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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

今週は、先週の延期された手術が

土曜日にまで入ってしまい、忙しい一週間だった。


ホームページにも、ブログにも、

あらかじめ今週だけは、土曜日外来が出来ないということを

表示していたものの、

遠隔地から、はるばる来られた患者さんもいて、

午前の患者さんは、園長先生に代診をお願いした。


新患の患者さんで、遠隔地からこられた患者さんで、どうしても、という患者さんは、

手術が終わるまで待っていただいて、

夕方の6時から診察および説明となった。

そして、ようやく夜の9時となって今週の仕事が終了できた。


今日の診察予定だった患者さんには、ご迷惑をおかけして申しわけありませんでした。

又、スタッフの皆さんも、ご苦労様でした。
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昨年8月16日耳垂残存型小耳症の術前。
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皮弁作成と皮下ポケット作成をしたところ。
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3次元肋軟骨フレームの作成。
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手術終了時。
そして本日の耳立て手術となった。
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術前のデザインを示す。
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血管膜を起こしたところ。
昨日と同様、肋軟骨ブロックを耳の後ろに移植して耳を立てて、
血管膜でカバーし、頭から採取した薄い皮膚を移植した。
園長先生が午前中だけだったので、これ以後の写真が取れなかった。
昨日の耳立て手術の写真を参考にしてください。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。