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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

小耳症の作り直しの手術目的で


当院に入院された患者さんの中には、


トラウマになってしまった方が多い。


大学病院で当院とは違った説明をされた患者さんなので


それがあくまでも残っていて、


さらに以前の手術においては、


術後も相当痛い思いをした事がよみがえってくるので


非常に神経質になっている。


 


当院では、大学とは全く異なる最先端の手術を行うので、


手術後の痛みも少なくて、正確な耳を作る事が可能である。


 


中には、手術後、順調な経過をたどっている患者さんに、


「順調ですよ」と説明しているのに


次の日も、また次の日も、しつこく「順調ですか?」


と聞いてくるように、トラウマ状態から脱却できない方もいる。


 


相当遅れた小耳症治療をやっている大学での


説明自体が、間違いだったのに


最初に聞いた説明を忘れられない患者さんは


わけがわからなくなってしまっている。


 


そんなときには、私は、はっきりと


「前、受けた説明はすっかり忘れて、


当院での説明だけを思い出すように」


説明する。


 

若い形成外科医が、


よく「大学病院ではないので研究は出来ないし、論文もかけない。」


と言う。


大学にいる形成外科医でも


「教授がテーマを、くれないから、研究できないし、学会報告や論文もかけない。」


と言う。


このような、形成外科医は、本質を間違えた人達だ。


研究は自分で考えてするものだ。


自分が勉強していて、


世の中では、教科書に書いてあるから、間違いがないものと信じられているが


その通りにやってみても、書いてある通りの結果とならない物は


間違いなのだ。


それに気がつけば、おのずと研究テーマは見つかる。


自分にとって、最もやりたい研究を自分で見つけて勝手にやればいい。


 


私などは、勝手に自分で、研究して自分で勝手に論文を書いて、


世界に提出した。


そもそも、世界初の事を研究するのに、先生はいないのだ。


自分の頭だけが頼りなのだ。


いつも教科書に、疑いを持つ目が必要だ。


 

「馬鹿は風邪も引かない」とよく言うが、


私は、この何年間、風邪を引いた事がない。


とすると、私は馬鹿である。 


そして園長先生いわく、「永田先生は風邪をひかない不思議な人だ。」と。


 


これには秘密がある。


15年位前から、


毎日、総合ビタミン剤を摂取している。


 


中でもビタミンEは、抗酸化作用があり細胞の酸化を防ぐ事により老化を防ぐ。


その成分は、人工トコフェロールでは効き目が非常に少ないが、


天然トコフェロールを摂取すると抗酸化作用のために、働き盛りの健康維持や


美容にも良いとされる。


ビタミンB12は、


神経に良いし、B1,B2,B6,B12,ナイアシン、ビオテン、パントテン酸、葉酸


をバランスよくとることが必要で、


体内で、タンパク質や脂肪、炭水化物などの代謝に重要なかかわりを持つ


すなわち太り過ぎなくするのに必要な栄養素である。


ビタミンAは、目に良い。


ビタミン℃は、壊血病に効くし、コラーゲンの生成を助け綺麗な肌を保つ。


また、激しい運動や、喫煙、飲酒、不規則な生活になりがちな人に


特に必要な成分でもある。


 


マグネシウムは、別名「抗ストレス・ミネラル]とも言われており、骨や、筋肉細胞にカルシウム


が、入る量を調節している。


セレ二ウムは、体を酸化から守る抗酸化ミネラルで、


精力や、頭髪のトラブルにならなくてすむ。


亜鉛は、多くの酵素が正しく機能するために必要で、


生殖機能の健康を維持する大切なミネラルです。


鉄は、赤血球を作り酸素を運搬して生命維持に不可欠な栄養素です。


強い骨を作るには、カルシウムと、それを助けるマグネシウムが必要で


亜鉛は、新しく細胞を作る酵素と深い関係のある重要なミネラルです。


 


いずれにしても、毎日かならず、ビタミンは総合的に摂取する事が必要なのです。


12種類のビタミンと、11種類のミネラルをバランスよく高単位に含む


総合ビタミンを毎日欠かさず摂取していれば、


風も引きにくく、癌にもなりにくく、若さも保てるのだと思っています。


だから私の弟は、禿げていても、私は禿げていないのかもしれません。


同級生と久々に会っても、私は、変わっていない、と驚かれてしまいます。


まさに、私の秘密兵器なのです。


 

最近は、小耳症に関するメールでの問い合わせ件数も増加してきた。


それとともに、色々な質問事項も多くなった。


 


答えられるものに関しては、できるだけ返事を出しているが、


患者さんを、診察していなければ答えられない場合の質問も多い。


 


一言で小耳症と言っても


以前にこのブログで何回も書いているように


 


術前の形態は無限大に、人により様々なので


手術法が全く異なる場合もある。


それぞれに応じた手術法が必要なので


個人により、細かな内容が異なってくる。


 


まずは診察を受ける事が重要である。

永田小耳症形成外科クリニックは


小耳症の患者さんばかりが、いつも、入院している。


 


だから、新たな入院患者さんが、明日の手術を控えて、


実際に手術を受けたほかの患者さんから


術後はどうだったのか、と言う実体験を聞くことが出来る。


 


