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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

唇裂の患者さんは、日本中で約3000人、毎年発生しています。


これだけの患者さんの数なら、地方の各大学病院で


年間100件の手術を行っているところが結構ありますから


言い換えると年間を通じて、毎週2件は手術を経験できている大学が


多いのですから、ある程度安心して手術を受けられます。


 


しかし、小耳症の発生数は日本中で毎年100件しかないのです。


当院では、昨年作り直しの患者さんを含めて136件の耳再建術を行いました。


ということは、各大学病院では、


年間に小耳症手術を毎週行っている大学は


ほとんどありえないことになります。


 


しかも、本物の小耳症手術は8時間もの手術時間を要する


困難な手術です。


1時間半もあれば終わるような簡単な唇裂手術とは難易度が違います。


 


なぜなら、組織欠損量が全く異なり


その形態の複雑さから当然、耳再建手術は


形成外科分野における頂点ともいえる困難な手術なのです。


 


大学で作られた耳の大部分が不幸な結果となって


当院へと、日本全国から作り直し手術を希望する患者さんが


殺到しているのはまさにここにあるのです。、


 


このブログに何回も何回も、


作り直し手術を手術中の写真と共に、


記載していることを見ていただければわかることです。


 

先週も、今日も


すでに、7歳児や、8歳児に手術をされて、


不幸な結果となった小耳症患者さんたちが


たてつづけに、当院を受診された。


 


すでに小耳症の手術は10歳を超えて、なおかつ


剣状突起部の胸囲が60センチを超えてから行うということが


世界のコンセンサスとなっている。


 


にもかかわらず、これらを無視した施設では、


いまだにとんでもないことを行っている。


それらのほとんどが大学病院で手術を受けているのだから


さらにとんでもない。


 


医療崩壊どころか、形成外科学会と大学の学問崩壊が起きている。


このような大学は、専門学校に格下げすべきだ。


 


以前にもこのブログで述べたように


このようなことも知らない形成外科の施設では


小耳症手術などは、


年間に1件か2件くらいしか手術を行っていないところであるから気をつけてほしい。


 


今日の患者さんのお父さんなどは、


画像を通じた説明を1時間半受けたあと、


「手術した大学を訴えてやりたい」


と怒っていたが、


 


私は、


「すんでしまったことは仕方がないので、エネルギーを別の方向へ使って


子供さんのために前向きになって、10歳になってから作り直しましょう。」


といって、


患者さんは、10歳になってから、再々建手術の予約を取って


お帰りになった。


 


明日も、大学病院で作った耳の作り直しの小耳症手術だ。


厚生省は、


このような大学の学問崩壊で、


患者さんが、数多く犠牲となっていることすら


わかっていないことだろう。


医療費の無駄遣いだ。


 


 

今日は円相場が102円台まで円高となり、


株安となっている。


アメリカのサブプライムローン問題の影響が


次第に、影響を及ぼしてきている。


 


以前に、このブログでも予想していたとおり、


やはり日本の金融機関も、


この問題に絡んでいたことがわかってきた。


 


結局アメリカに金を吸い取られている。


結局、この金はアメリカの戦費となって消えているのだ。