FC2ブログ

永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

今日は、エジンバラの子供病院で


デモンストレーション手術を行った。


 


頭のほとんどの皮とともに、


右の耳が全く無くなってしまった14歳の女の子だった。


以前に頭の皮下にある血管の膜が傷つけられていたので、


二枚目の血管膜を使って皮膚の不足分を補った。


 


とにかく困難なケースだったが、夕方7時には無事終了した。


 


それからは、


宮殿みたいな所での夕食会となった。


 


世界中からの小耳症の専門家が多数、出席している会なので


盛大な会となった。


 


イギリス形成外科学会が総力を挙げて後援していることがよくわかる会となった。


 


とにかくも、ほとんどが私のところへ学びにきた教え子ばかりなので


みんなかわいい。


 


それぞれの国で、


皆、永田法を行い悪戦苦闘しながらも


頑張っているので、その苦労がわかる。


 


ついに、完全に小耳症の世界が


ブレント法から永田方へと転換した。


 


 

朝医局のドアを開けると、カレーくさい!夕べの○先生の食事はカレーだったのだ。流しにカレーのお皿がそのまんま。最近は○先生の痕跡も匂い付きになってきたようだ。


私は今日は外来もなく、少しは事務仕事を進めなくてはと、あせっていた。2階のナースは今日はアロマさん。子供たちは元気がよすぎて、うるさくてたまらない。アロマさんが一生懸命怒っても、誰も聞かない。私はそれどころではない。税理士さんの帰った後はいつも以上に忙しい。


頑張ったら首がパンパンに張ってきて、頭がしびれてきた。そうだ、きょうはアロマさんがいる!予約なしだったけど、無理に頼んで急遽マッサージを受けることにした。


「今日は何の香りにしましょうか?」                                      最近急に冷えてきて、足も辛いし・・・ということで選んでもらったのが『オレンジ・シナモン』の組み合わせ。これは体が温まるのだとか。シナモンの香りで、まるでヨーロッパのお菓子屋さんにいるような。私はヘンゼル。あなたはグレーテルよ。


2階では○先生と毒子さんが回診をしている。マッサージを受け終わった私は、早速2階へ上がり、鼻をくんくん言わせながら、ケーキの香り、いいでしょうと自慢した。


回診が終わった後、○先生は買い物に行き、いろいろ買いこんできて、なんと、たこ焼きを作ってくれると言う。


先生、ぎこちない手つきで、「先生、焼けるの?」「大丈夫?」とかいろいろいわれながら焼いてくれた。出来上がったたこ焼きは卵やきの味がして、中身が空っぽな不思議なたこ焼きだった。


「うちの奥さんが焼いたほうがおいしい」と○先生が言うから「奥さんに焼いてほしい」と思ったけどそれは無理なので、仕方がないから食べたけど、実はものすごくおいしかった。


○先生、ありがとう!


でも、気がついてみたら医局中が「たこと青海苔とソースとマヨネーズの匂い」でいっぱいで、何処をどう嗅いでもシナモンの匂いなど消えてしまった。


明日の朝医局のドアを開けた人は、まず、「たこと青海苔とソースとマヨネーズの匂い」に迎えられることだろう。