に生息する蚊などが成長するようになり


マラリアなどの熱帯病が広がらないか要注意となる可能性も出てくる。


植物の生育環境にも変化が現れるので


野菜果物の発育が例年とは違ってくる可能性があり気がかりだ。


凶作となれば又、景気に水を差す。


又例年よりも多くの台風、や竜巻、激しいスコールなど


による災害の危険性が増す。


やはり、本気で二酸化炭素排出規制が重要である。


 


 

通常の第1第2鰓弓症候群以外に小耳症を伴う疾患として


トリーチャーコリンズ症候群がある。


トリーチャーコリンズ症候群は完全型・不完全型・亜型などがあるが、


完全型の場合のみ小耳症を合併している。


下眼瞼の外側から頬部の外下方へむけて、特有の陥凹変形が見られる。


下眼瞼欠損が合併する事が多い。


顔面骨のなかで、頬骨弓欠損や頬骨の欠損を伴う。


ほとんどが両側性だが、非常にまれに片側性のこともある。


いずれにしても、ローヘアーラインを伴う小耳症が多い。


やはりこの疾患も第1鰓弓が胎児発生7週から8週時期に


発育障害を起こした1つの症状であると考えられている。


遺伝する場合と、散発の場合とがある。


 


10歳超えてからまず小耳症に対する耳再建を行い。


顔面が成長して、15歳超えてから顔面の手術を行う。


顔面手術を先に行われて耳を作る材料を使われてしまっている事があるので


要注意だ。


 


 


 


 


 


 


 

本日もローヘアーライン小耳症の耳立て術


患者さんは朝9時入室、


本日は眠れる森の美女により麻酔がかけられた。、


10時5分手術開始となった。


手術終了時間は17時35分。


患者さんが手術室を出たのは18時15分だった。


エレベーターで患者さんを2階へ移動し、


リカバリー室に移送して、やれやれとおちついたのが19時。


ドーット、疲れが肩へ来るが、なんとなくすがすがしい気分だ。


毎週、毎週、8時間の小耳症手術3回、の「リズム」が体に染み付いている。


リズムがあって体もリズム通り動くのだ。


気がつけば今月も明日で終わる。


早いものだ。


 


 

皆さんもよくご存知の通り
私は、フラメンコに夢中でございます
(もう、フラメンコの話はいいよ…って思っていらっしゃいますよね… 申し訳ありません…私には、このネタしか…

たまに恵比寿にあるフラメンコショップをのぞくのですが、
そこで、以前ステキなポストカードを見つけました
見た瞬間に
「ステキ ステキ」と…
何枚か購入
それがこれ  
↓↓

20070227181838.jpg


これ以外にも、いくつか購入しました
まだ、どうやって飾ろうか…と悩み中
そんな中、衝撃的事実が発覚

以前このブログにも書きましたが
1月に、私の通うフラメンコの先生が出演する
「タブラオライブ」に行って来た話を書きましたが、
なんと、このステキなポストカードの絵は
あのショーに出演していた
あのステキな声の持ち主
カンテ(唄い手)のAさんの作品であることが発覚いたしました

もぅ~~~
誰か早く教えてよ~~
知ってたら、サイン貰ったのにぃ~~(かなりのミーハー
と…かなり興奮してしまいました

このカンテのAさん、とってもスゴイ方らしい
唄をうたい、絵も書く、そして、スペイン語の先生もしているらしい

やはり、サルトル様同様「絵心のある人」は大物だぁ
と確信いたしました

今日もローヘアーライン小耳症の耳立て手術。


かなりローヘアーライン症例の小耳症が当院では多い。


通常の小耳症ではないため、手術困難で、


大学などの施設で、出来ないので当院へと


集中してきたものと考えられる。


そのため、長時間手術の割合が増加しているのだ。


 


