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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

DSC05175.jpg
Lobule type microtia.
Normal anatomical position of the auricle in red.
1st-stage operation.
耳垂残存型小耳症。
今年の3月18日の術前。
耳があるべき場所を赤で示している。
DSC05178.jpg
skin flaps and skin pocket created.
皮弁形成および皮下ポケット作成。
DSC05179.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
3次元肋軟骨フレームを作成した。
DSC05182.jpg
3-dimensional costal cartilage frame grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮膚の下に移植したところ。
P1000086.jpg
7 months After the 1st-stage.
そして10月17日の本日の状態。
P1000087.jpg
Dezign of 2nd-stage operation.
耳立て手術のデザイン。
P1000088.jpg
Fabricated costal cartilage block.
Temporo-parietal fascia flap elevated.
Split thickness scalp skin harvested.
耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを後ろからカバーして生かすために、頭から生きたままの血管膜を起こした。
更に頭から薄い皮膚を採取した。
P1000095.jpg
Projected reconstructed auricle.
Frontal view.
耳が立っている。
P1000096.jpg
耳が立っている状態。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



DSC05087.jpg
Pre-orerative appearance of microtia.
今年の3月6日術前。
通常の小耳症と全く異なり、耳がほっぺたに存在している。
耳があるべき所は、全く平らで、わずかなローヘアーラインも合併している。
ほっぺたにある皮膚の余裕を斜め後ろの方向へ利用して皮膚の余裕を移動するという特殊な方法を行えば、耳甲介の皮膚の不足を補える可能性がある、当然このような症例には世界初の工夫が必要だった。
DSC05090.jpg
Fabricated costal cartilage block.
3次元肋軟骨フレームを作成した。
DSC05091.jpg
Skin flaps foamed and skin pocket created.
皮弁と皮下ポケットを作成したところ。
DSC05092.jpg
Fabricated 3ーdimansional costal cartilage frame.
皮弁の表面積の成分を後上方へ、ずらして皮膚の余裕を移動して、ローヘアーラインを解除して
なおかつ耳甲介の皮膚の余裕をも稼ぎ出した。
3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
それでもわずか、5ミリメートル耳が下に位置している。
これは2回目の耳立て手術で耳を5ミリ引き上げることで解消する。
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Pre-operative appearance.Reconstructed auricle.Second stage.
そして10月16日の本日の術前の状態。
P1000082.jpg
Dezign.
耳立て手術のデザイン。
血管の走行が、通常と異なるので、それを露出するためには
更なる切開の工夫が必要だった。
P1000083.jpg
Temporo-parietal fascia flap elevated.
Fabricated costal cartilage block.
Split-thickness scalp skin harvested.
耳の後ろから耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを耳の後ろからカバーして生かし、なおかつ、耳の後ろから桃の血行の補強をする目的で、
頭から血管膜を起こした。血管の走行が特殊だったので
この血管膜は、2本の動脈を含む用に作成した。
頭から薄い皮膚を採取した。
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Projected reconstructed auricle.
手術後耳が立っている状態。
P1000085.jpg
Projected auricle.
耳はもとより6ミリから7ミリメートル上に引き上げて、肋軟骨ブロックを固定できた。
耳が立っている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