今日入院した小耳症患者さんの10歳の子供さんも


他の同年齢の子供達と話をして、いろいろ子供同士で情報交換をした。


その結果納得できたようで、


私に、本人が「明日の手術、よろしくお願いします。]


と、はっきりと挨拶をするほど、しっかりとしている。


 


オーストラリアからの、40代の患者さんで、来週、小耳症再々建手術予定の方も、


50代後半で、すでに入院して再々建術を受けた小耳症患者さんがいるのを見て


さらに話を聞いて見て、


安心したようだった。


 


このように、日本中でも小耳症の入院患者さんが、


いつも1年中いる施設は、当院を除き、他にはない。


 


永田小耳症形成外科クリニックでは、


このように術前に、患者さん同士で小耳症治療に関する話も出来て、


心から、安心して、手術を受ける事が出来る事も、


メリットの一つと言える。


 


 


 

今日の午後からは、


今年生まれた小耳症の患者さんを連れて


2家族の方が来られた。


両者とも生後4ヶ月。


皆、心配で連れてこられた。


説明を約1時間半以上行って、


納得された。


 


今4ヶ月だと、2007年生まれだから、


手術年齢に到達するのは2017年となる。


2017年の小耳症の手術予約をすでに行った患者さんは


モハヤ、これで30名ほどとなっている。


うち、両側小耳症の方が20パーせントなので36耳。


今から10年先の


2017年度の手術件数に換算すると、すでに72件が予約されている事となる。

オーストラリアから女性の患者さんが術前検査に来られた。


 


よくよく聞いてみると、もともとはアメリカ人だった。


アメリカの病院で小耳症の手術を受けたのだが、


不幸な結果となっている。


その後、結婚して、オーストラリアに移住したとの事。


 


アメリカのブレント医師にかかったが、彼は、やり直しの手術は、困難だと答えた。


そこで、永田小耳症形成外科クリニックを紹介された。


 


子供さんもいるので、アメリカからおじいさんがオーストラリアに行って


お孫さんの世話をしているとの事だ。


旦那さんは、お仕事で休めない。


 


本人は手術日に、早くなって欲しいと、願い続けていたと、言う。


小耳症患者さんは、世界中、同じ悩みを持っている。


 


来週が手術日となっている。


 


 


 


 

ただ切除して縫合するだけの手術は


簡単に事が済む。


 


無いものを、あるように作り出す再建手術は


当然困難だ。


 


その欠損している組織の形や強度が


複雑であればあるほど再建手術は困難となる。


 


耳は、体表の中で最も複雑な形態をしており


耳の軟骨の裏表に血行のよい薄い筋肉や脂肪と皮膚及び感覚神経で栄養されている。


だから当然、再建手術の中で、


最も困難な手術とされている分野となっている。


 


素人の方にとっては耳は小さいので、比較的簡単だろうと誤解されている方が多い。が、


実はそれは、とんでもない認識不足という事だ。


 


科学的に、形成外科分野では、最も困難な手術となっている。


 

耳の再建術は、小耳症と言う先天性の疾患だけでなく


ガラスなどでの切創


交通事故による外傷や、


犬や人による咬創


熱傷により消失、


ピアス後の軟骨膜炎症による、萎縮変形、


耳に出来た癌などの腫瘍切除後欠損


など、


様々な原因で耳がなくなってしまった患者さんに


行われる方法である。


 


基本的のこのような耳の再建術は、


小耳症に対する耳再建法が出来る事が必要である。


 


だから、小耳症専門病院こそ、耳欠損の再建も可能なのだ。

今現在、形成外科分野で


学問的に、大きく進歩し、


世界的に最も充実している分野は、小耳症分野である。


 


1992年から1993年にかけて、私の報告したアメリカ形成外科学会誌での論文は


当時としては、従来法に比べて、あまりにも進歩しすぎていたため、


世界がついて来れなかった。が、


 


ようやく、3次元肋軟骨フレームや,皮弁の表面積の違い


など、永田法の意味が、今頃になって爆発的に世界各国で認識されて来た。


 


だから、当時私が発表しても、トンチンカンな質問が多かった。が、


今は、随分まともな討論が出来る形成外科医が増えてきた。


 


それだけ皆がやっと理解を深める事ができるようになったということである。


しかも、永田法が、あらゆる症例の小耳症再建に応用できることが理解されてきた。


 


すなわち、以前は不可能とされていたローヘアーラインの症例や、


無耳症、さらに、再々建の症例まで、可能となっている事に


衝撃を受けている。


 


また、従来法よりも肋軟骨が多く必要となるのにもかかわらず


胸の変形もなく手術できることがわかると


益々、私の公演を見た聴衆は、大興奮となって、


この方法の必要性が理解されてきた。


 


長年にわたり私が世界中で公演を行ってきた成果が、


今頃、ようやく、爆発的に実を結んだ。


 


長い道のりだったようだが、世界を理解させるためには、


この時期がどうしても必要だったのだ。


 


科学者として、私の生きた証が今、世界に残された。


私が死んでも、私の頭脳が世界に生き続けることになった。


 


なぜなら、「永田法・小耳症手術」が世界の主流となって行われるようになったからだ。