さらに無耳症がこんなに多いとは予想外だ。


無耳症は再建不可能あるいは困難と言う事で、大学では断っているために


自然と当院に集中し、


統計漏れとなっていた可能性がある。

1990年代初頭よりおこったバブル崩壊以来、日本の円はずっと、


円安状態となった。


かつては、1ドル100円・ユーロに対しては120円日本株価は3万円などだった。


今は1ドル123円・1ユーロが160円・株価は1万7千円などどれも停滞している。


すなわち円の価値が下がったのだ。


輸出企業にとっては良い環境かもしれないが、


海外旅行する個人にとっては悪い環境である。


長い間0金利だったが、最近ようやく0.5パーセントの金利上昇に踏み切った。


しかし、まだ限りなく0金利に近い状態だ。


ドルもユーロ圏も5パーセント・7パーセントと言う金利なのだ。


このままいくと1ドル130円・1ユーロが170円までとなる。


国民総生産がようやく2パーセントの日本は


世界の他国の国民総生産の伸びと比較すると、まだあまりにも低すぎる。


たとえば、中国のそれはこの15年以上前から10パーセントも伸び続けている。


そして、軍事費の増加も気になるところだ。


ヨーロッパ・アメリカも5パーセント・4パーセントと伸びているのだ。


日本の人工ピラミッドを見ると今後は団塊の世代の退職が進行し


生産人口が減少・老齢者の人口が


かつて世界が経験した事の無いハイスピードで増加する。


これではどう考えても経済成長が期待できそうに無い。


ヨーロッパではアフリカ諸国やトルコ共和国からの移民を大量に受け入れてきて


労働力としてきたところが多い。


イタリア・フランス・ドイツ・イギリスを訪れた時には、黒人労働者の増加に驚かされた。


カナダのトロントなどはアメリカよりもはるかに人種のルツボとなっている。


最近は受け入れすぎたためのトラブルも起きているようだが


安い労働力を生かし製品の低コスト化を図るか、


機械化による低コスト化を図るかを選択しなければならない。


いずれにしても、グローバル化した世界の中で


日本だけが移民受け入れにあまりにも


消極過ぎるのだ。。


今後の日本の発展のために、


もっとダイナミックな労働力としての移民受け入れ改革が必要なのではないだろうか?

永田小耳症形成外科クリニックには


日本全国から小耳症患者さんが手術しに来られて入院している。


だから子供達はそれぞれ地方の言葉で話している。


特にナースステーションの前には術後の子供達が集まってきて


いろいろと、面白い話をしている。


が、時々言葉の意味ががわからない方言もある。


さらに、名前が、県名と同じ場合は混乱するときがある。


たとえば、山口県の岩手君、福岡県の山口君、愛媛県の広島君など。


電話のときなどはもっと混乱する。


名前だけ言われても、同じ名前の場合があり場合があり混乱する。


全員が、耳の患者さんであるために


誰がいつ手術したのかわからないようになって来る。


しかし耳を見たら全てを思い出すから不思議なのだ。

中国は、すでに人をロケットに乗せて宇宙へと送り込み


無事生還した。


技術的には大した問題ではないなどと、鷹をくくっている場合ではない。


そんな余裕は無い。


むしろ、大陸間弾道弾を正確に落とす能力がついた中国が、


その科学力を世界に誇示しているのだ。


恐ろしい。


日本はまだ、自らの力だけで人を宇宙に送り込んだ事が無いではないか。


アメリカのスペースシャトルに乗せてもらって訓練した人は、いる。


その人たちをいかに国内で、活用できるのだろうか?


単にテレビ解説員として使うだけなのか?


今後日本は、どのような方向性を持って宇宙開発を進めるつもりだろうか?


今ひとつ目的がはっきりとしない。


はっきりしているのは、早く、日本自らのロケットで有人宇宙飛行が


出来るようにすべきなのだ。


有人と言う事が重要だ。


それだけの確実な安全性が必要だから。


 


 


 


 

宗教の一つであるシーア派とスンニ派の人々とは


自爆テロなどの手段を用いて互いを、いまだに殺しあっている。


どこまで殺しあえば気がすむのだろうか?


なぜなのだろうか?


殺さなければ解決できないのだろうか?


解決できないならば、それぞれが別れて住み


別の国として独立できないのだろうか?


それでも石油の利権争いで戦争となる運命なのだろうか?


殺しあう事では解決しない、


ということがわからないほど野蛮な人達の集合体なのだろうか?


だとすれば、全員死ぬまで殺しあうしかない。


そうすれば、周辺の国が、領土をめぐり奪い合いとなる。


それとも


サダムフセインのような強権政治でようやく平穏を保っていたとすれば、


その程度の人たちの集合した国だからその程度で良かったのだろうか?


アメリカは単に石油のためにイラクと戦争したわけではあるまい。


日本は何のために自衛隊を派遣したのだろうか?


もう一度深く考え直しておかないと


又目的のはっきりとしない同様な問題が


アジアでも起こりうる。


国はもっとアラビア諸国の情勢についてアラビ語がわかる人材を投入して


深く調査して分析し、問題点を把握しておかなければならない。


反省すべきは反省しておかないと将来間違った選択をしてしまう事になる。


 

イラクにおいては未だにシーア派とスンニ派との殺戮が収まらない。


お互いに主導権争いをして殺し合い続けている。


このまま行くと全てが死ぬまで戦う事だろう。


同じようにユダヤ教徒とアラブ教徒との間も殺しあっている。


キリスト教徒と、アラブ教徒とも仲が悪い。


宗教を政治と絡ませるととんでもない事となってしまう。


本当の宗教は戦争を起こさないようになっているはずだが


現実の世界は、現在宗教戦争だらけとなっている。


全ての人が宗教をやめて、道徳教育に力を注げば良い。


 

