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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

午前中は、小耳症退院の患者さんを1名診察した後

局所麻酔の手術を行って

病室の小耳症患者さんたちの包帯交換を行った。

抜糸の患者さんが多かったために時間がかかり

終了したら、すでに12時半。


あわてて弁当屋に弁当を買いに行った。

食べ終わると共に

すぐに午後の外来の時間となった。


小耳症の術前検査の患者さんを2名診察後

初診の患者さんを診察。

説明時間を要して2時間。

そのほかに小耳症再診の患者さんを数名診察して終わりかと思ったら


数年ぶりにこられた患者さんがいた。またまた初診と同じような説明が必要となり

疲労困憊していても、更に説明に、時間がかかった。


来週は、アメリカ形成外科学会がシカゴである。

私は、そこで3時間の「小耳症治療」の、教育コースを講演しなければならない。

外来終了後に、ばたばたと、原稿をチェックしていたら

既に夜8時半。

とにかく

11月1日の外来は行ってから

11月2日の日曜日には成田発でシカゴへ飛び、

11月6日の木曜日に帰国予定だ。


明日の耳立て手術を行って、手術は終了して、今週はアメリカの学会準備となる。


シカゴは、寒いそうだ。


今日は秋らしいさわやかな日本晴れ。
私はクリニック関係で本八幡の銀行に用があったので、行ってきました。
駅めがけて自転車をこいでいると、たくさんのおば様たちがやはり駅を目指しています。
その中に、不思議なおば様が・・・?
天気がいいのに自転車に雨傘くくり付けて乗っている・・・?

あ、日差しよけですね。
でも、こんなさわやかな青空の天気なのに、黒い雨傘が、
それも自転車にくくり付けてあるのはいかにも不思議。

でもでも
そういう私も春になれば、いくらホカホカと暖かい春の晴れた日でも、
雨合羽着て帽子もかぶり、マスクしてるから、
きっと他の人から見たら同じように見えているでしょうね。

そういえば先日
○先生は、手術の合間に医局で書類書きなどお願いしようとした時に、
やおら院長のベッドの上に4つんばいになり、
なにやら奇声を上げ始めました。
私はびっくり仰天し、
○先生、原始に帰っちゃったのか!
ついに飛んで行っちゃったのかと驚いたのですが、
これが噂のスロートレーニングだったのですね。
先生手術でさぞお疲れで、ストレッチして気分転換をと言うつもりだったようですが、
私としては見てはならないものを見てしまい、
非常に気まずい思いをしたのでした。

このように自分では必然があり、当然としてやっていることでも、
他の人からみれば摩訶不思議な出来事は案外多い。

も少し周囲の目を気にするべきか、
はたまた自分の流儀を貫くべきか、
どう生きるべきかと深く考えたことでした。