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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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今日は、半年前に再建しておいた耳の、耳立て手術。
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
耳を後ろから肋軟骨ブロックで支えて立てた後は、頭から起こした血管膜で
耳の後ろをカバーする。
すると肋軟骨ブロックが生きるだけでなくて
耳の後ろもカバーすることで、血行の増強となるので
あらかじめ移植していた耳の形の3次元禄軟骨フレームの吸収変形を
起こさなくなるから、耳の変形が起こらない。
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手術直後、耳を上から見たところ。
耳が、本当に立っていることがわかる。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



今年の4月から、後期高齢者医療費が、年金から天引きされて

国民は、驚いている。

ところが今年の秋から来年にかけてもっと恐ろしいことがおきるのだ。


今年の10月からは、子供の扶養に入っていた老人、200万人からの  

後期高齢者医療制度による医療費を国から徴収されることになる。

この老人達は今までは一円も払わなくて良かった人達である。

来年、春からは70歳から74歳前期高齢者の医療費負担2倍となるのだ。


施行前に、国民への説明が、ほとんどなされてこなかったことに、

大きな問題がある。


2年前の小泉改革時の法律改正時、国民に詳しく説明しておくべきだった。

密室での法改正としかいえない状況だ。

民主主義の開かれた政治とは程遠い。


選挙のタイミングを見計らった施行開始となっているのが見え見えだ。

サミット後の7月か8月、選挙となった時には、まだこの恐ろしい制度が始まることを

国民は、ほとんど知らないのだ。

これを国民が知っていれば、

自民党と公明党の政府与党は、今度の選挙では、野党に転落間違い無しだ。


日本医師会も、今後、この選挙結果を踏まえた動きが必要だ。