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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

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2008年8月26日。耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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術前のデザイン。
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3次元肋軟骨フレームを作成したところ。
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皮弁形成および皮下ポケットを作成したところ。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
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そして、2009年3月26日を迎えた。
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耳立て手術のデザイン。
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頭からあらかじめ薄い皮膚を採取した。
頭から生きた血管膜を起こしたところ。
耳の後ろから支えて耳を立てるための肋軟骨ブロックを作成したところ。
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耳を上から見た所、耳が立っている。
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耳を前から見た所。耳が立っている。
耳の腫れは1ヶ月で引く。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。