fc2ブログ

小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

P1000601.jpg
2009年3月13日。
京都地方のある大学病院で小耳症で6回もの手術を受けたが、
このように不幸な結果となっている。
耳の上の方は、皮膚移植がなされて色が異なり、髪の毛が生えている。
耳の後ろに異なる色の皮膚が、移植されており、その皮膚から陰毛が生えている。
しかも、耳は立っていない。
、再々建手術を行う事になった。
P1000602.jpg
本来の耳があるべき場所と大きさを赤で示している。
作られた耳の場所と大きさ共に異なっている。
P1000603.jpg
手術前のデザイン。
P1000605.jpg
左上は、新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
左下は、作られていた耳から摘出した移植されていた肋軟骨フレーム。
P1000606.jpg
皮弁形成を行い頭から血管膜を起こしたところ。
P1000607.jpg
耳があるべきところに、新たな3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
P1000608.jpg
皮膚の不足する部分は、
血管膜で、移植した3次元肋軟骨フレームをカバーして、移植肋軟骨を生かす。
P1000612.jpg
その血管膜の上に、頭から薄く採取した皮膚を移植したところ、
これで同じ色の耳が出来る。
半年以上おいてから、腫れが引いて耳の輪郭がはっきりしてから、
耳立て手術を行う予定。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



P1000591.jpg
3月12日小耳症術前。
福耳も存在する。
P1000592.jpg
正常な耳の場所と大きさを赤で示す。
P1000593.jpg
手術のデザインが出来たところ。
P1000594.jpg
不十分で不不完全な、耳の軟骨を摘出し、皮弁形成および皮下ポケット作成。
P1000597.jpg
新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
P1000598.jpg
3次元肋軟骨フレームを皮膚下ポケットに移植したところ。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。



今日のおとめ座の運勢は91点。

スランプ脱出できるかも。