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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

小耳症の手術法として、永田法が1992年

アメリカ形成外科学会誌に巻頭論文となって依頼、

世界の先進国では、広く永田法が使用されるようになった。



一方、永田が住んでいる開発国である日本の足元はどうか?

と言うと、いまだに、まだタンザー法を行っている大学が多い。」


だから、サンザンこのブログでも写真で紹介しているように、

小耳症の作り直し手術が永田小耳症形成外科クリニックへと集中している。


この事実を一目見れば、患者さんたちは、

手術結果にあまりにも、大きな差があることがわかり、驚く事だろう。


一目瞭然だ。

これがこの国のレベルの偽らざる事実なのだ。


まだ、遅れたタンザー法や、ブレント法や、組織拡張法を行っているのは、

保険点数が、タンザー法を基準に作られているからだ、

それを、いまだに大学が行っているからだ。


学問の進歩の目的をもつべき大学が

世界レベルから30年遅れたままだ。

名ばかりの大学、情けない事である。



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6年前に、某大学病院形成外科において小耳症に対し
タンザー変法で、手術されたものの、このような不幸な結果となり、
昨年の11月13日に、耳の作り直し手術を行った。その際の術前の状態。
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本来耳があるべき場所を、赤マジックで書いている。
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術前デザインの完成。
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左が摘出したタンザー法の肋軟骨フレーム。
その右においているのが、永田法の3次元肋軟骨フレーム。
言うまでもなく、永田法は、正しい耳の複雑な形をしていることがわかる。
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肋軟骨を摘出し、耳の表の色の異なる皮膚を切除した状態。
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耳たぶの後ろから色の良い皮膚を、生きた状態で、皮下茎皮弁としたところ。
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その皮下茎皮弁を、生きたまま耳の中央部に異動してきて
耳の表の中央部の皮膚の表面積を増加した。
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永田法3次元肋軟骨フレームを皮膚の下に移植したところ。
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ガーゼで陥凹部を圧迫して手術が終了したところ。
そして半年後の今日は、耳立て手術となった。
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本日の術前の状態。
作り直す前と比べると、はるかに耳の細かな輪郭が再再建されている。
耳の後ろには色の異なる皮膚移植部がまだ残っているので
、この皮膚は切除して色の同じ皮膚に張り替えて、なおかつ、本当に耳を立てなければならない。
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耳立て手術のデザインを示す。
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頭から薄い皮膚を採取し、血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから支えて、耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成したところ。
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耳の後ろに肋軟骨ブロックを移植して耳を立て、
それを生かすために頭から起こした血管膜でカバーし
その血管膜の上に、頭から採取した耳と色の同じ薄い皮膚を移植した。
耳を頭の上から見たところ、耳が本当に立っていることがわかる。
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耳を前から見ても本当に耳が立っている。
手術直後は、このように耳が腫れて輪郭がぼやけているが、
血行が良い血管膜を耳の後ろにカバーしているので、退院までには、再び腫れが引き
ほとんどもとの輪郭を取り戻す。
さらに半年かけて、シャープな輪郭のある立体的な耳となる。