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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

札幌の産婦人科会が


2次救急を4月から行えないと、


市役所に提出した。


 


市役所は、何をすることなく、ただ、継続してほしいといっている。


病院数が3分の2に減少していて


産婦人科が夜中の重症な患者をこれ以上受け取れない状態となっているのだ。


 


東京都などでは、産婦人科の獲得のために


特別金を用意した。


大阪の病院では


麻酔科の医師の獲得のために


特別金を出すといっている。


 


地方自治体といってもこれらは、日本の大都市での話である。


 


国は、まだこの状況が理解できていないようだ。


国民医療費削減で、医療崩壊が起きていることを。

今日の外来も、小耳症の初診の患者さんが


遠路はるばるこられた。


 


長時間の説明を受けて


予約をおとりになり、


病室を見学されてお帰りになった。


 


「来て、説明を聞いて、見て、はじめて、よくわかりました。」


とおっしゃる。


 


当院の小耳症手術の説明は、


私が、アメリカ形成外科学会において形成外科の専門医に


3時間のインストラクショナルコースで教育をするための資料を、


画像を使い、そのまま使って説明している。


 


 


 


 

 


当院で、


両側とも第1回目の肋軟骨移植手術が終了した両側小耳症の患者さんが、


聞こえの手術を希望されたので、


「補聴器をはずして通常と同じように


日常会話ができるように聞こえることが確実に可能な施設は、


アメリカのバージニア大学の施設しかない。」という事を説明したところ、


手術を希望されたので、紹介していた。


 


この患者さんが、アメリカの施設で聞こえの手術を受けて


今日で2週間となる。


この患者さんのご両親からメールが入った。


 


「アメリカで聞こえの手術を受けてから2週間になります。


手術は成功です。


生まれて0歳児から10年間付けていた補聴器が外れて会話ができています。


本当に信じられないことです。


永田先生にジャスドーファー教授の聞こえの手術の事の


説明を受けてから10年になります。


今は、体の一部となっていた補聴器が外れて、本人は物足りなさそうです。


ジャスドーファー先生とケッサー先生に会うことができました。


永田先生の作った耳はすばらしい、といわれました。


アメリカの食事に不満はありますが


残りの日々を楽しもうと思っています。」


との内容だった。


 


このように、私の手術した両側小耳症の患者さんの中で、


アメリカの施設を紹介して聞こえの手術を受けられた患者さんは


全員、補聴器なしで日常会話が可能となっている。


 



同じルートで手術を受ける予定の両側小耳症患者さんが


今年中に、予定されている。


 


残念ながら日本では、このような聞こえの確実な手術は不可能だ。