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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

1月17日、土曜日。

今日は、小耳症退院の患者さんが1名。


次の半年後の手術を予約されて退院された。

午前中は、小耳症術後経過を見る患者さんが、数名来院された。


その後、小耳症入院患者さんたちの包帯交換を行った。

その後外来で再び、小耳症再来患者さんたちを数名診察した。


午後からは、また数名の再診患者さんを診察した。


その後、小耳症の新患の患者さんが3名来られたので、

2時間ほどかけて、3名の方同時に、小耳症の治療法の説明を行った。

3名とも手術予約をお決めになって帰られた。


更に、大学病院で、手術を受けたものの

不幸な結果となった患者さんが来られ、

手術予約を入れてお帰りになった。


気がつけば、あっという間に夕方5時となっている。


やはり、土曜日の外来は、忙しい。
社会通念にとらわれすぎていると、

本当に自分のやりたいことが実行できず、

自分に本当の心の満足が得られず

いつまで経過しても、不平不満ばかりが蓄積されていく。

そんな人たちを、数多く見てきた。


「世の中ではこうあるべき、と言われているから」とか

「こんなことでは親が嘆くだろう」とか、

「人からそんな事をしてはいけないと言われた」から

ということで、他人の目ばかりを気にして

自分が本当にやりたかったことを、よく考えもせずに中止し

一般的な常識化したところへ自分をわざと、おい込んでいくことで

それが正しいと信じ込んでいる人達が多い。


その結果、せっかく伸びる芽があったとしても、

その芽を自分自身で摘み取ってしまうので、

自分が予想していた将来よりもはるかに、常識的レベル以下の結果となって

結局、何も得られず、後で不平不満だらけとなってしまう。


「自分がいると言う実感が感じられる仕事がしたい。」とか、

「もっとお金がほしい」とか、

ずっと不満を言う人がいる。が、

それならば、果たしてその人がどのくらい自分を磨いているのだろうか?


周囲の同じ仕事をしている人たちより

際立ってその人で無ければ出来ないような能力を示すことが出来ているのだろうか?


もし、その人がいなくても、別の人で簡単に代用できるようならば

その人は、普通の能力しかないことになる。


「お金がほしい」と言っている人は、普通の人だ。

そんな普通の人には、不思議とお金は入らないものだ。


逆にお金に固守しない人は、普通の人ではない。

お金を度外視して、やりたいことをやり続け、

通常の人が出来ないことをやれるようになった異常な人こそ

結果としてお金が入っている。


「普通の幸せがほしい」とばかり言っている人には幸せは来ないものだ。

自分のための幸せばかり考えている人に、幸せが来るはずがない。

なぜなら他人の幸せの事を考えられないからだ。

普通の幸せと言う発想自体が俗世間にとらわれている。


そんな人が、普通の人と、たとえ結婚したとしても、必ず同様に

普通に飽き足りなくなって不平不満を述べ、大喧嘩となり

結局破局する。


自分に忠実で、社会通念を気にしなかった人は、

人から何といわれようと、自分を信じて実行できるので

長い目で見ると、結局認められて幸せをつかんでいる。

そんな人こそ永遠の幸福を得られている。