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小耳症(永田法)の軌跡と新たな出発

永田小耳症形成外科クリニックは、院長・永田悟医師の逝去にともない、令和4年1月に閉院いたしました。このブログと、永田法による小耳症手術は次世代に引き継がれ、現在も行われています。小耳症手術をご検討の方は、ぜひご覧ください。

誰も考えることのなかった世界で、

コカコーラの海ではない自分の海。


すなわち、

これまで見られなかった自分独自の顔を持つ事。

独自性、独創性が高ければ高いほど、

強烈なエネルギーを放ち、

一度それを知ると、決して忘れられられない。

それを知る前までの事が、全て無になってしまう。


強烈な個性と、その燃え滾るエネルギーが

周囲の人々の全てに影響を与え、

こんなすばらしい世界があったのだ、

と、人々の心を揺り動かす。


その影響は、強烈であればあるほど、次々に伝播する。

言葉や習慣が違った世界にまで

次々と伝播する。


そして世界は、変わるし、

変える事が出来る。
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2008年8月15日、耳垂残存型小耳症術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
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手術デザインを示す。
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3次元肋軟骨フレーム。
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皮弁形成および皮下ポケット作成。
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3次元肋軟骨フレームを皮下ポケットに移植したところ。
そして4月9日の耳立て手術日となった。
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4月9日、術前。
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術前のデザイン。
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頭から血管膜を起こしたところ。
頭から、あらかじめ薄い皮膚を採取している。
耳を支えて立てるための肋軟骨ブロックを作成。
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術直後の状態。
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耳が立っている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。