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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

本日朝、北海道から耳の作り直し目的で入院されていた小耳症患者さんが、無事退院となった。

代わりに、明日の耳立て手術予定の患者さんが入院となった。

午前中に小耳症で入院中の患者さんたちの包帯交換を行った。

昼休みに日本野球チームがアメリカ野球チームに快勝したことを確認した。


午後からは、小耳症の患者さん3名の術前検査を行った。

うち1名は北陸地方のある大学病院で作られた耳の作り直しの患者さんだ。

他に経過観察中の患者さんを数名診察した。


そのあとで、中部地方のある大学病院で手術された小耳症患者さんの

作り直し目的の患者さんが来られて、手術を予約された。


あさって退院の予定の患者さんは3名いるが

そのうちの一人は、関東の病院で手術されたものの不幸な結果となって

作り直しをされた患者さん。

もう一人は、中部地方の大学病院で手術されたものの、作り直しを行った患者さんだ。


そのあと、外来に来られて診断書を書いた患者さんは、やはり関東の病院でかつて

シリコンを移植されて耳を作る手術をしたが結局、耳が消失し、

当クリニックで、作り直し手術を行った患者さんだった。


4月のはじめに耳の作り直しを行った患者さんの耳立て手術が予定されているが

その患者さんは、中国地方の大学病院でかつて手術されていたものの

不幸な結果となってしまった患者さんだった。


このように、永田小耳症形成外科クリニックでは、

かつて小耳症のために、耳を再建する手術を日本中のあらゆる地方で受けたものの

不幸な結果となられた方たちが

ますます、集まってこられている。


最近では小耳症の作り直しの患者さんが当クリニックへと急増するばかりとなっている。
WBCワールドベースボールクラシックで、

日本は9対4で野球が国技とも言えるアメリカに歴史的に快勝した。


お昼休みの時間に、勝った試合は、日本中が注目していたことだろう。

それを知っているはずの、イチローが、肝心な時に打ってくれた。


結局、決勝に残ったのは、韓国と日本だった。

明日の韓国戦は、まさかの5度目の対戦となる。


極東の2カ国が、現在、いかに強いか、ということを物語っている。


打力戦で上回る韓国に対して、

今日の日本チームの勢いなら、日本も、ほぼ互角の試合となるだろう。