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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

明日は岩手県から来た両側小耳症患者さんの


耳立て術、8時間の手術予定だ。


 


毎週3回、年間を通じて8時間手術『全日手術』を行っているような


形成外科は大学病院でも、ほとんど無いだろう。


 


通常だと、教授、助教授、講師の持分の手術日が


それぞれ週1日となっている所がほとんどで、


全日手術は1ヶ月に2回か3回程度の所が多い。


 


それを、学会以外の時は、ずっとやり続けているのだから、


大変なはずなのだが、当の本人は大変に感じない。


 


とにかく、夏休み、冬休みなど全く無い。


も私は、リニックにいる。


家に帰らず9ヶ月目となる。405


 


先日インターネットで、日本中の航空写真があるのを発見して


自宅上空からの写真を探し出して見た。416417416


それだけで


なんだか忘れかけた自宅がとっても・なつかしかった352


いとおしく感じた。


 


 


 


 


 

半年ほど前に第1回目の手術を行った。


程度の重い、ローヘアーラインを伴う小耳症の患者さんが、


第2回目の耳立て手術の術前検査目的で外来に来られた。


 


もう一人はローヘアーラインを伴う、臨床的無耳症の患者さんが、


同様の目的で来院された。


 


2名とも顔面半側萎縮症を伴っている方で、


永田法以外では、通常は、手術不可能なのだ。363


 


前回の手術は12時間・11時間長時間かかっている。267


退院するときは、まだ腫れていたも、


現在は腫れがすっかり引いて、シャープな耳の輪郭が出ている。267


 


患者さんのお父さんが、


「実に不思議な手術ですねー。410


半年経過してみて


先生のおっしゃった


時間と共に腫れが引いてゆく21


と言う意味が良くわかりました。」


と、おっしゃった。


 


いずれにしても、この手術法を開発していて良かった。411


こんなとき、この方法を最初に適応して大成功した


そして、夜中まで手術した世界第1号の


あの患者さんの事をいつも思い出すのです。352