早いものであと、3日もすれば3月になる。


今年の桜の開花時期は3月中になるということだ。


入学式の季節には桜は散っている事になる。


例年の常識からするとちょっとイメージが違う。


卒業式に桜が咲くところが出てくるのだ。


 


私は小学校や中学校までは卒業式が心にジーンと来た記憶があるものの


高校や大学などの卒業式には何の感動も感じなかった。


学生運動の盛んな時代で、


学校の1クラス60名は、当たり前。


しかし当時の教師は優秀で愛があった。


悪い事をすると、しかられたものだ。


子供を一人前にするために、社会も家庭も教師もきちんと機能していた。


だから、世界1の数学力を誇っていた。


しかし、受験地獄と言われた時代だった。


大学の受け入れ態勢拡大が間に合わなかった。


特に医学部・歯学部・薬学部・理工科学部への人気が集中した時代だった。


中でも国立大学医学部の受験競争倍率は10倍、20倍、30倍となり、


東京大学の理科系のどこかに入学する学力が無いと


地方国立大学医学部には合格できなくなった。


当時の地方大学の中で比較すると、


教育学部の合格最高点よりも医学部の合格最低点の方が高いのが常識だった。


国立にどうしても入りたければ


教育学部にでも行こうと言う事をもじって、「デモシカ教師」と呼んでいた。


 


一方で中学卒や高校卒で


地方から東京や大阪へと集団就職をした数多くの若者がいた。


今ほど男女が平等ではなかった時代だ。


日本が高度成長時代に入ろうとする幕開けだった。


沖縄はまだ日本ではなかったのだ。


 


「若いみんなががんばれば、日本の将来は明るくなる。


必ず、親の時代よりも、より良い社会生活が待っていて当然だ。」


と言う時代だった。


悲惨な戦争を経験した我々の親たちは、我々に学問を勧めた。


出生率も高く、当然受験地獄となった。


医学部入学定員は現在の3分の1ほどだった。


 


そしてよりにもよって私の受験の年には学生運動のため


東京大学入学試験が中止となった。


一方、アメリカでは人類初の月面着陸をはたした。


当時は、あと10年もすれば


火星にも人類が着陸するだろうと言う勢いだった。


 


