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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

国の中心である霞ヶ関の常識は、日本国民からすると非常識だと言われてきた。

同様に

「日本の常識は世界の非常識」と、言われてきた。


最初、私は、なかなかこの意味がわからなかった。

むしろ、日本国の中にいて生活するのだから、世界を知ることなど必要もないと思っていた。

だから、日本の何が非常識なのかも、わからなくて当然だった。


そのうち、小耳症治療法の新たな方法を開発し、

論文を世界へ出した後、

思いがけないほど、世界中からの大反響があり、

毎年毎年、複数の国の形成外科学会から招待講演を依頼されるようになった。

要望に答えて世界各国を教育することになってしまった。

イヤでも断れなくなってしまった。

それまでは、旅行の目的だけで、海外旅行など全くしたことも無かったのだ。


が、学問の進歩のために、学会活動を行うようになった。

その活動の一環で訪れた国は


フランス、イタリア、スペイン、オランダ、オーストリア、ドイツ、イギリス

カナダ、アメリカ、メキシコ、チュニジア、フィリッピン、オーストラリア、クエート、韓国、台湾など

それぞれ複数回訪れた国も多い。


ただ買い物をするだけの一時的な観光旅行と違って、

現地の、形成外科医や、小耳症の患者さん達との

濃厚なコミュニケーションを取っているために、

国による生活習慣、宗教、住環境などの常識が、全く異なっている事を

身にしみて感じさせられた。


その結果、「日本の常識は、世界の非常識」という事が

心の底から理解し、わかるようになった。

むしろ、日本の常識に埋没していることが間違いだったということが

随所にわかってきたことが多い。


皆さんも機会があれば

海外に積極的に出かけることをお勧めします。


日本は世界の中でほんの小さな国に過ぎなくて、

日本の常識が世界の非常識だということが必ず悟る時が来ます。

その時、初めて私が言っていることが、身にしみて、肌で理解できるようになるかもしれません。

井の中の蛙だったことに気がついて、はっと、するかもしれません。


今、私が言っていることが変だ、と仮に思ってもらっていてもかまいません。

でも、将来、海外に出てみて、身にしみて理解できるようになるかもしれません。

その時は、このブログが存在していた時には

なるほどと、コメントでもくださいね。


アメリカ発のサブプライムローン問題が発端となり

世界大恐慌が起きた。

このことから、もはや、自由経済手技が間違いだとか

アメリカをお手本とする事は終わりだ、とかと、言う極論を述べる人達がいるが

本当だろうか?


では、何故サブプライムローンが悪かったのだろうか?