これまで、いろいろな金融不況が起きた。

日本でもバブル崩壊で失われた10年と言われる時が回復に要した。

そして今回のアメリカ発の金融不況。


日本でもアメリカでも、結局その原因を見ると

不動産価格の下落だった。


不動産価格の上昇を見込んで投資されたお金が、

不動産価格の下落によって

一気に吹き飛んでなくなると言うことだ。


土地そのものの価値が上昇すると言う神話が

崩れ去った時

日本人は、それが信じられなかった。


今では、土地の価格が変化することが常識となったが、

かつては、土地神話なるものが信じられていた。


どんな労働よりも、土地を持っている人の方が

働かなくても収入が多くなる時代が確かにあった。


いずれにしても、マネーゲームだけで収入を得ると言うことは

本質的に、どこか、まともではない。


行き過ぎたマネーゲームへの、ぺナルティーだ。




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昨年11月30日、術前。
犬に頭皮と共に耳も噛みちぎられた後、
頭に皮膚移植を受けた状態で当院で耳の再建手術となった。
DSC04477.jpg
3次元肋軟骨フレームを作成した。
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皮弁形成およびDeep fascia flap を、頭から起こしたところ。
すなわち、いつも使っている1枚目の血管膜は
犬にかまれたときに、なくなっていたので、
2枚目の血管膜を起こした。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
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そして、本日の術前。
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耳立て手術のデザイン。頭の血管膜は、もはや存在しないので、
首から、筋弁を起こす。
P1000074.jpg
首から広頚筋を起こした所。
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耳の後ろに支えとする肋軟骨ブロックを作成した。
頚から起こした広頚筋を示す。
P1000077.jpg
耳の後ろに、頭との間に、肋軟骨ブロックで支えて耳を立て
その後ろから、広頚筋でカバーして耳を立て、その後ろに皮膚を移植した。
P1000078.jpg
頭の皮膚欠損部も皮膚移植を行った。
耳を上から見て、立っていることがわかる。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



臨機応変に対処する能力が無ければ

この世の中を渡っていくことは出来ない。


いつも人から与えられたことばかりを行っていては

世界初の事はできない。


何か新しいことにぶつかったときこそ、チャンスが生まれる。

なかなか困難な事柄であるとき、

それを、面倒だと感じて

避ける行動ばかり取っていると、

次へと進めない。


毎日同じことの繰り返しならば、対処できるが、

ちょっと異なることが発生すると、

ヒステリックになってしまう人は、

それ以上の進歩がない。


不思議なことに、それらの人は、

進歩しようなどと言う気力すらない。

そこで満足しているからだ。


そういう人たちを見ると、

私は、不思議に思う。


なぜ、もっと、乗り越えようとしないのかが、

理解できない。


進歩を忘れたら、猿の世界になってしまう。


世界初と言う進歩こそ

人間しか出来ないことだ。


臨機応変を繰り返していくことが、

進歩へとつながり、

それが楽しみなのだ。


何歳になっても

変わらない楽しみだ。
久しぶりに友人とお茶をしながら・・・

「ねえ、竹内まりやの人生の扉を知っている?」
「いいや、竹内まりやのCDは持ってるけど?」
「最近の歌なんだけど、携帯に着メロいれて、歌詞まで写しちゃった」と。

春がまた来るたび ひとつ年を重ね
・・・・・・・
気がつけば50をすぎた私がいる
・・・・・・・
満開の桜や色づく山の紅葉を
この先いったい何度見る事になるだろう
・・・・・・・

「あのさ、この間インターネットでアンケートやって
この先何年生きられるでしょうかって言うんだけど、
あたし106歳まで生きるんだって。
だからね、あと50回は見ることができるのよ。」

「えーっ?」
「だからアンケートなんだけどね。
今うちの父親が90でさ、まだ自分の事は全部自分でできるわけだから、
まんざら不可能な事でもないでしょうよ」

「それもそうねえ」と。

最近ほんとに余生が長くなりましたよね。
そういえば友達がくると言うので、近所のケーキ屋さんに行ったら、
喫茶室もあって、
ソファーがまっかっか。テーブルクロスもまっかっか。
まっかっかのエプロンとまっかっかの三角巾を身に付けた
どう見ても私より一回り上のおば様が店番をしておられ、
それよりもさらにもう一回りも上のおば様が二人、お茶しておられた。

やはり元気なシルバーは増えている。
106歳でもいけそうだ。
まっかっかはおば様たちの元気の源かもしれない。
そうだ、これからは
まっかでいこう。
ファイヤーのまっかっかだ。


時は流れ、

信じられない

奇跡の日々が、

歴史となり

地層のように

次々と

積み重なって行く。


今、この時すら、

また、

刻々と

過ぎ去って行く。


それぞれの人々に

歴史が、また、

厚みを増して行く。


また明日は、

どんな未来が

待っている事だろう?


