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永田小耳症形成外科クリニックと愉快な仲間たち

愉快な仲間たちの秘密の会話

5月6日、連休最終日。

小耳症患者さんが、無事退院となった。

代わりに明日の小耳症作り直し予定の患者さんが入院となった。


関東地方の某大学病院でいったん耳を作る手術を受けたが不幸な結果となって

作り直しを希望されて入院となった。


ますますこのような作り直しを希望されて当院へ日本中から

小耳症患者さんが集まってこられている。


最初から、当院で手術していれば

良かったのだが、・・・・・・・。

今日は5月5日。子供の日。

子供の日に入院中の小耳症の子供達は皆元気だ。


10歳過ぎたばかりの子供達ばかりなので、

皆、友達同士となる。

友達となるのは良いが

興奮して大騒ぎとなると

せっかく手術して再建した耳をぶつける危険性も増すから

要注意だ。


完全に傷が治りきっていないうちは

大事にするに越したことはない。


今日は連休の真っ只中。

しかし、本日当院では、小耳症の患者さんが1名無事退院となった。

その後、病室に入院中の小耳症患者さんたちの

包帯交換を行った。

抜糸の患者さんがいて、時間を要した。

終了時はすでにお昼となっていた。


皆元気だ。


外は、もう半袖でも かまわないくらい暖かな天候となっている。

早いものだ。

緑が目にしみる今日は緑の日。
年をとっても、ふけない人がいる。


40代後半になっても、まるで若い人がいる。

松田聖子がその代表格だ。


老人となっても老人と感じない人がいる。

黒柳哲子などは年齢不詳に見えるが、なんと75歳だ。


40代でも、まるで60代みたいに見える人もいる。


年を重ねれば重ねるほど、個人差が大きくなる。


健康で、規則正しい生活を積み重ね、正しい食生活はもちろん重要だ。

そして最も重要なことは、人生にやりがいを感じている個性ある人が多い。

自分の道を独自に歩める人。


そのような人は、迷うことなく、自信に満ちて、生きている実感に満ちている。

エネルギーが常にあふれているから、

いつまでも活気に満ちて若い。






永田小耳症形成外科クリニックも今日から連休後半。

昨日2名の女性の患者さんが退院され、なんと、女性はただ一人になってしまった。
昼間は面会のお母様方がおられても、それでも夜は圧倒的に男性ばかりだ。
キッズルームはまるで昼休みの男子校のようだ。
それも小学校。

最近は耳立て術の患者さんが多い。
つまり入院は2度目になる。
2回目の手術は、1回目が終わった退院のときに決めるので、
当然前回の顔ぶれと、同じになることが多い。
入院してきたと思ったら、もう混じってゲームをしている。

おかあさんがたも、お互い連絡を取り合っているらしく、
廊下や部屋のあちこちで、経過報告をされている。

なにせ1ヶ月一緒に暮らした仲なので、気心は知れていて、
それはいいのだが、
小学校の男子と言うものは、とにかく群れたがる。

何も言わないと、おなじ部屋で群れ、同じテーブルで群れ、同じベッドで群れたがる。
で、とにかく奇声を上げ、騒ぎ出す。

同室には、手術直後の患者さんも、大人の患者さんもおられるので、迷惑だ。
だから「他の部屋へは立ち入り禁止令」がでている。
しかしこれを無視するやからがいる。

妙に静かだ。
キッズルームにだれもいない。
2号室へいく。
だれもいない。
4号室へ行く。
だれもいない。
Mくんのベッドのカーテンが、ぴったり閉まっている。

カーテンをサッーと開けると、12この目が、一斉に私を見る。
目白押しってこの事ね。
壁際に一列に並んでゲーム機もって、床に座ってる。
どこにでも、もぐりこむやつ等だ。

2号室にいく。
なんだか混み合っている。4人部屋なのに、人数が、おおい。

キミキミ部屋が違うでしょ!キッズルームで遊びなさい。
その後ろで、ゆったり椅子に座って、漫画を読んでいるキミ、
君も部屋が違うでしょ。

「ばれたか・・」とすましているが、

最初からまるみえでしょ!

わたしの気分は幼稚園の先生だ。
放っておくとエスカレートして怪我をする。
せっかくの共同生活だ。
ルールを守って暮らす事を知るいい機会だ。
他の人の気持ちをおもいやり、 自分の権利を守るためにルールがある。

ちょっとは協力してくださいね。



今日は連休半ばの土曜日。

入院していた小耳症の患者さんが無事2名退院となった。


包帯交換は外来の合間に行うことが出来た。

入院中の患者さんたちは、皆順調だ。

小耳症手術前の患者さんや手術後の患者さんたちが

外来に経過観察のため数名来られた。


皆さん遠隔地から、はるばる来られている。

お帰りの歳にはくれぐれも気をつけて下さい。

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2008年9月19日、術前。
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耳があるべき場所を赤で示す。
髪の毛の生え際が耳にかかる。ローヘアーラインの症例。
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デザインは複雑になる。

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今ある不完全な耳は、ほっぺたにあるため平らにしなければならない。
これだけでも困難なことだ。
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新たに作成した3次元肋軟骨フレーム。
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頭からあらかじめ薄い皮膚を採取。耳のかかる毛根部を切除した。
血管膜を起こしたところ。
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3次元肋軟骨フレームを移植したところ。
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血管膜で移植肋軟骨をカバーして、生かす。
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血管膜の上に頭から採取していた薄い皮膚を移植した。
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2009年5月1日。耳立て手術の日を迎えた。
髪の毛が生えない耳が正しい場所に出来ている。
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耳立て手術のデザイン。
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頭から2枚目の血管膜を起こした。
頭から薄い皮膚を採取した。
耳を立てるための支えの肋軟骨ブロックを作った。
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耳が立っている。
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耳が立っている。

その1

このブログの写真は小耳症治療をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

小耳症手術による合併症
一過性の顔面神経麻痺 浅側頭動・静脈の血行不良による植皮の生着不良 感染、移植軟骨の露出 気胸 術後肺炎
縫合不全 ハゲ 床ずれ その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。


その2

このブログの写真は耳介形成術をご理解いただくために、参考資料として掲載させていただいています。
それぞれの症状によって、手術結果は異なりますのでご了承ください。

耳介形成術による合併症
 感染、 縫合不全 その他
上記のような合併症が生じた場合は、症状に応じて対処致します。場合によっては再手術を行う可能性もあります。