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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

気の短い院長は、何でもてきぱきしてると思いきや、それがそうでもありません。

もちろん小耳症に関しては、そのとおり。手術が終わればすぐに回診に取り掛かり、ものすごいスピードで包帯交換を終えるのだし、その後医局に引き上げれば、そのままパソコンに向かって手術記録を書き上げる。
ご飯ができたと声をかけても、見向きもしません。

しかし、その他の事は一分でも先に延ばしたがる。
歯医者・・・痛いことは嫌だから、痛み止めを飲んでいても大丈夫だ、直ったと言い張る。
頼まれた原稿・・・催促の手紙が2回目でも、まだ書いていないのは俺一人じゃないと言い張る。
ボタンのきついスーツ・・・まだ着れるから買い換える必要はないと言い張る。

命の次にタバコが大事な人だから
TASUPOの申し込み用紙をみつけてすぐに、「はい、どうぞ」と持ってきてあげたのに、
これも何時までたっても机の上においたまま、ついに6月になってしまった。
もう3ヶ月もたっている。

ねえ、タバコが買えないと困るでしょう?
タバコ屋のおじさんしょっちゅう居ないから、自販機じゃないと買えないでしょう?

電話して開けてもらう
というけれど、あんた、タバコ屋さんの電話番号知らんでしょう?

まったく、写真を撮るのがめんどうらしい。

ある日、外来が終わってからライフへ買い物に出かけた。
入り口に看板が・・・
「写真無料で撮ります。コピー無料で、できます。そのままポストに入れれば、TASUPOが届きます。」

こ、これだ!!
大急ぎでクリニックへ帰り、
寝てる院長をたたき起こし、
ねえ、写真撮ってくれるって!!コピーも!!そのままポストに入れればTASAPOが来るって!!
自転車で行けばすぐだから早く起きて行って来て!!と言ったら
ぷっとふくれて起きて来ないで、なんだかぷんぷんしてるから・・
ふんっ、タバコやめるのなら、それが一番結構よと思っていたら、
やおら起き上がり、着替えて出かけて行った。

恐るべし、タバコの威力!!

帰ってきて、自分の写真を眺め、
この写真は変な写真だと言っているが、寝起きのあんたが変なのよ。

翌日は
おい、昨日のちゃんとポストに入れといてくれたか?と念を押され、
3日後には、
何時ごろ届くとか?と聞かれたけど、
やっぱり、命の次のたばこであった。