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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

先月、読売新聞のトップ記事として

救急車の無駄使いの記事が載っていた。


記事によれば、

「今日は入院日なので、救急車を呼んだ。」と言って、

パジャマを持って自ら歩いて救急車に乗り込んだ。とか、


「ひとつの病院の診察が終わり、次の病院の診察に行くので、救急車を呼んだ。」とか、


「病院での待ち時間が長かったので、救急車を呼んだ。

救急車で行けば早く診察してもらえると思った。」


「救急車は無料だかど、タクシーはお金がかかるから」。など。


このように、あまりにも自分本位の救急車の無駄遣いの増加により、

本当に、苦しくて重症で、救急車でないと病院へいけない状態の人がいる場合に、

救急車の出動に支障をきたす原因となる。


救急車は、救急車に同乗する職員の給料や、その特殊な車両の費用

また、医療用設備費用、燃料費用を合計すると、

救急車1回の出動あたりに換算すると「5万円」もの金額がかかっている。


アメリカでは、救急車を呼んだだけで、800ドル「約10万円」を払わなくてはならない。

日本では、「ただ」となっている。


もちろん、「ただ」に越したことは無いが、

「ただ」だから、と言って、救急車を、あまりに自分本位に利用する国民が多すぎる。

この無駄遣いを防止するには、アメリカのように有料にすべきだ。


その分を、本当の医療費へまわす事のほうが、理にかなっている。


前回、救急車の無駄遣いについてこのブログで述べたとき

救急車を呼ばずに、タクシーで病院へ行ったら死亡した人がいた。

と言う意見もいただいたが。


ただと言うことで、国民自身がありがたさを忘れ、

無駄遣いがあまりにも目立つ。

私自身のかつて勤務医をしていた時の経験でも

「夜眠れない」と言う理由だけで、救急車を夜中に呼んで病院へ来た人までいた。


借金が膨大となった国には、資金の余力は、なくなっている。

今、大阪でも、借金からの脱却のため、苦労が始まっている。

国とて同じなのだ。


政治家の無駄遣いを非難する国民自身も、無駄遣いが多いのだ。