そして、我々の世代は、大学を卒業し、爆発的に生産人工が増加した。


みんなガムシャラに働いた時代だった。


大学病院の患者の手術室入室時間は午前7時だった。


だから、少なくとも大学に朝6時半には、ついていなければならなかったのだ。


研修医が自宅に帰る事などほとんど考えられない時代だった。


ガムシャラに働く人々を称してモーレツ社員と言う呼び名がついたほどだ。


終身雇用制度を信じさせられて会社のために尽くし


年功序列制度の給料体系を押し付けられた我々団塊世代は、


今は給料は安いが歳さえとれば給料は上がるので我慢我慢とがんばった。


その結果、ついに日本が国民総生産世界第2位になった事で自信を持った。


さらにその後、土地代の異常な値上がりとなったのも、


我々、団塊世代の自宅需要の多さのためだった。


土地の値上がりのすごさに乗り遅れたら


自宅さえ永遠に持てなくなると言う危機感があった。


受験地獄に始まり、常に、あらゆる事に過酷な競争にさらされ、


勝ち抜かなければ生き残れないと言う、厳しすぎる時代だった。


その後のバブル崩壊により、終身雇用、年功序列体制は、崩れ去り


ようやく今から歳をとってきたので


年功序列の恩恵を受けられるようになってきた、と思った矢先に


大量の団塊世代は、解雇され失業者となった。


そして、会社ヒトスジが間違いだったと気付かされた。


会社に騙されたような時代だった。


受験地獄を経験した団塊世代は、ここで重大なミスを犯した。


受験地獄は良くなかったのでこんなことになってしまった、と勘違いを犯したのだ。


そこで、子供達には受験地獄から開放されて


のびのびとしてほしいと言う発想が生まれ


競争するのは悪い事だと言う極論にまで達してしまったのだ。


これが、大間違いの元だった。


モーレツ社員は家庭に夜遅くしか帰れないことにかまけてしまい。


鍵っ子が増えた。


しかも、教育をデモシカ教師にまかせきってしまった。


当時のデモシカ教師が校長や教頭となり、日教組を構成していた。


その日教組は文部省をも巻き込み、会社が土曜日休みとなってきた時代だから


児童にも、と言う巧妙な理屈をつけて


学校も、土曜日休みとする運動を展開し、まんまと、教師の土休を勝ち取った。


さらに、教師はただ時間内に授業をすれば良いと、


愛の無いサラリーマン化してしまった。


学級崩壊が起こり、小学生が授業中教師の話も聞かず


机の上を走り回っていても関係なくそのまま授業を進行しただけだった。


こんな子供が大人になってから社会生活が出来るはずが無い。


教師の指導力の無さが問われるようになった。


なさけない事に、子供が授業を聞いてくれないと、泣き出す教師まで増えてきた。


教師が子供に注意すると、あまりにも擁護派のPTAは,


教師に「体罰は加えるな」、とプレッシャーをかけてしまった。


また、電車やバスで靴をはいたままの幼児が


騒いで椅子に立っていても放置して叱りもしないような親が増えた。


よその子が悪い事をしていても黙認するような社会人となった。


親も子も家庭も教師も社会も自由を、はきちがえてしまった。


そんな事もあって、学級崩壊の起こった大騒ぎの教室で、


勉強したい子供にとっても教師の声も聞こえなかっただろう。


だから、本当の勉強をするために塾に通うようになった。


教師も教師で受験を考えている子供には熟に行くように勧めた。


本来は教師の仕事なのにだ。


当然、子供間の学力格差が増大した。


 


かくして、現在の子供達は


世界的にも学力の無い、しかも、


人間としての基本的な社会性も無い状態となってしまった。


 


そのような子供達が、今、大人になって「就職できない」と世間では騒いでいる。


格差社会だと騒いでいる。原因があって結果があるのだ。


だから、歴史を思い出せば、なるべくしてなったと言う結果に過ぎない。


ただでさえ生産人口は減少していく上に、世界と比べて


科学力までも低下した生産人口構成要因では、質的にも世界との競争に敗退し


国民総生産は低下し、世界の2等国家と成り果てる。


このままでは、今台頭してきた中国やその他のアジア諸国に


支配されかねない危うい状況になるのだ。


今後増加する一方の老人など支えられるはずが無い。


 


結局、我々、団塊世代は、年金など当てに出来ないので


定年延長という、政治家のだましのテクニックで死ぬまで競争を強いられる運命なのだ。


一方で医者の世界は仕事の都合上、土休などとんでもないままなのだ。


へたすると、日曜日も無いのだ。


新たな研修医制度で、研修医は5時に返す事になっている。


その結果将来サラリーマン化した医師が増えるとどうなるのだろうか?


ぞっとする。


 


 


 


 


 


 

も、もうすぐ25日がおわりますよ~~~!


ブログ連続更新がとぎれますよ====!


だ、だれか~~~


ブログ更新お願いしますよ~~~


サルトル先生~~~


カルメン様~~~


眠っている場合ではありませんよ~~~美女様!


 


ってな具合で、遠くから監視している園長先生でした。

国際的なレベルで、各分野が伸びて行けば、


日本は素晴らしい国となる。


 


しかし、事はそう簡単ではない。


まず、世界中がグローバル化した今日


海外との激烈な競争にさらされているのだ。


 


現在は国民総生産は、確かに世界第2位となっているが、


戦後直ぐの日本での教育はレベルが高かった結果だ。


数学の国際テストは私の子供時代は1クラスが60人もいたのに、世界1が日本だった。


 


国民1人1人の生活レベルはどうか?


というと、物価はアメリカより高いし、


家は狭い。


 


ヨーロッパでは夏休みが1ヶ月もあるのに


日本では1週間取れれば良いほうだ。


 


しかし、ヨーロッパ人の子供が遊びほうけているか?


と言うととんでもない、勉強しまくっている。


世界1一日の勉強時間の長い国はイタリアだそうだ。


イタリアと言うとおおらかに遊んでいる民族の国と


日本人はイメージしている人が多いがとんでもない。


 


フランスなどでは、階層がはっきりと分かれており


上層の子供達にはそれなりのハードな勉強と厳しい入学試験選抜が


行われているのだ。


イタリアやフランスは日本よりも美しい国だ。


 


現在日本の数学の学力は40か国中10位に転落し、


英語の学力が、40カ国世界一斉テストで40位の日本は、


かといって、ヨーロッパ諸国のような音楽や芸術と言う教養も無い。


このままでは、近い将来、確実に転落の一途をたどるだろう。


教育をやり直さなければならないのはこの結果から明らかだろう。


 


学校は、土曜日は休みなどと言っていられない。


土曜日を休みにした結果、


土曜日に勉強する子供と、しない子供に


どんどん学力差が広がった。


そうしているうちに当然、格差社会が出来てきた。


 


それを今更のように、格差の無い社会に出来るはずが無い。


能力しだいで、収入が違って初めて世の中は発展する。


能力が違っても収入が同じならば


かつて、崩壊した共産国に後戻りなのだ。


 


だから誰が診療しても、同じ病気ならば同じ金額、


と決めた日本の保険システムのもとで


日本の先端医療レベルは共産圏と同じように国際的にレべルダウンしてきた。


日本だけが世界に逆行するのは不可能なのにだ。


 


