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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

医局で一人

人は何を楽しみに生きているのかを考えている。

疲れ果てた週末。


人間性をなくして機械のように小耳症の手術を行って

2年間もここ、クリニックに住んでいる。

通常だったら気が狂ってしまっていてもおかしくはない。


この20年間夏休みもとらず

機械のように小耳症手術を行い続けてきた。


あと3年か4年たったら、

一段落、

夏休みも取れるようになる人間的な生活を取り戻したいものだと願っているものの

予定表を見ると、夏休みは10年先まで予約が埋まっている。

さーて、

あまり考えすぎると

おかしくなりそうだから一風呂浴びて考えることにしよう。



本日は外来日夏休みとなった最初の土曜日のためか

小耳症初診の患者さんが4名。


更に再診の患者さんが、

遠隔地から多く来られており外来が込み合った。

結局、

朝から夕方の5時まで外来が終わらなかった。

夕方5時から包帯交換を済ませると気がつけば、夕方6時半となっていた。


夕べは、なぜか、ほとんど眠れなかったので

終了時は、精も根も尽き果てていた。
日本は国連に世界第2位という多額の資金を使ってきたが

国連常任理事国にはいまだになれないでいる。

中国の国連に対する拠出金は、日本に比べればごくわずかだが、理事国である。

GDP比にしてアメリカよりも多く支払ってきた。


お金を払えば常任理事国入りが果たせるという問題ではないのだ。


なのに、

日本はこの常任理事国入りを狙って

アフリカ諸国からの得票がほしくて

アフリカ諸国からの首相の大部分を呼び

前代未聞のアフリカ会議を開いた。

そして、アフリカへの資金援助費の倍増を発表したばかりだ。


しかし、日本経済は下半期減速が予想されている。

来年度の税収は、激減する可能性すらある。


常任理事国入りをすれば更に、拠出金も増加することだろう。

国家の福祉すら減らして病院倒産・医療崩壊が増し、

弱者対策は冷たくなっている状況だ。

医療費用は、ついにGDP比で世界の諸国の20位以下となっている。


ここらで常任理事国入りをやめるという方針転換を行う必要がある。

国力に応じた方針転換をなされないと国民が不幸となるばかりだ。
ガソリンの価格が8月から190円に迫る。

読売新聞によると、

原油価格と円相場がこのままであれば、

8月1日から、ガソリン卸価格を1リットルあたり7円値上げとなり

レギュラーガソリンが1リットル当たり190円近くに、

ハイオクガソリンが200円に迫る可能性が高いということである。


ガソリンの値上げにより、ついこの前、漁業が成り立たなくなり

漁民の全国一斉ストライキが起きたばかりなのに、まだ価格が暴騰すれば

輸送費がかさみ、物価高騰に直結する可能性が増している。


郊外型の大型のスーパーなどは、広大な駐車場を用意していたものの、

車を利用する人の減少により、

売り上げがダウンしているというニュースが流れて間もない。


車利用者が減少すれば

高速料金も減少して、国にとっての道路財源収入も減少することだろう。


おまけにアメリカ景気低迷が予想される中で

アメリカが日本から物を買えなくなり

主力輸出企業の売り上げダウンで、税収はますますダウン。

日本経済は、下半期このままでは暗い状況だ。


来年度の経済運営は、この大幅な税収の減少が予想されることになり

そのしわ寄せが、更に弱者対策へと及ぶ可能性大となった。

社会福祉、医療費の抑制が更に厳しくなるかもしれない。


このような税収下においては、消費税アップに頼らざるを得ない。

しかし、消費税アップにより、更に、景気減速となる可能性がでてくる。


来年度の政治の舵取りは非常に困難となる。


次期総選挙により、政権党をもし民主党が取ったとしても

この経済状況では、国民を納得させる方策がとても取れる状況ではないだろう。

アメリカ経済が、次第に落ち込みを見せ始めた。

今年の後半の、アメリカのGDPは、ついにマイナスの伸びとなることが言われている。


これまでのアメリカ経済の好調のために、

世界からの輸入を行えていたアメリカも

ついに、その減少を余儀なくされる。


とすると、アメリカへ物を売って生きて来た日本にとって大打撃となる。

景気減速の中、物価高騰が起きている。

その上輸出が減少するのだから

日本のGDPの伸びも減速どころか、もっと深刻になるかもしれない。

そうすると、国税も地方税も減少し


国民福祉へお金が回っていかない可能性がある。
人間は利害関係ばかりで動いているわけではない。

しかし、なかなかそれが理解されにくいときもある。

むしろ現代のぎすぎすした社会の常識では、

利害関係のほうが普通と考えられがちのことが多い。


誠心誠意のことを言っても、話しても

理解の仕方がそれぞれ異なり、

経験も立場もお互いに全く異なるので

判断の仕方にも違いがでるのだろう。


人生いろいろかも知れない。

ずーっとクリニック内から出ない生活をしていると

世間と隔絶しており

季節感すらなくなる。


今年の11月で開院3周年。

あと同じ期間もあっという間に過ぎるだろう。

一段落済んだときからは、全く新たな自由な事がスタートする。


などと、いろいろ考えたりしているうちに

どんどん時間が過ぎ去っていく


深夜なのに眠るどころか

ますます考えてしまう。
小耳症の耳の再建を行い続けて振り返ると

四半世紀をとっくに超えている。

長いようで短い期間。


まさに、開発改良の連続の日々だ。


従来法では出来なかった耳の細部まで再建できるようになればなるほど

手術時間は次第に長くなり、

その改良した手術法になってから後は、それなりに、手術時間が短縮してくる。

と思っていたら、又、別の観点からの改良を重ねることになり

更に手術時間が伸びていった。



正常な耳があくまでもお手本となる。

つまり正常な耳は、体表の中で最も複雑な形態をしているからだ。


そんな積み重ねを行って、現在に至っている。

四半世紀。


取り組みは、終わりなき戦い。