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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

日本中ありとあらゆるところから、いろいろ

小耳症や、それに伴う事に関する相談メールが入る。


小耳症といっても、人それぞれ術前形態が異なるし、

それに伴い、全く別の手術をしなければならない事まである。


実際に患者さんを診察もしていないのに、全く異なる回答となってしまうことになる。

だから、治療法の質問をされても答えることが不正確になる。

ましてや、ほかの症状を合併している患者さんは、

複雑となる。


メールで問い合わせる場合、来週の土曜日は診察しているか?

などの簡単な質問であれば答えることが可能である。


又、早く来たほうが良いのか?

と言う質問も多い。

当院には0歳児のときから毎年通ってこられている患者さんが多いので

10年先の予約を取られている。


それから、毎年一度通ってこられる間に、年齢に応じた話を患者さん自身におこなって、

次第に理解を深めていく努力が必要だ。


小耳症は、10歳の手術年齢になって突然こられても、患者さんの心構えが得られないことがある。