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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

平成17年3月19日から3月23日

インドのムンバイで、第9回アジア太平洋形成外科学会IPRAS APSがあった。

3月23日、私は「小耳症の2ステージ手術」についての招待講演を行った。

会場は、タージマハールホテルだった。

私はそのホテルに宿泊していた。

その名前が、示すように

まるで宮殿のような海辺の立派なホテルだった。


そして今年、このホテルを含めムンバイのいくつかのホテルで

同時テロ事件がおき、

多数の死者を出している。


ムンバイの他のホテルでも日本人が一人犠牲となり

本日成田空港へ無言の帰国をしている。


タージマハールホテルに立てこもったテロリスト達は

今日になってようやく、最後に鎮圧された。


ニュースによれば、

ホテルの外には割れた硝子のおびただしい破片が

散らばっていた。

大広間のロビーも破壊されていた。

事件の真っ只中の時には、上層階で火事も起きていた。


私の記憶に残るあの美しいホテルが、相当破壊されてしまっている。

残念なことだ。


それにしても、経済発展の著しいインドでは

貧富の差が大きくなっている。

貧しいイスラム教徒にとって、

比較的豊かなヒンズー教徒への不満が蓄積されている。


あのホテルに泊まった経験のある私にとっては、

ぞっとするテロ事件だ。


ホテルの中にあった日本料理店には、学会の間中、毎回食事に行ったものだ。

そこの店長ともいろいろと、日本の話をした記憶がよみがえってくる。

ニュースによると、無事だったようで何よりだ。


さすがに今週は、ハードな小耳症手術が続き、

私も園長先生も疲労困憊。

息も絶え絶えと言う状態。


それでも小耳症患者さんの退院診察、

耳が完成して喜んで退院できる患者さんを診るときは

喜びの時だ。