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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

永田小耳症形成外科クリニックに、2008年度にかかられた

小耳症患者さんの出身地は次のようになっている。


秋田県、山形県、福島県、
茨城県、栃木県、群馬県、
千葉県、埼玉県、東京都、
神奈川県、新潟県、福井県、
長野県、岐阜県、静岡県、
愛知県、滋賀県、京都府、
大阪府、奈良県、兵庫県、
和歌山県、鳥取県、島根県、
岡山県、広島県、山口県、
香川県、高知県、福岡県、
長崎県、大分県、鹿児島県、
沖縄県

など日本全国からとなっている。


そのほか、オーストラリア、香港、アメリカ、台湾など、

海外からの患者さんもいる。


だから、入院中の患者さんたちがいる病室では、

各地の方言が飛び交っている特殊な状況だ。
今日は土曜日

永田小耳症形成外科クリニックでは、外来診察日。

午前中は、小耳症の経過を見る患者さんが数名

小耳症、初診の患者さんが1名来院された。

その後は、病室に入院中の小耳症患者さんの消毒を行った。


午後からは、ある病院で昨年小耳症手術を行われたものの

不幸な結果となり、作り直しを希望される患者さんが来院された。

説明に2時間ほどかかった。

患者さんは、納得されて、作り直し手術の予約をされ、

病室の見学をしてお帰りになった。