住宅を購入するためにはローンを組む場合がほとんどだ。

現金で買える人などほとんどいない。


ローンを組むためには、その人が返済できる条件がある。

購入価格の2割の頭金を持っていて、年収の5倍までなら

お金を借りることが出来るなどと、一定の規則が本来ある。

その範疇の人にだけローンが適応される。


しかも、もしその人が、病気や事故にあったとき

返済不可能な事態となった時のために

保証人を立てるか、保証人がいない場合には

生命保険に加入させるかという担保をとった上で

金融機関は、お金を貸すことで、健全な運営が出来る。


金融機関は、ローンに利子を含めてもらうことで利益を生む。

この利益を、預金者へ、それより低い利子として還元する、

これが本来の姿だ。


ところが、金融機関は、不動産の価格が上昇している場合、

もし、借り手がローンを払えなくなっても

差し押さえて転売する事で利益が出る。


とにかく多くの不動産を、多くの人に金を貸して販売すると

借り手が返せなくなろうと

不動産の値上がりの時代には、確実に多くの利益が出ることがわかっているために

担保を軽視してでも、誰にでもお金を貸したのだ。


しかも返済が始まった初期の何年かは

返済を少なく出来るという条件をつけたものだから、

われもわれもと、ローンを借りた人が増加した。


またこれに乗じて、金融機関は、担保が無くても、

書類に偽造までしてお金を貸しまくったのだった。

すなわち、ローンの返済能力がない人にまでわざとお金を貸したのだった。


しかし、何年か経過した後は、月々の返済額が急に増加する。

その時点で、まず第1段階として、返せなくなった場合は

家を差し押さえて、不動産を転売し始めた。


初期の頃は、転売すれば、不動産価格が上昇していたので

銀行は、利益を出せていた。

が、そのうち、不動産価格の急落となり、

返済出来なくなった場合は、転売すれば赤字となってしまったのだ。

だから、銀行は、バタバタと、つぶれる寸前になってきた。

すると、銀行は、優良な企業にお金を貸すことすら出来なくなった。


これが、何故、アメリカのみの銀行に、留まらなかったのかと言うと、

ここが大問題だった。


住宅ローンのみでなく、車のローンや、電化製品のローンなど、

ありとあらゆるローンをごっちゃ混ぜとしたローンの中に組み込んで

いいお金の投資方法として世界中の金融機関に売り込んだのだった。


世界中の、金余り現象で、投資の場所を、投資家は捜し求めていたのだから

アメリカが売り込んだ投資のチャンスは、絶好の投資場所と見えたのだった。


不動産を除くローンは、比較的順調な安全性の高い状態だった。

あまりにも多くの種類のローンの中に

このような危険な不動産ローンが混じりこんでいても

その危険性に各国の金融機関が、気がつきにくくなっていたのだ。


見方を変えると、アメリカ金融機関が、巧妙に仕組んだ罠を

世界中に仕掛けたように見える。


すなわち、どこが悪かったのかということは、明白なのだ。

返せるはずがない人に、わざと、お金を貸した事が悪いのだ。

この点だけの修正を法制化すれば、今後は未然にこのような不況を起こさなくて済む。


また、だまされたヨーロッパをはじめとした金融機関も

今後は一つ一つを厳しく判定し、慎重な投資先を探すことになる。


金融とは別に

アメリカに、世界の最先端の科学論文が集積されていく間は

アメリカが、世界をリードしていくことは間違いない。

この点を忘れない事だ。


結局、世界中の金融機関から投資されたアメリカへの資金は

アメリカの中で消えてしまった。

すなわち、その巨額のお金が、アメリカのどこかへ存在しているということだ。

おそらく、まわりまわって

アメリカの戦費へ消えていった。

すなわち、アメリカの軍事費として消費されたと考えられるというのは

考えすぎだろうか?
ついに、アメリカでは前代未聞の200万人を超える聴衆の前で

バラク・フセイン。オバマ氏の第44代大統領としての就任演説があり

新政権が発足した。

私はリアルタイムで日本時間の夜中2時、CNNの放送を見ていた。


今回は、あらゆる意味で歴史的な就任式となった。

世界中が興奮と共に新大統領の新たな変革の政治に期待している。


就任演説でオバマ大統領は、

今後、世界との対話と協調を述べ、

これまでの子供じみた政策から大人への変革を行うと述べた。

富める者から、貧困層への再配分が必要と述べた。

このことでアメリカの医療崩壊を立て直し、社会保障充実、を述べた。

現在は国民の18パーセントが医療保険に入っていない

という事を解決するとことにも触れている。


新たな時代の到来を期待して

これまでに無く世界が、この就任式を注目し、放送を見ていた。


オバマ大統領にとっては、この経済危機打開問題から始まり

各国との協調による関係改善に向かうだろう。


新大統領が、ケニアの黒人の血が混じった大統領であることで

アフリカ諸国にも希望の光がさしている。

人種差別がまかり通っているアメリカにも、変革が求められる時が来た。

オバマ氏の父親の時代は、黒人は白人と同じレストランで食事が出来なかったのだから、

大変革である。


中東でも、スペインや中国など、今まで関係がギクシャクしていた国までもが

今後アメリカとの関係改善を期待する声が多い。

世界に希望を与える新大統領に期待する.


昨年秋に、私はシカゴで、アメリカ形成外科学会の

小耳症インストラクショナルコースを行い終わって

ホテルへ帰ってきた時、まさに、オバマ大統領が大統領選挙に当選、

私が泊まっていた同じホテルにオバマ氏が、当選結果を待って滞在しており

勝利が確実になった時、オバマ氏がそのホテルの

広い大空間のロビーに姿を現したのだった。

同ホテルのロビーでは手を振るオバマ氏に気がついたアメリカ人が

大興奮で大熱狂の大騒ぎとなっていた。


その日の夜は、シカゴでの大統領勝利宣言演説を行っていた記念すべき日だった。

そんな日に、あの広大なアメリカの中で、

年に一度のアメリカ形成外科学会が、たまたま、シカゴで開催され、

そのシカゴが、オバマ氏の、政治基盤の出身地であり、

私が小耳症インストラクショナルコースを行った日が、

長い大統領選挙の最終決着の日と合致した日となり、

シカゴの同じホテルで、その記念すべき時間に、

あまりにも偶然に、奇跡的とも言える遭遇となった幸運もあり、

ますます、オバマ氏を、私は応援している。


振り返ると、私には、このような、通常では起こりえないような

世界的に、

あまりにも奇跡的な出来事や、出会いが、数多く起き続けてきた。


自分が、形成外科医師として小耳症手術法を開発し

国際的な教育講演を行うようになったという特殊な運命だけでなく、

他の形成外科分野の世界的第一人者同士との固い絆が

国際的に築き上げられてきて、

それぞれが治療困難な患者さんのために

科学的知識の相互国際協力を行える関係となり

各国間における、形成外科医師との交流を通じて

各国の政治事情や、経済状況が医療事情にも大きな影響をもたらしている事

を、実際に身を持って肌に感じるようになった。

それと共に、世界と、地球の狭さを感じるようになった。


世界のために、各分野の人達が、大きな心を持ち、それぞれが力を発揮できれば、

必ず、すばらしい世界が広がりを見せることになるはずだ。