

バカンスの人々が集まる海辺。


白い砂浜を

天使と歩くファンタジー。

キラキラと波が打ち寄せ、

波の合間に
時々、魚がジャンプする。

人々の歓声が上がる中、


海沿いを歩いてゆくと、
喧噪から離れ,
並木道へ入る。


気がつけば
小高い公園が見えて来る。
緑にぐるりと囲まれる小さな公園。

「あの中で休もう」。と
上を指して導けば、天使がうなづく、
8角形の屋根がある素敵なドームの中で一休み。

青空の中で
天使と二人、

そよ風が心地良い。
蝶が、ひらひらと、蜜を求め
夢のごとく飛び交っている。
天使が微笑む。
耳を掠めるのは
静かな風の音のみ。
漂う天使の髪の香りに

倒れそうになる。
言葉など不要な世界。
話さずとも、心通ずるファンタジー。


天使と視線が、離れない。



左右の瞳を見詰め合う。
ファンタジーの中で
天使と共に
思わず
一つの影になる。

息が止まるひと時、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「フーーーッ」と、
妖艶なため息を漏らし、

横になった天子の瞳に映るのは、

青い空をバックに
覗き込む私。

天使の瞳の中で
私の髪もなびいている。。
ファンタジーの瞬間。
自由の女神が微笑む。

ファンタジーの始まりは
いつまでも
どこまでも
果てしなく・・・・・・
ほろ苦いコーヒーと共に。

ロマンチックな始まり、
ファンタジーのスタート。
色も、香りも、音も、
全てが一変する。


2008年6月27日。耳垂残存型小耳症術前。

術前デザイン。

作成した3次元肋軟骨フレーム。

皮弁形成および皮下ポケットの作成。

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
そして2009年2月5日となった。

耳が再建されている。浅側頭動脈の走行を示す。

耳立て手術のデザィンを示す。

頭から薄い皮膚を採取する。
頭から血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから耳を支えて立てるために新たに作成した肋軟骨ブロック。

耳を前から見た所。
耳が立っていることがわかる。

耳を上から見た所
頭と、ほぼ30度の角度で立っている事がわかる。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。