みんな同じならば安心と言う戦後の時代ではなくなった。


おちこぼれを守るためになどと言うキャッチフレーズで


票の数がほしい政治家の言う事など大間違いなのだ。


落ちこぼれのレベルに合わせた教育をすると、


伸びる子供の芽を摘み取ってしまう。


伸びる子供をさらに伸ばす事が、国家の発展には最重要なのだ。


 


ごく一部のエジソンのような天才のおかげで


全人類が、よりよい生活を行えるようになっているからだ。


教育も発想の転換が求められる。


グローバル化した時代を生き抜くために。


弱い人のためになどと言う


テイのいい言葉にごまかされてはならない。


強い人がいて初めて弱い人が救われるのだ。


よーく考え直すべきなのだ。


いますぐ・・・ぐずぐずしている時間は無い。


中学校になっても分数すらわからないような国民は論外だ。


間違った教育になっている。


勉強も昔のように競争させるべきだ。


順位を張り出すべきだ。


スーパースパルタ教育復活が求められる。


 


またまた、叔父さんは怒っているのだ。


 

今日は土曜日、外来が終わったのは夕方6時


説明時間に、長時間必要だった。


なかなか簡単な説明では患者さんが理解出来ない。


それほど複雑な方法が必要な手術なのだ。


ましてや、海外から来られた患者さんは言葉の壁もあり


説明に苦労する。


英語ならば、国際学会での数多くの原稿もあるのでまだ簡単だが


その他の言語となると非常に困る。


大変だ。


こんな土曜日でした。

今まで何回もこのブログに書いたように


髪の毛が通常よりも下まで生えている状態を


Low Hair Line][ローヘアーライン]と言います。


この


ローヘアーラインを伴う小耳症は、第1第2鰓弓症候群に伴う症状の1つです。


第1第2鰓弓症候群[だい1だい2さいきゅうしょうこうぐん]とは、


小耳症や無耳症と同じサイドの顔面も発育不全を伴っている状態の事です。


すなわち、顔面の発育不全の事を顔面萎縮症[がんめんいしゅくしょう]と言います。


顔の片方だけなら、顔面半側萎縮症[がんめんはんそくいしゅくしょう]と言います。


顔面半側萎縮症に対する骨切り手術


顔面が発育しきってからの17歳以降に行うと言う事が


現在世界のコンセンサスとなっています。


世界1数多くこの手術をしている施設は、台湾のチャングン大学教授


ユーレイ・チェン教授です。[以前のこのブログを参考にしてください]


 


鰓弓[さいきゅう]とは、「エラ」と言う意味です。


昔は、人間の祖先は魚だったのですから、


母体の中で、発生した妊娠初期には、誰でも


魚から人間化して来た形態の道筋をたどります。


 


胎生第4週には4対のエラ鰓弓』が出来ます。


この鰓「えら」のうち


第1番目第2番目から、耳上顎、下顎発育して行きます。


 


両者の鰓「えら」の発育が、どこで止まったかによって


あらゆる程度耳の小さい形や、上顎下顎の小さな形となって行きます。


ですから、小耳症のみではなく、顔面半側萎縮症を伴う状態を、


発生学的に表現した言葉が、『第1第2鰓弓症候群』と言うのです。


ですから、形だけを分類しようとしても無限大になります。


永田法の手術法により分類すれば科学的なわかりやすい分類となります。


 


髪の毛が耳が存在すべき所にまで


低く下がって生えているローヘアーラインを伴っている場合が多いのです。


ローヘアーラインの程度が重ければ重いほど「もみ上げ」は無くなっていきます


この点も重要な法則です。


 


血管も神経も正常とは異なっています


 


軽い顔面神経麻痺を伴っています。


程度が重くなると顔面神経の走行異常があります。


通常では耳穴直ぐ下から顔面神経本管が出てきますが、


ここをまさに深くして耳を立体的に作る必要があるのです。


神経走行が異常な患者さんにも


耳穴があるかもしれないほど、深い形を作らなければならないのです。


神経などの柔部組織はどこを走っているのか切開して見ないとわかりません


そこが難しい所です。




 鼓膜の内側には3つの小さな骨「耳小骨」「じしょうこつ」が、関節をなして存在します。


鼓膜に近い順にこれらの耳小骨は、つち骨・きぬた骨・あぶみ骨と言います。


鼓膜・つち骨・きぬた骨第1鰓弓から、あぶみ骨第2鰓弓からできます。


 


音で鼓膜が震えると、鼓膜についている・つち骨が振え、


それと関節をもつきぬた骨が振るえ


それと関節を持あぶみ骨が振るえて聞こえます。


 


