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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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某大学病院の教授に小耳症の手術されたものの不幸な結果となり昨年の9月11日に
耳の作り直し施術を行ったときの術前。
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耳が本来あるべき場所を赤マジックで書くと、ずれているのがわかる。
耳が立ってもいない。
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耳の後ろには、色の違った皮が、移植されて、陰毛が生えていた。
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手術の複雑なデザインが完成したところ。
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移植されていた間違った形の肋軟骨フレームは摘出した。
又、耳の後ろの異なる色の毛の生えた皮膚は切除した。
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新たに3次元肋軟骨フレームを作成した。
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本来耳のあるべき場所に、3次元肋軟骨フレームを移植した。
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3次元肋軟骨フレームを、血管膜でがバーしたところ。
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不足する皮膚は頭から採取した薄い皮膚を移植した。
作り直し手術はこのように複雑な手術となる。
そして本日はこの作り直した耳の、作り直し手術となった。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から2枚目の血管膜を起こした。
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耳が立っている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。