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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

人と接していると、

時間を経れば経るほど、通常ならば、

その人が、次第に深く理解できるようになってくる。

では、どのくらい話せば大半が判明するようになるのだろうか?


同じことを、数名の前で、同じように話しても反応が異なる。


ある人は、すぐに理解できるので、次のステップへと話を進めることが出来るが

理解できない人は、同じ話を聞いているのに、チンプンカンプンなので、次に話が進まない。


そこで、次の段階へと話をしてみると、やはり、同じ人が同じような反応をする。

鈍い人はやはり鈍い反応をするし、

敏感な人は、敏感に反応する。


敏感な反応の人は、鈍い反応をする人を見て、

がっかりしてしまうばかりでなく、無駄な時間にも感じる。

鈍い人にはその場から去ってほしくなる。


3回目に同じ反応をすれば、間違いなく鋭敏な人か、鈍い人かが、わかる。


もう鈍い人と話す事自体が、無駄な事だと感じるようになる。

反応が早く、鋭敏だと感じる人とのみ、話が進むようになる。

ほぼ30分で、大きくは判明してくる。


30分話して、反応が良くて、

何らかのイメージと期待を抱かせる人がいる。

さらに話してみると、そのイメージどうりの事が、たまにある。


通常の人では理解できない感覚がわかってくれるだろう、というインスピレーション。

話してみると、インスピレーションどうり反応した人には、なにかほっとする。


言い換えると、

この人は、細かなことまで、素早く反応出来る人だろうと言うインスピレーション。

それが、ピリピリと伝わって来ると心地よくなる。


こちらの気持ちが、素早く理解できている。

そんな人は素早く的確に反応してくる。

だから、無駄なく会話が弾む、

理解できる者同士だから

どんどん先へ進むことが出来る。


さらに、趣味や嗜好まで一致していれば、同士と言ってもよくなる。


相手が異性で、好みのタイプの容姿であれば、

もはや、貴重な相手同士となる。

このような相手は探しても決して見つかるものではない。


まるで天使だから。




本日の手術予定だった小耳症の患者さんは

特殊な感染症にかかったために、

手術が延期となった。


だから今日は、まるっきり、やることがなくなった。

特に午後からは、医局は、私一人。

日曜日の状態だ。


手術日に手術をしないことなど

ほとんどありえなかったので

ちょっと、エネルギーを、もてあましている。
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2007年12月27日、術前。
耳の上半分が髪の毛が生えている重度のローヘアーラインの無耳症に近い状態。
耳があるべき場所を赤で示す。
従来法では、耳つくりが不可能な症例だ。
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手術デザイン。
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耳のあるべきところの頭から広めの皮膚を薄く採取した後
耳のあるべき場所で髪の毛の生えている毛根部分を切除した。
右に置いているのが切除した毛根部分。
頭から血管膜を起こした。
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血管膜を、皮下トンネルを作成し、耳のあるべきところから引きずり出したところ。
頭からあらかじめ取った皮膚を右上に置いて示している。
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作成した3次元肋軟骨フレームを示す。
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耳のあるべき場所へ3次元肋軟骨フレームを移植する。
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3次元肋軟骨フレームは、下半分は皮弁でカバーした。
上半分は、生きた血管膜でカバーした。
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血管膜の上には、あらかじめ頭から採取していた薄い皮膚でカバーした。

そして耳立て手術の日を迎えた。
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2009年3月27日。
髪の毛が生えない耳が再建されている。
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耳を後ろから支えて立てるために新たに肋軟骨ブロックを作成した。左に置いて示す。
2枚目の血管膜を起こしたところ。
あらかじめ、頭から薄い皮膚を採取した。
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耳の後ろの部分に穴が見える。
この穴は、真珠腫という腫瘍が存在したので摘出したあと出来た穴である。
この穴を縫合してふさいで、耳を立てる。
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耳が立っている。
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耳を後ろから見た所。
耳が立っている。
耳の腫れは、入院中に引く。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。