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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

午後は外来だ。


まだ小さい小耳症の子供さんが2013年手術予定を決定して帰る。


再診の小耳症患者さんを数名診察し


それから来週手術予定の小耳症患者さんが3名術前検査。


 


内一人は、某大学病院で耳を作られたものの


耳の上半分は融けてなくなり、ぎざぎざとなって、かわいそうな状態。


 


午前中入院した患者さんもそうだったように、


大学で作られた耳はほとんど作り直す必要がある。


 


だから、小耳症患者さんは大学での治療がすんでも結局作り直しとなるので


数は減っていない事になる。


 


手術回数も4回5回は当たり前で、10回も手術されたあげくの果てに


作り直しを求めて来られる方もいる。


 


そんな患者さんは口々に、「知っていれば最初からここにくればよかった。」


とおっしゃる。


入院してからも、お互いに「どこの大学で作られた」


と情報交換となる。


日本全国のあらゆる大学病院の名前が出てくる。


何かがヘンなのだ。

今日は久々に外来担当・・・
朝から局所麻酔の手術を介助し、
「今日退院の子の診察を早くして~~!!、帰りの新幹線の時間があるから・・・」とせきたて
先生に休む暇をあたえず、
「先生、先に回診してしまいましょ~~!」
と更にせきたてる

サルトル様はさぞお疲れの事でしょう・・・
今日もやってくれました。
回診中・・・「軟膏」と私に指示したかったのが、
「粘土!」

ねっ、ねんど~~??

何故、「軟膏」が「粘土」になってしまった
似ているか・・・でも、チューブで出す粘土ってないですよね・・・
以前は「テープ」を「てぶくろ」と言ったけ・・・
サルトル様の頭の中・・・謎です・・・

そして、午後の外来で
私が患者様に「待合室でお待ち下さい」と言いたかったが・・・

「病室でお待ちください・・・」と・・・

私より先にその間違えに気付いたサルトル様
大笑いしている・・・
「何が何だかわからなくなるでしょ~~はははっ・・・」
と・・・
まずい、まずい・・・サルトル様と一緒にされては(笑)・・・

そして、2013年の手術を予約していかれたお母様
サルトル様に
「お元気でいてください・・・」と
そして、このブログの愛読者である私の姉からも
「先生、働きすぎ、大丈夫なの~~?」
と、いつも聞かれる・・・
私もそう思います。
先生、健康維持して下さいね~~
と言いつつ、せきたてる私(笑)

明日も手術です。
サルトル様、ちゃんと休息して下さいね
私は明日の手術にそなえてフラメンコに行きます(笑)





今日午前中は9時から局所麻酔での手術で後頸部母斑切除術を行い。


10時から直ちに包帯交換を行った。


約1時間かかる。


 


その後、外傷耳で某大学病院で再建手術を受けたものの


全く不幸な結果となっていた耳を


私が以前に再再建しておいた患者さんが、耳立て手術のために


今日入院してこられたので


髪の毛をそる範囲の指示を出した。


 


その後


本日退院の、耳立て手術が終了した小耳症患者さんを診察して


めでたく退院させ、カルテ記入。


あたふたと


とにかく昼食。


午後からは、外来予定となっている。


外来からは、診察の子供の声が聞こえている。

危機に直面し困難に直面し


それを乗り越えないといけない


後がない時、


その非常事態とも言うべき時こそ、


真正面から立ち向かっていかねばならない。


 


私の場合は、困難な小耳症ケースに直面した時を指す。


これまで数多くのそのようなケースに直面してきた。


 


そのたびに、新たな知恵が生まれ、


それまで世界が不可能としてきた事を次々に


可能に変えていった。


 


いつも不可能と思ったことはない。


これからも、一つ一つ解決し続けなければならない。


それが、科学者としての心構えだと思う。