まっしぐらに

また明日を

突き進もう。


この大地の上で。

未来は

必ず、また

新たな歴史へと

変わって行く。










3連休中日の快晴日。

さわやかな天気だ。

お出かけしている人が多いだろう。


しかし、永田小耳症形成外科クリニックには

小耳症の患者さんたちが入院している。


気がつけば、玄関先に植えていた木が

大きく育ち垣根となり密集して育ちすぎていた。

看板も隠れてしまうほどだ。


そこで、木を間引きしてもらったら、すっきりとした。

来年までには、それでもまた、垣根のように育つだろう。


さんさんと輝く太陽がまぶしかった。

日本晴れの秋の一日。
友人のTちゃんが、パンを焼いて持ってきてくれました
彼女は、いずれ自宅でパン教室を開きたいらしい。
なので、仕事が休みの日にパン教室に通っている。
以前焼きたての食パンをつまみ食いしたけど、とっても美味しかった
今回は・・・
これら↓↓

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アンチョビとトマトのピザ
   と・・・
グリッシ-二(棒のやつ)
  チーズとペッパー味


ピザはとってももっちりしてて美味しかった
白玉粉が入ってるんですって

グリッシ-二はお酒が好きな人にピッタリ・・・
私は飲めないけど、それでもかなり美味しかったわ
差し入れありがとう

こんなパンが自宅で出来ちゃったらいいね

Tちゃん、早く教室開いてね~
そしたら、行くわ

食べに・・・・・・・

いやいや・・・習いに行くわ

本日は土曜日。

土曜日は、永田形成外科クリニックの全日の外来日である。


土曜日の午後は、お休みの病院が多いが、

日本国内での小耳症の患者さんの大部分が

永田小耳症形成外科クリニックへ診察を受けにこられるので、

土曜日は午前、午後ともに、外来診察を行っている。


飛行機や、新幹線を使って、

ご両親が小耳症の子供さんをつれて全国から診察に来られる。

ご両親がお休みの日で都合が良い日は、と言うと当然土曜日となるからだ。


本日は、

小耳症の退院の患者さんが1名。

小耳症の初診の患者さんが3名。

小耳症の手術前の術前検査の患者さんが3名。

そのほかに、小耳症の術後経過を見る再来患者さんが数名。

来年以降の小耳症の手術予約を取っている再来患者さんが数名。

とにかく小耳症の患者さんばかりで、忙しい外来だ。


外来の合間をぬって、満室となっている病室入院中の小耳症患者さんの包帯交換を行った。

気がつくと、もう外は暗くなってしまった。

またまた今週があっという間に過ぎ去っている。


あと1ヶ月もすれば、このクリニックも開設して4年目に突入することになる。

このように、年中、小耳症の患者さんが絶える事の無いクリニックとなっている。


日本中で毎年たった100名程度しか生まれることのない

小耳症患者さん達が、集中するので、

当院では、国内の小耳症手術の大部分の手術を行っている事になる。

そういえば、久しくブログを更新していなかったな・・・と思い
何かネタはないかな。。。と

・・・・・
やはり食べ物のネタしか・・・・ない

まっ、いいか
こないだ近所でなかなか素敵なイタリア料理屋を見つけました
CAYC06DC.jpg

外見がなかなか素敵



前菜は写真撮るの忘れてしまいました
メインのパスタと肉料理
CAEH7KGW.jpg

ウニのパスタ
これはとっても美味しかったぁ・・・


CAZB21WJ.jpg

カモ肉です
私、鴨大好きです。
これまた美味しいわ

そしてデザート
CAZBCKAM.jpg

これで1人前です



はい。。。食べ過ぎです。。
いつも食べ過ぎです。。。。
病気か???
私の頭の中は
「食べ物」「フラメンコ」「嵐」しかないようです(笑)
本日も株価が大暴落し、

平均株価は8200円となった。

いずれそのうちに7000円割れとなる可能性もある。


この大暴落は昨年のアメリカのサブプライムローン問題がおきたときから予測されていた。

世界大恐慌のときよりもひどいこととなりそうだ。


国内の金融機関は大丈夫だと言っていたのに

大和証券が破産した。


あまりの株安が今後3年近くも続くことになれば

日本の金融機関も、どんどん危うくなる。


「定年退職金を2000万株に投資したが、どうしたら良かろうか?」

などといった相談が寄せられているとの事。


素人が株に手を出すものではない。


P1000044.jpg
Lobule type microtia.
耳垂残存型小耳症。
P1000045.jpg
Normal anatomical position of the aurucle in red.
