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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

世間では、ゴールデンウイークで、

みんな、うきうき、どこかへ出かける方が多い。

が、永田小耳症形成外科クリニックでは、

小耳症の入院患者さんたちが、

いつものように入院中なので、連続してお休みを取るわけには行かない。

もちろんお休みの日の外来こそ無いものの、

私は、

相変わらず当直である。

このまま体を動かさずにいると、

筋肉も廃用性萎縮に陥ってしまいそうなので、

柔軟体操でもやらなければと、

たまに手足の伸展運動くらいはやるのだが、

相当に、筋肉が落ちてきた。

何せ当直を始めて、2年ともなるのだ。

通常の人に、こんな、まねは、できまい。
日本医師会の政治力の無さが目立つこのごろである。

医師会会長が、表向きだけ医師会の立場に立っていて

実は、国の言いなりとなっているのではないのか、と疑うことすらある。


医師会では、医療費の度重なる削減で、医療崩壊がおき、

病院が安全な治療を行う必要最低限の費用を下回ったと述べている。

が、

これを解決する政治力が無いのだから、

医師会そのものの存在価値が問われてくる。


解決するためには、

医師全体としての、まとまった行動を取れるようにすることが必要だ。


日本全国的な統制の取れた病院スタッフの

ストライキも視野に入れることが必要な時期となっている。

国民医療を守るために。


これまでは、誰に話しても、解決にならないからと、

責任ばかり重く、過労死寸前の過酷な労働を強いられた医師が、ついに

あきらめて、黙って病院を去っていく医師の数が多くなり、結果として

医師の立ち去り型医療崩壊を起こしたことも事実なのだから。
山口県で行われていた国会議員の補欠選挙で、

自民党議員が敗北した。

当然の結果だ。

国民に審判が下ったのだ。


前回のブログでも書いたとおり、

自民党があまりにも福祉切捨てを行った結果だ。


負けたとたん、道路財源の一般財源化を、閣議決定するといい始めた。

遅すぎる。


すでに、今年の4月からは、またしても、病院の収入が引き下げられることになった。

今年は、病院閉鎖がもっと増加することになる。

結果的に、救急車のたらいまわしが必然的に増加する。


さらに、今年の秋からは、後期高齢者医療制度の、年金天引き額がもっと高くなる。


これらすべてを、解決するためには、道路財源を、福祉へと、つぎ込むことが必要だ。


道路族の筆頭議員は、古賀議員なのだ。

福岡県の人々が、次の選挙で、古賀議員を、どうするのか良識が問われている。