耳穴の無い小耳症の人では、穴も骨でふさがっています。


鼓膜はありません


つち骨・きぬた骨・あぶみ骨が、そろって存在する人ならば


骨に耳穴を開け穴の周囲植皮をします。


鼓膜の代わりとして、筋膜つち骨にぴたりと付くように移植します。


成功すると15デシベルまで、改善しますので補聴器なしで聞こえます。


このような聴力改善手術


アメリカ・バージニア大学耳鼻科ジャスドーファー教授だけが


95パーセント以上の驚異的成功率


可能となります。「以前のこのブロクを゙参照してください」


ただし、耳小骨が存在しない場合は、聴力改善手術の適応はありません


 


通常、耳の前から頭に向かって垂直に走っているべき


浅側頭動静脈の血管の走行は、異常となり前のほうに斜めに傾いて来ます


さらに、程度が重症になればなるほど血管自身の発育も悪くなってきます


その下に存在する側頭部の筋肉小さくなっています


上顎骨・下顎骨も小さくなっています。


この筋肉は側頭筋「そくとうきん」と言って物を噛むための筋肉です。


側頭筋第1鰓弓からできます。


 


耳の前方は第1鰓弓から、耳たぶなどの後ろのほうは第2鰓弓からできます。


すなわち耳や頬部は、遠い昔


人間が魚だった時代鰓「えら」から出来たものなのです。405


 


 

阿部内閣になってから「美しい国・日本」をキャッチフレーズにしている。


が、内容がはっきりしない。


 


アメリカと比較すると、日本はゼネコンにばかり費用をかけすぎなのだ。


もはや、道路に金を使わなくてよい。


アメリカのように、もっと、国民の健康のために金を使うべきだ。


「美しく健康を保てる国・日本と変更すべきだ。


 


杉をすぐに、別の木に植林しなおすのだ。


伐採した杉は、工夫次第でいろいろ金になる。


外国の木を輸入して禿山にしたと、ヒンシュクをかわずにすむようにもなる。


 


今まで道路を作っていた人々に、この植林の仕事を回せばよいではないか。


道路工事よりもよっぽど金はかからない。


残った金は


電信柱も地下に埋めれば道路も広くなり


交通事故も少なくなり地震の時も安全で、それこそ美しい国となる。


 


杉が少なくなれば花粉症などのアレルギー性鼻炎や、結膜炎が、ぐっと減少する。


その医療コストも減少する。


もっと、ちゃんと必要な治療に金が使えるようになる。


海外に臓器を買いあさる日本人と、ヒンシュクをかわずにすむようにもなる。


逆に医療大国になれば医療の輸出大国となり海外から大金が入る。


 


実りある木に変えれば、食料も増える。


新たな産業も生まれる。


 


なにせ、国土の80パーセントが山である日本は、


もっと、山と言う資源の有効利用を考え直すべき時なのだ。


資源の無い国、日本と言われているが、山と言う資源は非常に多い国なのだ。


 


ただし、自然は、ほって置けば自然が保たれるという物ではない。


治水をし土壌を保つ木や河川の手入れは重要だ


健全な海を保つためにとっても必要なのだ。


動物にとっても人間にとってももちろんの事だ。


 


山には、風力発電設備をたくさん作り、


公害の無いエネルギーを獲得できるように方向転換する。


 


風力発電装置大量に作る事で、コストダウンが可能なので、


風力発電による電気は割高言う欠点もカバーできる。


 


浅くなってしまった水力発電ダムも、掘り返して深くしなおして、


再発電を考えれば良い、ゼネコン費用を考えれば安いものだ


 


公害の多い危険な原子力発電や火力発電に頭を使うよりも


日本の科学技術結集して、


の多いところには風力発電


砂漠には太陽光発電に開発費用をかけた方が


地球全体にとっても、将来性が出て来る。


 


開発に成功すれば、世界に輸出できる。


これが又、金を生む。


 


原油を燃やして地球温暖化の原因とならないようにすれば、


輸入する原油代金るし、二酸化炭素削減に対する見返りの金も入ってくる。


 


GDP第2位の国のうちに抜本的発想の転換を図れなければ、


世界の中で、子供達の学力低下が、目立っている日本は、


近い将来、簡単に転落の一途をたどる事になる。


 


とにかく、政治家は、もっと頭を使ってほしい。国民のために。


国民も、まともな政治家を選べるように頭をレベルアップすべきだ。


死んでから頭は使えないのだ。


 

日本人は花粉症で苦しむ人が増えている。


 


特に、杉花粉に対する対策が最重要課題だと考えられる。


40年前に植林した杉の木が成長した今になって


それら大量の杉が、花粉を発生し始めているのだ。405


東京都は、花粉の少ない杉植え替えるという


計画を昨年発表したが、


何故今後に及んでも花粉が少ない種類とは言え、


まだに拘るのかがわからない。361


全く花粉の害が無いになぜ、変えないのかがわからない361


 


そもそも、日本の植林が主導して行ったはずだ。359


簡単にまっすぐ育ち、生育が早く、建材としても利用しやすい木


ということで単純に、が選ばれたとすれば、とんでもない話だ。427


 


国民の健康を損ねる


植林を主導した農林水産省


最も責任がある237


 


花粉症と言う病気が増えるから杉を大量に植林しないように


農林省に警告指導をしなかった


厚生労働省には


もっと責任がある。237


同じ理由で環境省にも責任がある。237


そういうことを


厚生労働省に警告しなかった


アレルギー学会にも、責任がある。237


 日本医師会にも責任がある


このように、どこの部署もたるみ切っているのだ237


誰も責任を取らないのか?


