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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

明けまして、おめでとうございます。
実を言えば昨年の正月は「ノロウイルス」にやられた直後で、ずっとパジャマで過ごしていた。
生まれて始めて救急車で運ばれて行ったものだから、そのショックも大きくて、
外見も気持ちもすっかりばあ様になったようだった。
で、息子たちから「今年は救急車には乗らないように」と釘を刺されていたのだが、
なんとか無事に新年を迎えることができ、やれやれと思っている。

もともとお正月は大嫌いなので、おせちも初詣も関係ないのだが、
ただ毎年気に入りのカレンダーを自分で買ってかけ代えるのが、唯一の新年らしいことだ。
今年は藤井英男さんの「岬のある風景」で、
イタリアやスペインの風景が、いかにも異国ふうで気にいっている。

昨年は年越しそばも「年越しちゃった蕎麦」になったが、
今年はちゃんと年越し蕎麦にしようと思ったので、12月29日に医局の冷蔵庫に入れておいた。
我が家の年越し蕎麦は出雲そばで、毎年田舎から送ってくれる。
たくさんあったので、
院長は、明日少し味見をするのかな、と、蕎麦の出汁を作っておいた。

今年は31日も仕事に出る予定で、
(去年もそのつもりだったが、ノロウイルスで、死にかけてた)
31日にクリニックへ行き、
さあ、今日のお昼は年越し蕎麦だと思って冷蔵庫を開けたら、
「ない!」

「ねえ、そば、食べちゃったの?」と聞いたら、
「食べた!」と・・・
しまった、忘れてた。院長は、あるだけ食べちゃう人だった。
蕎麦は6人前、あったのだった。
いよいよ2008年という時は過ぎ去り、過去となった。

ついに、2009年が始まる。

しかし2008年が、基礎となって2009年が継続している。


2008年度中の多くの計画的な下済みや経験が多ければ多いほど

2009年のための積み上げの基となる。


2008年は不可能だったことが、その下積みの上に立って

初めて、2009年度には可能になる。


進歩のやり方を、悟っている人と、悟っていない人とでは、

時がたつほど大きな差がつく。


進歩のやり方は、30代前半までに獲得している場合がほとんどだ。

その時期までにそれを学び取った人は、

10年先を見越した計画的な経験が、正しい方向で無駄なく積み上げていける。

その経験から次の法則を勝ち取れるので、

高い段階を登ることが出来る。


すると、死ぬまで成長していける。

成長している人は、いつまでも若い。

柔らか頭だから。


2009年、新たな年を、環境に適応して、

もっと柔軟に生きるようになろう。