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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

高層ビルが数多く立ち並び、

キラキラと太陽光を浴びて反射する。

正確に次々と到着しては発車する騒音の少ない電車。

おびただしい数の人々が、黙黙と通勤する。

大都会東京首都圏。


近代化されたクリーンな大都会。

なんでも手に入る便利な町。

無線の携帯電話が普及し、どこからでも連絡しあえる便利な時代。


しかし、ご近所付き合いとか、人情などという温かみのある付き合いとは程遠く。


全てが、仕事と、利潤のみでの付き合いの範疇に限定した関係という

都市特有の構造化された人間味を欠いた冷たい世界でもある。


かつて、みんなが貧しかった戦後の時代。

互いに助け合いで生きていた温かみある庶民の町だった。

電車でお年寄りを見ると、自然と快く席を譲り、いたわりの気持ちがあった。

法律など細かく決めなくても、人の心の社会常識で助け合い、

家族で老人をいたわり大家族で生活を見ていた。


しかし今、金のある家庭では、高額な老人ホームへと老人を入居させ

介護士という、他人任せの、老人ケアーという時代となった。


金が無ければ、老人が老人を見るという老老介護。

そして、一人きりの老人が増加した。


若者は、自分の生活をするだけで、精一杯の時代となっている。

下手をすると、新卒でも、職が見つからない。

自分の年老いた親の生活のことなどすっかり忘れてしまっている。


こんなに、見かけは近代的な町になったのにもかかわらず。

昨日よりも今日が、今日よりも明日が、貧しくなっていく。

未来への希望が描けない社会。


いくら、美しい超近代的な生活が営めても、お金だけの愛のない社会。

お金の切れ目が縁の切れ目の社会。

お金が無ければ、冷たい冬の路上で眠らなければならない社会。


救急患者が、医療崩壊で病院のベット不足の結果、たらいまわしとなり死んで行く社会。

美しい超高層ビルが冷たく光る社会となった。


このような冷たい格差社会にいつから変化して来たのか?

小泉改革でさらに、加速されてきた。


人の心から愛を奪い、お金のみが自己防衛手段となり

お金がなくなった時点で破滅する冷たい凍りついた社会。

愛がなくなった自然を消失した社会の中で、

古くなり傷ついた部分を修復できる生物の細胞活動をも無くしたように、

人々の心は、油の切れた機械のように関節部分から次々と崩壊していく。


近代化されればされるほど、一見美しい都市になればなる程、

法律が、こと細かく規定されるほど、融通性をなくし

人の心は失われ、愛が無くなっていく。


超近代化された便利で美しい首都圏となればなるほど、

心の底から凍りつく 信じる愛のない不幸な社会となっている。


愛という本質を忘れると、

結果的に、お金は、むしろ入らなくなる事に気がつかない

おろかな人が増えている。


そして、おろかな社会となっている。




国は、今年の3月までに、

失業者数が8万5000人新たに出ると予測している。

しかし、民間予測によると、40万人という予測が出ている。

これほど予測数が桁違いに異なるのは何故なのか?


車産業だけでなく、全ての電気メーカーも赤字転落となってきた。

あまりにも国の予測は、外れすぎだろう。


3月までの失業者数が40万人だとすれば、今年1年経過すると

160万人ということになる。

以前にこのブログでも書いた今年の失業者数予測が

150万人といわれている数と、ほぼ合致する。


経済危機で切羽つまった人々が急増し

タクシー強盗などの事件が増加していると新聞記事になっている。

雇用問題も、待ったなしの状況だ。


アメリカでも同様に失業者数が急増している。


オバマ新政権は、日本の年間国家予算に匹敵する額の景気対策を打ち出している。

日本の国会審議は、ねじれ減少のために、法案が通るまでに

時間がかかりすぎている。

現実の景気落下のスピードについていけない。


しかも、もともとの失業者数の予測数まで、桁違いに間違っているのだから、

まともな政策をたてることすら出来ないはずだ。




WHOが、「臓器移植は、その国の中で行われることが望ましい」。と発表した。

以前にも、このブログにも述べたように、

臓器移植を待つそれぞれの国における患者数が増加している。

患者さんは、どこの国の患者さんでも臓器をもらえるまで順番待ちをしている。


その国の患者さんを押しのけて、日本人が渡航して、臓器移植を受けているということは、

当然、その国の患者さんの順番待ちが更に遅れるということになる。

今、日本人の臓器移植を受け入れている国は

アメリカとドイツのみである。


最近アメリカは、海外からの臓器移植患者の受け入れを半分の数に減らした。

ドイツでも、ドイツ人の順番待ちの患者数が増加し、

「日本では、日本国内で、臓器移植をもっと数多く行えるようにすべきだ」

と、ドイツ人移植専門医師からの声が出ている。


特に日本では、15歳以下の心臓移植は出来ないことになっている。

15歳以下の子供が生き残るためには

現在のところ海外へ臓器移植を受けに行く道しかない。


しかし、アメリカや、ドイツ人にとっては

臓器移植を受けに日本からやってくる患者が多いことに対して

「臓器を金で買いに来る国」という悪い見え方となっている。

それらの国にとって日本は評判が悪い状況となっている。


実際に、これまで心臓移植を日本国内で受けた患者数は60例ほどで、

海外で移植を受けた日本人患者数は、90例を超えている。

アメリカで心臓移植を受けるためには、2億円かかる。

ドイツでは、4000万円かかる。

アメリカで臓器移植を行っている医師の中には、皮肉にも日本人医師もいる。

その有名な日本人医師が、日本で臓器移植手術を行いたくても

法律の壁のために子供の臓器移植が日本では禁止されている。


「本人の移植への同意が無ければ、移植できない」という日本の法律のために

日本では、移植の提供数が少なすぎることが原因となっている。


このような法律は、どこにもないとNHKで、放送していた。


この法律を、改正しようと法案が出ているが

一向に進展しない。


何故なのだろうか?

臓器移植医療をアメリカ並みに行うと、

膨大な医療費の増額が必要となる事が予想される。


ちなみに、アメリカで1年間に心臓移植されるのは、年間2000例となっている。


人口比率で考えれば日本では年間500例が行われても良い数となる。

今までの医療費でこれを補おうとすれば金額に換算すると

胃癌の摘出術が、5万人から10万人分ということになる。


このようになれば、国民負担を、相当増額せざるを得なくなることも事実であろう。

これまで政治家達は、得票を得るために

多くの人が必要とすることには関心を持ち動いてきた。

しかし、たった500名程度の数の人達のためには、積極的に動かない。

なぜなら得票に結びつかないからだ。


同様に、医療費を安くすると、得票に結びつくので、医療費削減を繰り返してきた。

しかしその削減額はもはや限界を超えて、

病院が数多く倒産するようになり、

今や、日本では医療崩壊がおきている。


医療を知らない素人の政治により、

あらゆる医療が崩壊した。


いずれにしても、国連のWHOが、「それぞれの国内で臓器移植を行うように」

という方針を打ち出してきたことで

少なくとも、臓器移植が必要な日本の子供達は、

待ったなしの状況となっている。