正常な耳の場所を赤で示す。
耳たぶが小さい。
P1000046.jpg
Dezign.
デザイン完了時.
P1000047.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
作成した3次元肋軟骨フレーム。
P1000049.jpg
Skin flaps foamed and skin pockets created..
作成した皮弁および皮下ポケット。
P1000051.jpg
3-dimensional costal cartilage frame was grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットの中に移植したところ。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



ノーベル物理学賞の日本人受賞者が今年3名となった。

と、ニュースで、報道されている。

これで、これまでの日本人のノーベル物理学賞受賞者は、13名となったそうだ。

一度に3名というと、日本では驚きに値する人数となる。

すばらしいことだ。


話は変わって、

小耳症手術法である永田法と、ブレント法との比較を

形成外科医師のための教育の目的で

アメリカ形成外科学会誌に掲載されている。

アメリカ形成外科医の形成外科専門医師テスト問題も書かれている。

形成外科分野で、世界中で最も権威のある科学ジャーナルだ。

このジャーナルが元となって世界の教科書ができる。

タイトルは、

Auricular Reconstruction for microtia : Part Ⅱ.Surgical Techniques


この論文を書いたのは、アメリカのシカゴ大学,「Robert L. walton」 教授だ。

このWalton教授が、この論文を書くにあたり、

インタビューの時に、私に言ったのは、


[シカゴ大学だけでも、ノーベル賞受賞者が、400人]と言うことだ。

これはアメリカの一つの大学だけでの人数だ。


日本全体で13名と比べると、驚くべき数の違いだと言うことだ。


アメリカが、これまで世界をリードしてきた意味の一端がわかる。

P1000034.jpg
Atypical concha type microtia.
耳甲介型小耳症。
どこが特殊か、と言うと、耳珠が不完全な形である事と、耳の穴が、二つ存在した。
一つは骨膜の深さで盲端となっていた。
P1000037.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
正常な耳の場所を赤で示す。
P1000038.jpg
Dezign.
手術デザイン
P1000040.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
作成した3次元肋軟骨フレーム。
耳甲介型小耳症の場合通常は、耳珠は、正常に存在しているので、省略するのだが
この症例では、不完全な耳珠しか存在しなかったので、完全な3次元肋軟骨フレームが必要となった。
P1000041.jpg
Skin flaps foamed and skin pocket created.
皮弁形成および皮下ポケット作成。
盲端となっていた二つ目の耳の穴を切除して、狭くなっていた本来の耳の穴を拡張した。
P1000043.jpg
3-dimensional costal cartilage frame grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットの下へ移植した。
耳が再建された。
耳穴も拡張した。
耳珠も修正してある。

このように、耳甲介型小耳症だからといって
いつもワンパターンの手術が出来るわけではない。

通常のタイプとはどこが違うのかを細かく見抜き
いつも、その症例ごとの、細かな違いによって
細かな手術法の修正が必要となる。

私の書いたアメリカ合衆国出版の形成外科テキストブックだけを
簡単に鵜呑みにしているだけではこのような症例には対処できない。

なぜならば、手術法の分類は、あくまで典型的症例でのことで、
さらに、その中間のタイプが無限大に存在して
手術法の応用が必要な症例が多いからだ。

この点が、小耳症手術の奥の深いところでもある。
だから小耳症手術は、形成外科医にとって
修練期間が最も長くかかる分野なのだ。


1例や2例の私の小耳症手術を見学しただけで
手術法をマスターできる、などと誤解している形成外科医が相当数いるが
これは、とんでもない大間違いだ。
今日の経験から明日へと結びつける。

