
2008年6月13日耳垂残存型小耳症、術前。

耳があるべき場所を、赤で示す。

手術デザイン。

皮弁形成および皮下ポケット作成。

3次元肋軟骨フレーム作成。

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットの下へ移植。

そして、1月13日。耳立て手術の日を迎えた。

耳立て手術のデザイン。

耳を後ろから支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成した。
それを生かすために、耳の後ろを生きた血管膜でカバーする必要があるので
頭から、血管膜を起こした。
その上に、移植するための薄い皮膚を頭から採取した。

耳が立っていることがわかる。

耳を前から見ても立っていることがわかる。
耳の腫れは、入院中に引いてゆく。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。