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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

長い人生には色々な事がある。


「山あり谷ありだ」といわれる。


 


もちろん私にも色々な事があった。


しかし振り返ると、つらかった事も


今となっては、まるで小説よりも面白い不思議な人生である。


 


小耳症治療に関しては、世界中が、私を必要としてくれるようになった。


若い時から科学に対し挑戦を挑み、


正しいと思った事は、例え上司であろうとも、どんなに社会的地位のある人に対しても


どんな、邪魔をされようが,叩かれようが、


かたくなに戦った日々が、きらきらと輝く。


自分の信じた科学を貫くために、自分の社会的な地位など考えず。


ただ本当の耳を作るだけに。


 


 


それが、あって、初めて独自の道が出来た。


ゴーイング・マイ・ウェイ364


オンリー・マイ・ウェイ364


 


 

小耳症の手術中は、我を忘れて没頭しているために


あっという間に時間が過ぎてしまう。


 


ところが手術が終了すると、


さすがに今日はドイツの疲れがどっと出た。


しかし、昨日のアロマ・テラピーのおかげで


足のむくみは、全く無い状態となっている。


これはすごい。


 


手術後は必要な患者さんの回診を行った。


形成外科医は、超人的な体力と、立体芸術的才能と繊細さと


科学者としての一面を併せ持った特殊な人物でなければ勤まらない。


非常に特殊な分野である事は間違いない。


 


 

明日は、海外からの患者さんが


午後2時ごろ来ると、


私が手術中に電話が入った。


 


昨日、私がドイツから帰国したことを知っている患者さんだ。


患者さんも私も、長時間のフライトで疲れている。


 


その時間にはジョージさんにも来てもらって


長い手術の説明をやる予定だ。


 


日本に帰ってからも英語が必要だ。


最近は海外からの患者さんも増加し始めた。


 


 

DSC03582.jpg


本日の手術は小耳甲介型小耳症の、肋軟骨移植術だった。


上は術前の状態。


耳があるべき場所を赤マジックで、書いている。


DSC03583.jpg


右が、右前胸部から採取した4本の肋軟骨を削り細工して3段重ねとして


3次元肋軟骨フレームを作成したもの。


これを組み合わせるために、永田小耳症ワイヤーで


70箇所のワイヤー固定をして作成している。


表にワイヤーは見えないように埋め込んで固定している。


DSC03584.jpg


もともとあった耳の中の間違った形をした軟骨は全部摘出して


皮弁形成を行った。


耳たぶの皮膚を3つの皮弁とし、さらにもう一つの皮弁を作っている。


DSC03585.jpg


手術直後の状態。皮膚縫合後、皮下に、3次元肋軟骨移植を行い、


皮下に、細いチューブを入れて空気を抜いた状態で、


耳の輪郭が浮かび上がってきたことを確認する。



その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



国際学会で毎年海外に呼ばれて、行き続けているが


行く前の時と、発表の最中と、帰った時の心境が同じような経過をたどるのだ。


 


行く前にはスライド整理に必死となって、


必ずできるだけ、今まではなかったような、新たな小耳症手術を追加する事にしている。


 


追加した分、どれか最もレベルの低いものを減らす事になる。


いつ聞いても、見ても、必ず以前と変わっているようにするのが、


いつも進歩している科学者の務めだ。


 


だから行く前には必死となる。


そして、新たな画像を追加し、代わりに古い画像を消していく事で


発表自体がレベルアップを続けられる。


 


もちろんその元となるのは


日々の手術開発を、少しづつでもなし続けているからこそ、出来るのだ。


 


そして、言いたい事を、時間内に必ず終わらせるように、原稿作りをする。


どこで発表する時でも、医学用語は英語だ。


 


いつも正確に自分の言いたい事が科学的に


英語で表現出来る事が大切だ。


 


そのためには、自分だけで日本語で何時間考えても無駄だ。


必ず、ジョージさんに、英文チェックをしてもらう。


これを毎年続けている間に、特有な英語の表現が少しずつ


頭に入ってくる。


今では画像を見せると、ジョージさんと私の考えがほぼ一致している


状態なので、あっという間に原稿が完成するようになった。


 


医学英語は日常会話とは、まったく異なるので、


自分の専門とする領域の医学英語や表現を訓練すればよい。


 


むしろ、学会では、日常会話などは、まったく使わないので意味が無い。


 


発表が、終わってからも、食事をしながら、


海外の医者が、私としゃべりたい事は、小耳症手術の事なのだ。


その他の事は、招待したほうの医者にとっては、あまり重要な事ではない。


 


とにかく、行く前が大切で興奮する時だ。


最終的に予行練習をやってみて30秒早く終われるように準備している。


 


術前術後が多いほうがいい。


それも、あらゆるバリエーションを備えているほうがいい。


聴衆を退屈させないように、するほうが良いに決まっている。


 


さらに聴衆は、私が作った原稿を見るのではなく。


私がしゃべっている英語を聞いて理解するわけだから、


文章に英語特有のリズムと抑揚が出るように、


さらに聞いている人たちは、日本人ではなくて


英語が母国語の人たちが、圧倒的に多い事を考慮すべきだ。


 


発音は出来るだけネィティブにする事だ。


発音してみて、読んでみて、現地の人が聞いて、なんら違和感がないところまで


ジョージさんに、チェックしてもらっている。


最近は、それも必要がなくなった。


 


日本語と同じレベルで、英語で言葉の裏まで読める人意外は、


必ず原稿を作っていったほうが、同じ時間で、確実に数多くの画像をわかりやすく説明できる。


質問されても、ほめられた質問なのか、皮肉られた質問なのか


わからないようでは、意思が伝えられない。


だから、いつもジョージさんに、後ろにいてもらってわからないときは正確に訳してもらっている。


いつも相手の質問内容が正確に的確に把握できてこそ、


的をいた回答が出来、それが次々に別の学会へとつながるわけだ。


 


発表しているときには、だから、緊張する事がない。


質問をあらかじめ予測する事も出来るようになった。


 


そして、帰国した後は、何事もなかったかのごとく平静になっている。


 


 


 


 


 

今日長旅の疲れをアロママッサージで癒されたN先生の顔はスッキリとした顔になっていました。


最近趣味のようにマッサージを受けている私はうらやましいなー。と思い仕事をしていました。


アロママッサージってゲドックス効果があるんですよね????


アロマオイルの残り香を密かにかぎうーん・・・・いいにおい・・・・と思う私はブログ名のとおり


体の中が毒素で充満しているのですかねー・・・。


私も早く癒されたい・・・・。