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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

世の中、色々な事が起きる。


人生にも色々な事が起きる。


なかなか、面白い時もあれば辛い時もある。


辛い時こそ、早く乗り越える事が肝心。


 


「人生七転び八起き」とは、よく言ったものだ。


多くの試練を乗り越えてこそ、


その後に、大きく広がる洋々とした世界が待っている。


 


「これは真理」と信じた事は、何があっても貫き通す事だ。


時には、妨害が来る事もある。


 


間違った事なのに、多数の原理で、圧力をかけて来る事もある。


そんな事に屈してはいけない。


 


必ず、時間はかかっても、真理は後で必ず、皆が認めるようになる時が来る。


ただ皆が、気がつくのに時間を要する時があるのだ。


 


小耳症の新たな手術法を、1992年・1993年と


私がアメリカ形成外科学会に論文報告をして依頼


現在は2007年の暮れとなった。


 


報告当時、あまりにも、先進的な内容だったので、特に国内で


従来法を行っていた医師達から、私に対する相当な抵抗が長年続いた。


 


現在は、ようやく世界中に広がって来た。


思えば、15年という長い年限が、かかっている。


 


私の論文の細かな所までの理解が、世界中の医師に、さらに進んで来たので、


最近になって、ようやく、世界とはまともな論議が出来るようになって来た。


 


やはり日本よりも世界の方が、私に早く着いて来るようになった。