
2007年10月18日。小耳症術前、耳があるべき場所を赤で示す。

術前のデザイン。

作成した3次元肋軟骨フレーム。

皮弁形成および皮下ポケット作成。

3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植した。
そして2009年3月10日の耳立て手術日を迎えた。

耳が再建されている。

耳立て手術のデザインを示す。

耳と頭との間に肋軟骨ブロックで支えて耳を立て
その後ろを頭から起こした生きた血管膜でカバーし、
移植肋軟骨を生かすばかりでなく耳の後ろからの血行増やし、
更にその血管膜の上に
頭からあらかじめ採取していた薄い皮膚を移植する。

耳を頭側から見た所。耳が立っている。

耳を斜め前から見た所、耳が立っている事がわかる。
その1
このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。
その2
このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。
耳介形成術による合併症
感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。