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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

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本日の耳は、1年前に永田小耳症形成外科クリニックで

肋軟骨移植を行い、半年前に

アメリカのバージニア大学耳鼻科の

ジャスドーファー教授および、ケッサー教授による

聞こえの手術を受けている。

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耳立て手術のデザイン。

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2枚の血管膜を起こしたところ。
耳穴が深い所に見える。
耳穴の後ろ壁を延長してある。

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血管膜のうちの深い膜を耳の後ろへ移動したところ。
耳を起こした時に、耳穴の後ろの壁は、距離が不足するために薄く、ぺらぺらとなってしまう。
増設された外耳道後壁には、距離が不足し、穴が開いてしまうので、耳からの局所皮膚弁により
外耳壁後壁を延長形成した。
その耳穴の後ろ壁を補強するために、2枚目の血管膜でカバーした。
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その上に耳の後ろから、肋軟骨ブロックを移植して耳を立てたところ。
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肋軟骨ブロックと、耳全体を1枚目の血管膜でカバーし、その上に皮膚移植を行った。
耳を上から見た所、耳が立っている。
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耳を前から見た所。耳が立っている。
耳の腫れは入院中に引いてゆく。
とにかく、また、世界初の手術となった。
夢があって、はじめて生きる喜びがある。

明日に向かって大きな夢であればあるほど、それが実現した時は嬉しい。


逆に夢が全くなくなると、生きていてもつまらなくなる。


この10年間、日本では、毎年3万2000人を超える自殺者が出ていると

ニュースで放送されていた。

年間交通事故死亡者数の3倍もの人数となる。

この10年間で自殺者数は32万人にもなる。


それ以前は2万4000名ほどで推移していた。

年間自殺者のうち女性は8000名ほどだから、男性が圧倒的に多い。


ところが、夢破れての自殺ではなく、

経済的理由の自殺者が増加しているそうだ。

無職者の自殺死亡数がこの10年前よりも急に増加している。


なんとも悲しい世界大不況という現実がそこにある。

日本はGDP世界第2位の国家であるはずなのに、

経済的理由での自殺者が増加しているという。


医療の一端を担う者として

残念でならない。


自由経済の破綻が極端になっている。

人が作り上げた、どこかが間違ったシステムの中で、

気がつかなかった落とし穴に、突然引き込まれている。


人類は、まだ不完全な知恵しか持ち合わせていないのだろう。