これが習慣となり積み重ねていけば、

次第に間違いが少なくなり、

やがて全てが、誤ることなく成功する。


ただし、この間に用意周到な計画を立てることが必要となる。


すなわち、大間違いで決定的な失敗を避けるような計画が必要だ。

立ち直れないほどの失敗を犯すと挫折してしまう。


新たなことに対処するとき、必ずひとつの大道だけは、はずさないことである。

階段を一歩ずつ上っていくことである。

この階段が、どこにあるのかを見抜けるようになりさえすれば

一段ずつ高いところへと上れるようになる。


私が言う間違いの経験とは、ほんの僅かな差という経験のことで

修復可能な程度の経験と言うことだ。

これが階段の一歩なのだ。


この僅かな違いを分析することで、

2者選択のうちどちらが正しいのかがわかるようになる。

すると階段が一歩上れるのだ。


このような階段を何段も上り続けることで

振り返れば、非常に高いところまで上り詰めることが出来る。


このような感覚で、この四半世紀もの間

正確な耳つくりの階段を

登ってきた。

ヨーロッパの国々では

互いに協力して銀行預金を保障すると言う協定を結んだそうだ。

逆を言えば、

すなわち銀行が危機に瀕していると言うことだ。


アメリカの金融危機が世界にもたらした影響は大きい。

日本の輸出産業の最も重要な地位を占める車の輸出が

北米大陸へはトヨタが30パーセントも昨年比で減少したそうだ。


輸出で得た利益で、食料や原材料が諸外国から輸入できる日本だ。

だから、世界経済が落ち込むと

アメリカだけでなく、世界への輸出が落ち込むことは間違いない事となる。


この経済減速は、数年続きそうな気配となってきた。

輸出の黒字は今、急速な縮小を始めた。


さらに、生産の減少で、国民総生産も減少し

それに伴い国税が急速に減少することも考えられる。


すると社会保障はもっと貧しくなるかもしれない。


地方財政は、もうすぐ持たなくなるだろう。

すると、地方公立病院は、大部分が倒産することになる。

年金すら払えなくなり、

大混乱となる可能性が出てきている。


なにせ、今は、グローバル化が進行して世界同時株安となるのだから、

第1次世界大恐慌が起こった昔より

その影響は、はるかに、すさましい事態を引き起こすことになるだろう。

開発途上国は、もっと深刻な問題となることだろう。

餓死者が出ることすらあるかもしれない。



政治のみでなく、日本国民自身が、

早急な自衛策を講じなければならない時だ。


早く、しっかりとした政治基盤にするためには

やはり、解散総選挙を直ちに行った方が良い。


解散せずにこのままずるずると、ねじれ国会のままだと、

何も手が打てずじまいとなり、結局は、

国益にならない。


「急がば、まわれ」

なのだ。

ほかの施設で一度耳を作られたものの

不幸な結果となって、作り直しに来られる患者さんが

日本中から当院に集中する。


このブログでも数多く作り直し手術を紹介している。

耳そのものの形が平らであるのみでなく

場所まで異なった所に作られていたり。


すでに耳の一部が、消失していたり

全く無くなり傷だけが大きく残されていたりと。

再建するために必要な組織の破壊程度がそれぞれ様々なのだ。


しかし患者さんが求めるのは、正常な耳と言う共通点がある。


だから、症例により、全く別の手術法が必要となる。

しかし作り直し手術に関する論文報告はほとんどないのが現状だ。

すなわち困難すぎてむしろ不可能と、みなされていた分野だ。


だから、常に世界初の手術法を自分だけで、考え出さなければならない。



小耳症に対する耳再建手術そのものが

困難な手術なのだから、


ましてや、耳の作り直し手術は、

形成外科分野で、最も困難な手術である。


チャレンジの連続だ。


現在では

過去に、不幸な手術結果となった耳を作り直し、

初めて作られた耳よりも良い結果を出せるようになっている。



P1000014.jpg
Already operated at univercity hospital . Silastyc ear reconstruction.
かつて、某大学病院で、シリコンを移植されて作られた耳。
全く平らな耳だ。
P1000017.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
正常な耳の場所を赤で示す。
耳の場所が大きく間違っている。
P1000018.jpg
Dezign。
手術のデザインを示す。
P1000025.jpg