なんなのだ、この国は?


サルばかりじゃないか。



人の役に立つ団体は無いのか?


またまた、オジサンは怒っているのだ。412359


「いいかげんにしろーーーーー41


「日本国民も、


ボーっとしてないでもっと怒れ237


とうとう私は怒りで壊れてしまいました。

今日の手術は、又、ローヘアーライン小耳症の


耳立て手術だった。


予定通り手術時間8時間以内に終わり、


患者さんが手術室を出たのは、18時15分だった。


 


明日手術予定だった患者さんは一旦入院したものの


ンフルエンザにかかっていたために麻酔科の先生に診察してもらった所、


残念ながら、手術を延期したほうが安全だという判定となり、405


次の手術予定日を決め、お帰り頂いた。


 


このようにインフルエンザにより手術延期になる場合がありますから


手術をまじかに控えた方は、


1・インフルエンザにかかった人に近寄らない


2・外から帰ったら、手洗いうがい、をかかさずやってください。

何やら、昨日から花粉のせいで
鼻水、鼻ずまり、くしゃみ、そして喉の痛みが…
鼻のかみすぎでお鼻
真っ赤かぁ~~

先日、園長先生のブログで紹介された
「超鼻セレブ」「鼻セレブ」
の話を思い出した
これを使ったら、ホントにお鼻さんは真っ赤にならないかも…
しかし、たっ、高いよぉ~

昨日、眠れる森の美女様からの情報で

「ローションティシュ」

というものがあると聞いた
1箱200円代位で、しっとりしていると。
その話を思い出し、薬局へ行ってみた

あった、あった
「ローションティシュ」
1箱 208円

しかし、私はいつも「5箱 298円」位の値段でしかティシュを買ったことがない
今日なんか、「5箱 198円」ですよ~~~
この安さに誘惑され、並べて考える事5分

やっぱり、ちょっと高いけど、(いや、私にしたら相当高い
「ローションティシュ」を購入

使い心地は
ものすごくしっとり~~
眠れる森の美女様、いい情報ありがとうございます
この季節、手放せそうにありません

しかし、「超鼻セレブ」「鼻セレブ」は
いったいどんな使い心地なのかしら…
私の行く薬局には、そんな高級ティシュは置いてもなかった…
まっ、庶民の私には「ローションティシュ」で
セレブ気分なのでした…



今日は朝から足指の局所麻酔の手術が3時間以上かかった。


その間に、明日の小耳症手術の患者さんが入院


その後、小耳症退院の患者さんを診察して送り出し、


直ちに


10分で食事をして、外来患者さんを診察


空いた時間に手術記載を書き


病室患者さんの消毒回診、


回診中、海外の患者さんから今週土曜日受診希望の電話があった。


その後、診断書書きなどの雑用が終わったと思ったら


もはや夕方5時だった。


明日はローヘアーライン小耳症に対する第2回目の耳立て手術


麻酔医への連絡をして本日の仕事がやっと終了した。

これまで数々の小耳症治療に関する事を


出来るだけわかりやすくと考えて、書いてきました。


小耳症に関して、これだけ最新で多くの情報を盛り込み書いた


ホームページやブログは世界のどこにも存在しません。


 


小耳症手術が形成外科分野の治療の中で


最も再建が困難な分野である事がお分かりいただけたかと思います。


 


多くの患者さんから小耳症に関する情報がほとんど無い


と言われているので、書いているのです。


何故情報が無いのか?


