月日の経つのは、早いもので、もはや、1月も残りあとわずかとなってきた。
本日も、小耳症手術を行ってあっという間に過ぎ去り、もう終わろうとしている。
永田小耳症形成外科医クリニックは、開業してから
もう4年目に突入して2ヶ月を過ぎた。
目を閉じると、本当にあらゆることが、夢のように過ぎてきた。
正に「光陰矢のごとし」。
今から3年も、あっという間に過ぎることだろう。
その時、当クリニックは、新たな段階へと、大きくステップアップする。
本日も、小耳症手術を行ってあっという間に過ぎ去り、もう終わろうとしている。
永田小耳症形成外科医クリニックは、開業してから
もう4年目に突入して2ヶ月を過ぎた。
目を閉じると、本当にあらゆることが、夢のように過ぎてきた。
正に「光陰矢のごとし」。
今から3年も、あっという間に過ぎることだろう。
その時、当クリニックは、新たな段階へと、大きくステップアップする。

2008年6月17日、耳垂残存型小耳症術前。

耳があるべき場所を赤で示す。

手術のデザイン。

皮弁形成および皮下ポケットの作成。

作成した3次元肋軟骨フレーム。

皮下ポケットの下に3次元肋軟骨フレームを移植したところ。

そして、2009年1月27日、耳立て手術日となった。
赤で示すのは浅側頭動脈の走行を示す。

耳立て手術のデザインを示す。

耳の後ろから支えて耳を立てるために、肋軟骨ブロックを作成した。
耳の後ろから、この肋軟骨ブロックで耳を立てておいて、
それを更に後ろから、生きた血管膜でカバーすることで
支えの肋軟骨ブロックを生かすばかりでなく、
耳の後ろをも含めてカバーすることで、
耳を頭からはがすことで低下した血行を増強する。
その血管膜の上に頭から薄く採取した皮膚を移植する。

手術後耳を頭側から見た所。耳が立っている。

耳を前から見た所。耳が本当に立っていることがわかる。
耳の腫れは血行が良いので入院中に引いてゆく。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。