fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

私が、パリのモンマルトルで、ギター片手に歌った曲。

ずっと昔からギターを弾きながら歌ってきた曲。

大学時代、初めて、ギターを手にして覚えた曲。、

それが、「アダモ」が作曲したシャンソンだった。

原曲はもちろんフランス語だ。

日本語訳が、「岩谷時子」。

この日本語訳が気に入っていた。



今日、何気なく、インターネットの You Tube で、 

布施明の歌う「サントヮマミー」を、発見した。

聞いていて、日本語訳がしみてきた。

河合奈保子が歌うサントヮマミーもあった。



  二人の恋は・・・・終わったのね・・・・・

      許してさえ・・・・ くれないあなた・・・・

       さようならと・・・・ 顔も見ないで・・・・・

        去って行った・・・・ 男の心・・・・  

    楽しい・・・・・ 夢のような・・・・・ 

      あの頃を ・・・・思い出せば・・・・  

        サントワマミー ・・・・悲しくて・・・・・

         目の前が・・・・ 暗くなる・・・・

           サントワマミー・・・・・・・・・・・・・
    


       ららら・・・・・・ららら・・・・・・


      

      町に出れば・・・・男が誘い・・・・

         ただ意味無く・・・・ つきまとうけど・・・・

           この私が・・・・ 行き着くとこは・・・・

              あなたの胸・・・・ ほかにないのよ・・・・・

     風のように ・・・・・ 大空を・・・・・・・・

         さまよう・・・・・ 恋・・・・・・

            サントヮマミー ・・・・・悲しくて・・・・・・

                目の前が・・・・・ 暗くなる・・・・・・・・

                    サントヮーマミー・・・・  サントヮーマミー・・・・・



  布施明と、河合奈保子の歌う「サントヮマミー」一度聞いてみて感想を聞かせてくださいネ。
今から40年後、50年後の日本はどうなっているのだろうか?

今30歳の人が、70歳、80歳となった時、

どのような日本で生活しているのだろうか?

未来を占うひとつの指標が、人口動態の予測と重なる。



日本の人口は、もはや、出生率の低下で、減少に転じた。


もともと明治初期は、4000万人くらいだった日本の人口は

この100年は増加を続けて

2006年には1億2000万人を突破した。

明治時代の3倍だ。


その後は、人口は減少の一途をたどり

2050年を超えると1億人を切る事になる。


人口が増加していた時には、15歳以上65歳以下の生産人口が多いので

老人を、直接税で支えることが出来た。


しかし、人口が減少する時には

生産人口が減り、相対的に老人人口が増加するので

直接税だけで老人を支えることが不可能となる。

だから、老人からも広く薄く税金を徴収する必要が出てくる。

そのために、間接税である消費税の増税がどうしても必要となってくる。


具体的に言えば、今から40年後は、現在30歳の人達が70歳となっている。

その時は、日本の人口は1億人を切っている。


消費税は50パーセントを超えている。

物を買うときに、2倍のお金を出す必要があるということだ。

恐怖の一言だ。

不動産はあまるので、不動産価格は、どんどん下がっていくことになる。

生産力は低下するので、税収は下がる。

国力は落ちていく。

現在65歳以上の人口は20パーセント。

今30歳の人が80歳となる50年後は、65歳以上の人の割合が40パーセントとなる。

すなわち、50年後の日本は老人だらけの社会となっている。

その時、人口は8500万人となっている。

国力が落ちて、

つらい老人生活となっている可能性が大きい。

その間に、戦争や大災害が起きれば、

もっと悲惨な事が待ち受ける。


これを防ぐためには、海外から、多くの若い労働力となる人達を、

アメリカやヨーロッパ諸国のように

一定人数、常に、日本の中に、受け入れる必要がある。

政策転換が必要な時だ。





本日は、税理士の方が来ていた。

いつも毎月1回来てもらっている。


税理士の方の話では、

例外なく、どの業種でも、売上額が急激に落ち込んでいるとの事だ。

税理士の人が見るのは、はっきりとした数字だ。

不動産業をはじめ飲食業、運送業、など、厳しくなっている。

銀行からのつなぎ融資を受けることが出来ず、今年で廃業となるところが多いそうだ。

世界不況の波が忍び寄ってきていることが、数字の上ではっきりと出ていると言う。


例外なく、医療機関でも、同様となっているとの事。

一昨年と比較して、内科のクリニックや、

通常の病院であっても、公立病院でも、急激な減少となっているそうだ。


もちろん国の政策で、昨年度、医療機関では、保険点数を削られているので、

その分の減少が、もともと起きるが、

更に、それに輪をかけて減少しているという。


という事は、患者さんが、

軽症では、病院へかかることを、ひかえているという事にもなる。

軽症を放置すれば、重症になる可能性が大きい。


それほど経済状況は、悪化しているので、国民は苦しんでいる。

とにかく倒産が増えると、失業者が増し、生活保護を受ける人が増加するので

税収は下がるのに、国家財政すなわち福祉財源は、ますます困窮する。

この景気の悪化は、経済予測によると、2010年まで続くという。


すなわち、アメリカの不動産価格が、底を打つのが2010年ということらしい。

少なくとも、今年は昨年よりも厳しい年となる予測だ。

国は、今年や来年の経済危機を改善するために大金の埋蔵金を拠出せざるを得ない。

埋蔵金はすぐ底を突く。その後は、ますます税収が減少しているから

福祉へ投入するお金が枯渇する。

だから、政府はどうしても、2011年から、消費税増税導入を

今のうちから担保として決定しておきたい所だ。

その裏打ち無しに、今年の経済対策が取れないのだ。


税理士の方も、倒産されると、税理士としての仕事が減り、困ると言っていた。

あらゆる業種が、関連して落ち込みを見せている。

ぞっとする話だ。


いずれにしても、他の業種と同じように、

今年も、ますます、医療機関の倒産が予想されている。

ベット数に全く余裕が無くなれば、

さらに、救急車のたらいまわし問題が増加することになる。

今年もまた、病院たらいまわしでの死亡ニュースがますます増えて来るだろう。


恒久的福祉財源が無ければ、医療崩壊どころか、無医村どころか、無医国となる。

そうなってからでは、医療の復活は困難となってしまう。






この冬は、インフルエンザが大流行している。

つい先日も、そのニュースが流れたばかりだ。


明日手術の予定だった小耳症の患者さんが

インフルエンザで高熱を出してしまったために、

明日の手術が中止となった。


今年の冬は、インフルエンザが、はやっている。

予防注射をしていても、かかっている人が多い。

予防注射は、予測しているものと種類が異なるインフルエンザには

効力がないために、かかっている。

今年、国が予想していたインフルエンザ予想種類は、はずれだったという事だ。


永田小耳症形成外科クリニックの小耳症手術の患者さんは

10日ほど前に、手術のための術前検査を行い手術の前日に入院となる。


みんなが日本中の遠隔地から来られている方ばかりなので、

明日の手術が突然空いたからといって

、他の早く手術をしたい、と、待たれている患者さんに、突然差し替えることが出来ない。


小耳症入院中の患者さんをお見舞いに来られる家族の方にも

風邪を引いた場合には、お見舞いを中止していただいている。

入院中の患者さん達に、うつらないようにするためだ。


明日の手術がなくなっても、園長先生には、来てもらって、

先週の、小耳症手術の写真を入力してもらうことになっている。