患者さんの数が少ないから、専門病院も無いのです。


ところが、あまりにも小耳症はその患者さんの形態にそれぞれ、違いがありますので


複雑過ぎて書ける範囲には限界があります。


 


メールで、質問されてもその形を見せてもらうことなくて説明は出来ません。


そこが小耳症の特別なところです。


この点を十分ご理解頂き


 


これ以上さらに、具体的に知りたい方は


当院の外来に来ていただければ、


手術する、しないにかかわらず、詳しくご説明いたします。


 


小耳症手術は


自宅の近所の大学病院の形成外科でなら


どこでも出来るとのんびりと考えておられる方は


まずその考え方から、抜本的に改める必要があります。


 


 


 

DSC02925.jpg


以前に第1回目肋軟骨移植術を行った小耳症で、


 


本日第2回目耳立て手術です。


上の写真のように頭の皮膚の下から血管膜を起こしておきます。


耳の後上方から、かすり傷程度薄い皮膚採皮しておきます。


肋軟骨を組み合わせて半月状肋軟骨ブロックを作成します。「写真の下の白い物体


 


この状態では耳と血管膜との間に1センチメートル隔たりがあるので、


次の写真のように


DSC02924.jpg


直前から血管膜を出してきます。


この血管膜は浅側頭動静脈により栄養され非常に血行の良い組織です。


この状態でも先端まで血が通い、しっかりと生きています。


DSC02926.jpg


上の写真のように耳と頭の間に、


白い半月状肋軟骨ブロックを移植して


耳を立てます。


これで初めて耳が立つのです


DSC02927.jpg


耳を上から見たところです。耳が立っています。


この肋軟骨はこのままでは、空気にさらされて死んでしまいます


ですから、これを、生かすために血管膜を起こしていたのです。DSC02930.jpg


半月状肋軟骨ブロック・耳の後ろ・側頭部全体を含めて、


上の写真のように全て血管膜でカバーしたところです。


こうすることで、移植した肋軟骨が生きる事が出来るというだけでなく


耳そのものの後ろからも、毛細管が入り込み、血行状の増強をします。


だから、融けない耳ができるのです。


これが最も重要な事なのです。


 


従来法では植皮術だけの手術なので、耳は絶対に立たないだけではなく


耳への血行が不足して5年10年


経過するごとに耳の中に移植した肋軟骨が融けてきて


耳の萎縮変形の原因となっていました。」


 


また側頭部はをはがしたところで陥没していますので、


平らにするためにも血管膜でカバーするのです。


DSC02931.jpg


耳を上から見たところです。耳が立っています。


耳の後ろから移植肋軟骨まで管膜でカバーされています。


DSC02934.jpg


血管膜の上に耳の後上方の


かすり傷のある所から採った薄い皮膚を、


写真のように移植します。


すると耳の後ろも、耳と色が同じとなりますし耳が立ちます


耳の後ろに移植した皮膚は薄く毛根を含まないため


耳の後ろから毛は生えないのです


 


また頭の皮膚を採った部分は、かすり傷なので


きれいに治って、髪の毛が生えてきます。



髪の毛が生えると、傷は全て髪の毛の中に隠れてしまいます。



肋軟骨採取は、前回手術時の


4センチメートルの同じ傷を切って採取していますので、


体には、片方の胸に、たった4センチメートルの


目立たない1本の傷しか残らないために、


ビキニが着れます。



「従来方では


足の付け根や、胸や、お尻からの皮膚を採皮して移植していたので


色が違っていました。


また体に数多くの傷を残していましたので、ビキニも着れませんでした。」


DSC02935.jpg


耳を上から見たところです。耳は立っています。


頭の切った所は縫合して1日だけ、血抜きの管を入れておきます。


このように、頭と耳とを分離しただけに過ぎない従来方全く異なり


永田法だけが、


耳を本当に立てることが


出来る方法なのです


耳立て術に関しては、このブログに、以前書いてある部分も参考にしてください。


2月16日・14日・6日・2日・・・・1月20日・13日・・・・12月27日・13日



その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



月曜日に、2階で,あるお母様とお会いした。


普段は仕事をしておられるので、週に一度お子さんの様子を見にこられる。


お母さん「先生、ずいぶんお疲れのようですね」


私「ええ、先週はずいぶんとハードだったんですよ」


お母さん「ブログを読むと、わかります。顔色悪かったですよー」


私「そうなんですよ。疲れると色が変わるんです。」


お母さん「生きてる色じゃないですよ」


そうなんです。


疲れるとまず紫になるんですがね。


もっと疲れると緑色になるんです。


ある地域では『手術をするカメレオン』と呼ばれているんです。


先週の土曜日は残業していたんですが、このとき院長は黄色でした。


でも強迫観念にかられているのか、


ブログを書かなくちゃと使命感に燃えているのかパソコンの前に座っているんです。


でも、そのまま寝てるんです。もうあきらめて寝なさいよ!


寝て目が覚めたら元気になって、今度はピンクになりました。


がさがさと何かしてると思ったが、私はとっても忙しいのでそれどころではありません。


と、懐かしい歌声が。


聖子ちゃんだあ!


実は院長は松田聖子大好きで、


院長「おい見てみんね!」


とか「元気だなあ!」とか非常にうるさい。


私は忙しいからほっといて。


まあこれが院長のストレス解消方。体に悪いわけではないので、OKです。


ちなみに私はひろみちゃんの大ファンでした。