Silastic ear [left]and fabricated 3-dimensional costal cartirage frame [center].
左が摘出したシリコン耳。真ん中が、新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
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Skin flaps foamed.
皮弁形成した状態を示す。
P1000032.jpg
3-dimensional costal cartilage frame grafted under the skin flaps.
3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
正常な場所に凹凸のある耳が作り直されている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



P1000001.jpg
Lobole type microtia.
耳垂残存型小耳症。
P1000006.jpg
Normal anatomical position of the auricle in red.
解剖学的に正常な耳の場所を赤で示す。
P1000007.jpg
Design.
デザイン。
P1000008.jpg
Skin flaps foamed and skin pocket created.
皮弁形成および皮下ポケット作成。
P1000011.jpg
Fabricated 3-dimensional costal cartilage frame.
作成した3次元肋軟骨フレーム。
P1000012.jpg
3-dimensional costal cartilage frame grafted under the skin pocket.
3次元肋軟骨フレームを皮下ポケット内に移植した。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



今日は耳垂残存型小耳症の、

肋軟骨移植術だった。

園長先生が、午後から学会に出かけたために

手術の写真掲載は、明日になります。


明日は、また、小耳症の、「作り直し手術」が予定されているので

長時間手術となる予定です。


ですから、写真掲載は、遅くなります。


このように、当院では、週末が最もハードな手術日の連続となっています。
1.食の安全を脅かす事故米の流通。

2.後期高齢者医療制度という老人いじめ。

3、国民医療費削減のため国民負担を増やし病院崩壊を起こす。

4.新臨床研修医制度による医師不足

5、社会保険庁の組織的年金削減。

6、教育改革による学力低下。


これらの政治の間違った改革が、国民を不幸にしている。

とんでもないことばかりが、次々とニュースとなっている。


いったい今まで、自民党と公明党が与党として行ってきたことはなんだったのか?

国民の一人としてうんざりしているのは私だけだろうか?
新臨床研修医制度なるものを厚生省が作ったがゆえに

地方大学医学部を卒業した医師の卵たちは

卒業した後、関東の大都会の病院へ集中してしまうため、

なんと地方医療の最後の砦だった地方大学の医学部付属病院においても

医師不足となっている。


大学病院の医師不足となっているところは、

大学病院数の、80パーセントと言うから恐ろしいことになった。


大学病院から医師を、地方病院へ派遣していたのだから

大学病院の医師不足では、地方病院へ医師を送れるはずもない。


こうなったのだから、医療費の削減も手伝って、

地方の病院はつぶれてゆくことになった。

制度の改悪そのものである。


馬鹿な制度を作った張本人を国民の前に出して、謝罪させる必要がある。

責任を取らせないから次から次に、国民が困ることを国が行ってきた。


医師とて人間。

自由に行きたい所へ、行ってよいと言われれば

わざわざ、不便な、田舎へ行きたいと言う人物は少ない。

便利な都会で、文化的な生活をしたいのは誰もが望むところだ。


人手不足の病院へ行けば、殺人的に忙しくなるだけで

責任は重く、過労死寸前に疲労していても失敗は許されない仕事なのだが

給料は報われない。


30年前は、医学部定員の女医の割合は10パーセント以下だったが

今は、40パーセントだ。


女医は結婚を機に、職場を離れざるを得ない。

だから、労働力にして男性医師の0.5人が女医と言う計算となる。


30年前の2倍の卒業生の数となったが、医師不足がひどくなったのだ。


自民党と公明党が、このような馬鹿な制度を作ったのだ。