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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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5月15日耳垂残存型小耳症術前。
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デザインの完成。
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作成した、3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成と、皮下ポケットを作成した。
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皮下に3次元肋軟骨フレームを移植した。

そして本日、11月14日を迎えた。
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本日の術前。
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耳立て手術のデザイン。
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肋軟骨ブロックを作成した。頭から薄い皮膚を採取した。
頭から生きた。血管膜を起こした。
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耳と頭の間に肋軟骨ブロックを移植した耳を立てて
耳の後ろを頭から起こした生きた血管膜でカバーした
この操作により、肋軟骨ブロックを生かすことが出来、
耳の後ろから血行の補強を行う。
更にその上に、頭から採皮した薄い皮膚を移植した。
本当に耳が立っている。
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前から見て耳が立った事がわかる。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



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耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべきところを赤で示す。P1000175.jpg
デザインが完成。
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3次元肋軟骨フレームを作成した。
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皮弁形成と皮下ポケットを作成した。
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3次元肋軟骨フレームを皮ポケットに移植した。