今日から3月だと言うのに、肌寒い。
そういえば先週の金曜日は雪もちらついて、寒かった。
2階の病室では子供たちが窓の外をながめ、
男の子たちは
「雪だるまを作りたい!」と口々に騒いでいる。
女の子達も目を輝かせ、
「雪を見たのは初めて・・・」と、沖縄からきた患者さん。
あの寒い中、美容の予約が入っていたため、
早めに外来に暖房をいれ、カルテを出し、準備をしているところへ、
○先生が手術室から現れた。
即、一声。
「事務長!弁当買ってきてください。」
「ヤです!外は寒い!」
「え~~!じゃあご飯ください。のり玉かけて食べるから」って、
自分も外へ行くのがヤなんじゃないの。
普段は私にご老体だのおばあさんだの言いたい放題のくせに、
この寒空に、弁当買いに外へ行かすのか。
敬愛の心はないのか。
仕方ないから診察後、何か食べられそうなものはないかと
医局の冷蔵庫を覗いていたら
一緒になって覗いてきて、
こらこら、勝手に他人のうちの冷蔵庫を覗いてはいけません。
さつま揚げとからし明太があったので、○先生喜んで、
まっしろごはんをてんこもりにして食べようとしている。
「先生、卵焼きは何味が好き?」
と聞くと
「塩味」ということで、
それなら院長直伝の卵焼きを作ってあげよう。
七味をいれてごま油で焼いたら美味しいよ。
ということで、できた卵焼きの皿を○先生のところへ運んで行ったら、
なんと!
でっかいさつま揚げが4枚、全部○先生の机に乗っかっている。
院長の晩のおかずが全部じゃないの。
「せんせ!全部ひとりで食べる気ですか!」と慌てて皿を取り上げると
「たくさんあるから良いかと思って」と言い訳をするから
「せんせ!からしめんたいはどうしたの!」と聞くと
「2切れしかないから、一切れにしときました」とのこと。
「少しあったら残して、たくさんあったら全部食べてもいいんですか!」と聞くと
「ブログねたを提供したんです。」とまた言い訳をするので、
今こうしてネタにしています。
そういえば先週の金曜日は雪もちらついて、寒かった。
2階の病室では子供たちが窓の外をながめ、
男の子たちは
「雪だるまを作りたい!」と口々に騒いでいる。
女の子達も目を輝かせ、
「雪を見たのは初めて・・・」と、沖縄からきた患者さん。
あの寒い中、美容の予約が入っていたため、
早めに外来に暖房をいれ、カルテを出し、準備をしているところへ、
○先生が手術室から現れた。
即、一声。
「事務長!弁当買ってきてください。」
「ヤです!外は寒い!」
「え~~!じゃあご飯ください。のり玉かけて食べるから」って、
自分も外へ行くのがヤなんじゃないの。
普段は私にご老体だのおばあさんだの言いたい放題のくせに、
この寒空に、弁当買いに外へ行かすのか。
敬愛の心はないのか。
仕方ないから診察後、何か食べられそうなものはないかと
医局の冷蔵庫を覗いていたら
一緒になって覗いてきて、
こらこら、勝手に他人のうちの冷蔵庫を覗いてはいけません。
さつま揚げとからし明太があったので、○先生喜んで、
まっしろごはんをてんこもりにして食べようとしている。
「先生、卵焼きは何味が好き?」
と聞くと
「塩味」ということで、
それなら院長直伝の卵焼きを作ってあげよう。
七味をいれてごま油で焼いたら美味しいよ。
ということで、できた卵焼きの皿を○先生のところへ運んで行ったら、
なんと!
でっかいさつま揚げが4枚、全部○先生の机に乗っかっている。
院長の晩のおかずが全部じゃないの。
「せんせ!全部ひとりで食べる気ですか!」と慌てて皿を取り上げると
「たくさんあるから良いかと思って」と言い訳をするから
「せんせ!からしめんたいはどうしたの!」と聞くと
「2切れしかないから、一切れにしときました」とのこと。
「少しあったら残して、たくさんあったら全部食べてもいいんですか!」と聞くと
「ブログねたを提供したんです。」とまた言い訳をするので、
今こうしてネタにしています。
細かな神経を使い、
細かな耳の再建手術を
この四半世紀も続けている。
その細かさが、
ことごとく結果に結びつく。
動物と異なる人間特有の創造性。
作り上げるという仕事は、
私の天性の想像力を、かきたてる仕事と強く感じている。
時に、
「小耳症手術ばかりで、あきが来ないのか?」
という形成外科医もいる。が、
私はあくまでも、小耳症手術の開発者として、
まだまだ
更に困難な
「作り直し」を求めてこられる患者さんのためにも
新技術を駆使し新たな世界へと導き続けなければならない。
まだまだ、私は、継続が必要と感じているのに
あきなど来るはずがない。
小耳症は術前の形態や、皮膚の表面積や、ローヘアーラインを伴う場合など、
それぞれが異なるので、
全く異なる手術をそれぞれオーダーメイドで必要となる分野だ。
むしろ、小耳症手術は
どの手術も同じだと感じている普通の形成外科医の方が
全くの勘違いをしている。
細かな耳の再建手術を
この四半世紀も続けている。
その細かさが、
ことごとく結果に結びつく。
動物と異なる人間特有の創造性。
作り上げるという仕事は、
私の天性の想像力を、かきたてる仕事と強く感じている。
時に、
「小耳症手術ばかりで、あきが来ないのか?」
という形成外科医もいる。が、
私はあくまでも、小耳症手術の開発者として、
まだまだ
更に困難な
「作り直し」を求めてこられる患者さんのためにも
新技術を駆使し新たな世界へと導き続けなければならない。
まだまだ、私は、継続が必要と感じているのに
あきなど来るはずがない。
小耳症は術前の形態や、皮膚の表面積や、ローヘアーラインを伴う場合など、
それぞれが異なるので、
全く異なる手術をそれぞれオーダーメイドで必要となる分野だ。
むしろ、小耳症手術は
どの手術も同じだと感じている普通の形成外科医の方が
全くの勘違いをしている。