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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

院長がベルリンへたち、
何だかクリニックが静まりかえっているような・・・
いつも会うたび、「ブログ書いて」と言われるのだが、
さすがに今日は言われない・・・
と、思ったら・・・

奥様こと事務長より
「ブログ書いてね」
と・・・
仕方ないので書き出しました。
ネタは・・・ないので困っていたら、
ちょうど、電話が鳴りました。
院長あてだったのですが、
以前私が一緒に働かせて頂いた形成外科の先生でした
私がまだ新人で何もわからなかったころ、その先生の手術に感動し、形成外科に興味を持つ事ができたのです。
このクリニックに居るのも、原点はその先生のおかげかも・・・
と思える尊敬する先生の一人です

しかし、その先生は私の名前をお忘れに・・・
必死で思い出そうとして下さったのですが・・・
そりゃあ、私が新人の頃で・・・
使い物にならなかったナースの事なんて忘れて当然か・・・
10年も前の事ですし・・・
くすん・・・

ショックでしたが、思いがけない電話での再会に嬉しかったカルメンでした

院長が、やっと出かけていきました。


毎回、もう大騒ぎ。


開院以来のスライドが入ってる段ボール箱が院長席の周りを取り囲み、その山の陰でバシバシブログを打っている。


「ねえいい加減片付けて」と頼んでも


「もうすぐ整理するから」とほったらかしているから、出かける直前が大慌て。スライドの整理が間に合わないと言って、結果大騒ぎとなる。


何年か前に買った高いデジカメ使えばいいのに、なんせ、インターネットも強引にアナログにしてしまう人だから、余計に時間と手間がかかるだけ。


荷物もタバコの心配だけはして、後は全部人任せなので、私も院長の荷物を作るのだけは早くなりました。


とりあえず出かけてしまえばコッチのもので、灰だらけの医局も院長のデスクもそうじして、すっきりしたところです。


「事務長さん、最近ブログ書かないんですか?」と聞かれるけど、たまに書いてもすぐ院長がバチバチ打ちまくり、あっという間に私のブログは行方不明になっちまう。報われない努力はしたくない。


他のスタッフも院長のその勢いに恐れをなして「院長、すごいですよね、」と腰が引けている。


でも、今がチャンスだよ。


さすがに院長も飛行機の中ではブログは書けまいから、ね。