
早速、今日の授業で何を習った?と聞かれたので、復習、復習。。。
ここで、実際に口にすると、自然と覚える!!
ありがたいことだ

そして、ちょっぴりお腹がすいていた私・・・
何かたべたいなぁ・・・野菜も食べたいし・・・
そこで、作ってくれたのがこれ↓↓

「Pintos con Huevo Y Patatas Fritos」
Pintos---煮込み野菜 con---~と一緒に Huevo---卵 Y---と Patatas Fritos---フライトポテト「野菜煮込み玉子添えとフライトポテト」って感じか?
スペインの郷土料理でもあるんですって

通常は上記の写真で完成ですが・・・
「¡Especial!」(特別)と、
半熟玉子をもう1つ付けてくれました。
おまけに、一緒に付いているスペインパンが大好きな私。。。
このパンももう1つ付けてくれましたわっ
これを混ぜて食べるのだ

なかなか美味しかった!!
今日も満足、満足。。。

かつて、私を訪ねて、ある初診の小耳症患者さんと共に
その御両親が来られた。
小耳症手術のやり方を
いつものように画像を示しながら、1時間ほど説明した。
患者さんが多かったので、
小耳症手術の歴史などは省略した。
説明終了後、
患者さんのお父さんが私に言った。
「この手術は、ただ、先生が器用だからできるということで、
先生自身が開発した、と言う物ではないでしょう。」
とおっしゃり、お帰りになった。
変わったお父さんだと思ったが、あまり気にも留めなかった。
何ヶ月か後になり、忘れかけた頃、
再び、その、お父さんだけが、来られた。
そして、急に土下座し、
私に言った。
「あの時は、まことに失礼な事を言ってしまいました。
先生自身が、開発された手術だということがわかりました。
その手術法が世界で使われている事もわかりました。
どうか、我が子供の小耳症手術を
よろしくお願いします。」と、おっしゃる。
後で気がついたのだが、このお父さんは、
ある有名大学医学部の教授だった。
1年半前に、アメリカのハーバード大学の
エリクソン教授から頼まれて、
形成外科医のための新教科書を作るため、
「小耳症」の部門の執筆を行って送っていたが、
その原稿のゲラ刷りが今頃ようやく出来上がり、
送られてきた。
最終的に、英文の単語や、
文章のチェックをしてくれとの事だった。
またまた、
厳密なチェックをしなければならないので仕事が増えた。
が、やらないわけには行かないので、
読んでいると、なんだか疲れてくる。
診療の合間に、何とか少しでも進めるものの
膨大な原稿であるために、なかなか進まない。
これまた世界の、形成外科医が読む教科書となるので、
厳密にやらなければいけないのだ。
入院中の小耳症患者さんの
包帯交換を行うと結構時間が、かかる。
細かな糸で一人につき、
100針以上も、かけているので
一人の抜糸だけでも相当大変だ。
髪の毛と同じような細かな糸なので、抜糸の時期を誤らなければ、
糸の跡は残らないですむ。
その代わり、抜糸は大変となる。
耳立て手術を行った後は特に、
場所柄大変なのだ。
患者さんの頸を動かすにも限界があるので
それを補うように、患者さんの耳の後ろを完全に見て、細かな糸を抜糸するために
自分の頸を不自然に曲げなければ、ならない。
しかも耳を保護するために、耳の周囲には、厚さ2センチの
レストンスポンジを当てているために、
耳の後ろが見えるためには、ごく限られた角度しかないのだ。
細かな糸を抜糸する時は、そこに光が当たっていないと
見えない。
見えないと抜糸は不可能だ。
だから抜糸をする場所を、ライトアップしてもらうことになる。
しかし、抜糸をする術者の頭が邪魔になり、
限られた角度から、光を当てる事が、これまた困難なのだ。
だから、一人の抜糸に30分も必要とする事すらある。
そして消毒と、軟膏塗りと、ガーゼを当てたら、
これを、きちんと立体的にテーピングしなければならない。
うまくテープを張らなければ、すぐにガーゼが、ずれてれてしまう。
首の部分との接合部に余裕が無ければ、
くびを動かす時、突っ張ってしまい、
テープの跡が、水ぶくれ、となることもある。
するとそこには、
次の包帯交換の時にテープが貼れなくなってしまう。
髪の毛の上にはテープが貼れないし、貼っても、固定力は得られない。
耳を保護するためにスポンジがあたっているために、
限られた耳の前のスペースしかテープが貼れない特殊な場所である。
さらに、ガーゼが落ちないようにネットを頭からかぶせて
顔や建側の耳を出すために、部分的にネットを切る。
このネット切りの穴を、わずかでも大きくすると、
すぐネットが緩んでずれて取れてしまうことになる。
これも、なかなか技術を要する。