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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日は今年最後の手術日・・・

いつものように携帯電話のアラームを5時30分にセット
いつものように7時に家を出る・・・

が・・・・

ええっ~~~~パッと目が覚め時計を見ると、なんと
「6:53」

の数字が・・・

ひえっ~~~
あと7分・・・

人間パニックになると、不思議な行動をしてしまうもので・・・
私は何故かその場で1周回っていました・・・何故???

そして、落ち着け・・・
優先順位は・・・歯を磨いて、顔を洗って、お手洗いに行って、服着て・・・

「7:01」

おおっ~~
1分遅れで家を出て、車に乗り込み、いつもの様にクリニックへ向かう。普段から仕事開始30分前には着く様に家を出ているので、途中でコンビ二によって、お昼ご飯を調達し、化粧もクリニックについてからで十分時間がある

何もなかったかの様に出勤・・・

私って、すごいじゃん
やれば出来るもんだ(笑)

これが癖になって、毎日7分前に起きる様にならない様にしないとね・・・

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今日の小耳症作り直し手術術前。


耳が本来あるべきところを赤マジックで書いている。


耳の場所が、前に傾いて作られている。


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デザインの完成。


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3次元肋軟骨フレームを作成した所。


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上は、耳の後ろに移植された色の違う皮膚を切除したもの、陰毛が生えている。


下左は、3次元肋軟骨フレーム。


下右は、もともと移植されていた肋軟骨フレームを摘出した所。


DSC04645.jpg


皮弁を形成したところを示す。


DSC04646.jpg


皮弁の状態を示す。


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3次元肋軟骨移植直後の状態。


正常な場所に耳が出来た。



その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。