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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日の5日は、仕事始めの外来日となったので

外来が非常に込み合った。


まず午前中は、病室入院中の小耳症患者さん達の包帯交換。

明日の小耳症手術予定患者さんが入院。


午後から外来となった。


小耳症の術前検査の患者さんが5名

合指症の術前検査の患者さんが1名

結節性硬化症の術前検査の患者さんが1名

顔面の、しわ取り希望の術前検査の患者さんが1名


術前検査の患者さんだけで計8名だった。

本日の看護士Sさんは、里帰りしていた北海道から帰って間もないが、

外来担当となった今日は、忙しかった。


それぞれに、ご家族の方たちがついて来られているので、

外来が込み合いすぎて、待合室のいすに座りきれない状態となってしまった。


それでも何とか術前検査を終えて、そのほかに数名の

術前や術後の経過観察中の

再来小耳症患者さんたちの外来診察を終了したと思ったら、

すぐに4時半となった。

明るかったのに、もう夕暮れとなっている。


毎年、仕事始めは忙しい。

2008年度の、永田小耳症形成外科クリニックでの

小耳症に対する耳介再建手術は、135件。


そのうち、他医療施設ですでに行われていたものの不幸な結果となり

再々建手術(やり直し)が、24件。


上記とは別に、外傷性耳介再建術 、埋没耳、スタール耳、耳垂欠損症、などが8件。

その他、4件

総計の耳介再建術は、147件となった。